ダメジン
監督:三木聡
出演:佐藤隆太、緋田康人、温水洋一、市川実日子、篠井英介
時間:1h38

 近所のミニシアターで見てきました。
 その日一番遅い回で見たのですが、帰宅前に立ち寄ったと思われるサラリーマン風の男性や、デートの一環として映画館に来ているカップルなどを中心に、全90席あるミニシアターの七割ほどがうまっていました。
 映画業界の裏側などに関する知識が全く無いので、配給などの事情があまりよくわからないのですが、なんとなく印象として、このミニシアターは本作『ダメジン』をあんまり推していないような雰囲気があったんです。
 ですから、個人的に、この映画スルーしようかどうしようかかなり悩んだんですよ。
 仕事のスケジュール的にもちょっと観に行けるかどうか微妙だったので…
 でも、何でしょう、映画の神のお導きでしょうか、観に行ってみたらこれがものすごく、おもしろい!!!!!!!!!
 同じ三木聡監督作品でも『イン・ザ・プール』なんかより、こっちの方が圧倒的におもしろいです(もちろん、『イン・ザ・プール』がつまんないってことじゃないですよ、アレはアレでかなり好きですから・・・)。
 ただ、『イン・ザ・プール』よりもこっちの作品の方が「やりきってる感」が強く出ていて好きですね。
 この作品、一応、主人公(リョウスケ、ヒラジ、カオルの3人、演じている俳優はそれぞれ佐藤隆太、緋田康人、温水洋一)はいるんですけど、その主人公よりも、大量に出てくる脇役キャラがものすごく強烈で完全に主人公を食ってます。
 主人公の三人もかなりダメな人たちなんですが、他の脇役達に比べると、主人公のあり方がものすごく正常な正しいありかたのように見えてきてしまいます。
 出てくる人全部がダメな人たちなんですけど、その中でも誰がダメって、やっぱりゲシル先輩とインバさんでしょう。
 見た人しかわからないと思いますけど、この二人、本当にダメです。
 でも、今、思い返してみると、子供のころ、周りにゲシル先輩みたいなひといましたよね。
 もちろん、完全にあそこまでいちゃってる人はいなかったと思いますけど、それっぽい人とか一歩手前みたいな人はいましたよね。
 とりあえず全部「ナァ!!!!!!!!」で片付けちゃう人。いましたよね。
 なんか、映画を見た人にしかわかんないようなことばっかり描いちゃったような気がしますが、この映画本当におもしろいので、ぜひ一度見てみてください。レンタルでも何でもかまいません。決して損はしないと思いますよ。
 個人的には、DVDを買おうと思います。

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