トリノ、24時からの恋人たち
監督:ダヴィデ・フェラーリオ
出演:ジョルジョ・パゾッティ、フランチェスカ・イナウディ、ファビオ・トロイアーノ、フランチェスカ・ピコッツァ
時間:1h33
近所のミニシアターで見たのですが、最初、この映画、スルーしようと思ってたんです。
美人で、スタイルがよくて、ただそこに存在しているだけで周りの女に「負け組み」というフレーズを意識させてしまうような女と、背が高くて、かっこよくて、ただそこにいるだけで黙っていても女のほうからよって来るような男が、トリノを舞台におしゃれな恋をするという「羨ましさ満開」の映画だと思っていたので、別に見る必要もないと高を括っていたのですが、実際に見てみると、この映画、すごくよかったです。
ていうか、スルーしなくて本当によかったです。
危ないところでした。こういうパターンがあるから、映画は予告編やパンフレットだけで決めつけちゃだめですよね。
さて、この映画、確かに前半部分は何となくその小洒落た雰囲気が微妙に鼻について、ジェラシーからか「イラッ!」っと来るところもあるんですが(特に、ナレーションがうるさいんですよね、あれはなくてもいいと思います)、時間的にも精神的にもその雰囲気になれてきた辺りから、グッと面白くなってきます。
具体的には、「三人」での関係っていうのが明確になってきた辺りから、ガタガタっと最後まで一気に流れていく一連の展開ですね。
意外性のあるシーンもありますから(公式サイトとかを見るとわかっちゃうんですけどね)、ストーリーを具体的に書くことはしませんが、この映画、見て絶対に損はしないです。
シネコンとかで上映されるタイプの映画ではないと思いますので、もしも、近所のミニシアター系の映画館でこの映画がかかっていたら、ぜひ見にいっていただきたいとおもいます。