わが幼少時代のポルト

監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
出演:リカルド・トレパ、ジョルジュ・トレパ、レオノール・シルヴェイラ、マリア・ド・メディロス、レオノール・バルダック、マノエル・ド・オリヴェイラ
時間:1h01

 砂漠の真ん中にあるアメリカの田舎町。
 私と友人が犬を連れて寂れたレストランに行きました。
 犬をレストランの表にある柱にくくりつけて、店内に入ろうとすると、店から出てきた日本人の警官に呼び止められました。
 日本人の警官はわれわれに疑いの目を向け、店の前に落ちていたビニール袋を手に取りました。
 ビニール袋を開けると、そこには女の人の生首が入っていました。
 日本人警官は私の友人をレストラン裏にある老婆の家の壁沿いに立たせると、彼の頭を拳銃で打ち抜きました。
 私が「何をするんだ!!」と声を荒げると、警官は銃口を私の頭に向け、引き金を引きました。

 こんな夢をみた日に、本作『わが少年時代のポルト』を観に行きました。
 近所のミニシアターが「マノエル・ド・オリヴェイラ監督特集」を組んでくれて、その中の一作が本作だったんですが、この作品、日本で公開された回数がものすごく少ないらしいですね。
 まぁ、上映回数とおもしろさは無関係ですが、そういう情報を聞くとなんとなく得した気分になりますよね。
 さて、肝心の中身についてですが、この映画、なんなんでしょうね。
 ドキュメンタリーなのか、アートフィルムなのか、再現ドラマなのか、柱のはっきりしないジャンルの混合体みたいな映画です。
 基本的には監督であるマノエル・ド・オリヴェイラが幼少時代をすごしたポルトという町の思い出を語るというものなんですが、その語り口がなんとも独特なんです。
 映画全体の中で一番多用されているのは、何らかの写真をバックに監督が一人語りをするっていう構図なんですが、その一人語りのあい間あい間に過去の再現フィルムがちょこちょこ挿入されているんです。
 まぁ、なんとも変わった風情の作品で、「文芸」な雰囲気でもないですし、「アート」っていう雰囲気でもないんですよね。
 結局、この作品を前にしたときの私の頭の中が「わからない」っていう段階でとまっているので、正直、本作に関して「おもしろい」とか「つまらない」とか判断するところまで行けてないんですよね。
 Amazonで探してみるとDVDは発売されていないみたいなんですが、もしも、何らかの手段でこの作品を観た方がいらっしゃればWeb上に感想をUPしてもらいたいです。
 一人で「う〜〜ん…」と唸っているより、理解する際に用いるある種の補助線として、他の人の感想をみてみたいですね。

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