新年のご挨拶を申し上げます。
本年も、まぁ適度にモナ丼をご贔屓くださいますようお願いいたします。
面白くもなければ役にも立ちませんからネ。このページの存在価値は、せいぜい読書のキッカケになるかも知れないという程度です。素人の読書感想文ですので、その限界をご理解のうえ、斜め読みでもしてください。一方、なぜ書くのかといえば、ケノのカタリシスのためです。出さなければ次が入りませんので。
新年早々、少し頁の雰囲気を変えました。分りますか? そうです。トップの写真を入れ替えています。青空も夕陽の茜色もない、灰色の空と白い雲です。今年は、渋めでやろうと考えています。ネット生活は、1997年から始めましたので、10月で10年になります。PC通信の時代からすると15年をゆうに越えています。枯れて当然です。写真は、そうしたケノの心象風景だとご理解ください。正月にありがちな、今年の抱負といったところですネ。


ところで、正月はカルタ取りなぞヤルもんだと誰が決めたか知りませんが、江戸時代に形式が固まり、明治になって庶民まで広がったようで、「いろはカルタ」や「百人一首カルタ」などがあります。フト思い立って、「百人一首」の解説本を探してみました。受験参考書を除けば少なそうですが、これがありました(他にも田辺聖子があると Google )。というわけで、正月気分の今週の読書は;
○白洲正子, 私の百人一首, 新潮社文庫
本は、歌の解釈や鑑賞というより、歌い手にまつわる人間模様やら文学上の展開に主眼がある。歌は、万葉集から古今−千載−新古今への時代変遷にそって配列してあり、歌合せの対の形式となっているが、その対となった両者を定家がどのような思いで置いたのかを忖度する。そこに物語を見たと言いかえることもできる。悲劇の人ほど物語があり、それに合わせて記載の頁数に差が出てくる。多い順にベスト5を列記すると、後鳥羽院・藤原定家・藤原家隆・源実朝・西行であり、これらに次ぐのが、藤原俊成・式子内親王・和泉式部・順徳院あたりである。少し前に『院政』やら『藤原氏千年』を読んでいたので、権力闘争の犠牲者の悲劇話がよく分かって、小倉百人一首を重層的に鑑賞することができた。なるほど、古典とはそういうものだったのである。この文庫は、いわば大人のための百人一首鑑賞本といえる。
さて、食っちゃ寝の正月を過ごしています。休み前にイメージした読書量にはとても至りません。どうも布団の中で腹ばいになって読むのが良くないらしく、首が痛くなって仰向けになったとたん眠くなります。この繰り返しで実に効率の悪い読書でした。正月2日になって気合を入れなおして机で読んでいます。少しはマシですが、ヤッパリ眠さは変りませんね。では、正月休みの後半戦を控えて体調を整えましょうか。皆様も、よい後半をお過ごしください。
ではまた。
まいど。
正月気分だったのに、もう半月経ちました。で、この1週間の長かったこと、長かったこと。いつもなら成人の日を含む3連休は、正月明けの最初の休日という感じなのですが、今年は5日に出るだけだったので、その3連休が正月休みの連続のように感じられました。いわば拡大正月休みです。だから、始めに楽しんだ分、この1週間に苦が待っていたわけです。そして今日の休日、穏やかに朝日が射すなかで、夕べの残り物のハンバーグを食パンに挟んでホオバっていると、この上なく幸せです。…食べるとスグ幸せを感じる性質だけなのかもしれませんが…。安く付く性質ですねケノは、アハハ。
昨年はボディコンシャスな「愚かな一年」でしたが、それに輪をかけて愚かな正月休みを過ごしました。泳いで疲れるし酒を飲む。必然的によく寝ました。おかげで胃痛が全快しましたね。酒やトウガラシが原因ではなく、会社ストレスだったんだ。いわゆる神経性胃炎。それは兎も角、そうした生活だったんで、読書が貧弱になったという言分けです。と言うわけで、今週の読書は;
○松本清張, 火の路(上下), 文春文庫
古墳盗掘をあつかった推理小説の場を借りた、古代の石像物の謎解きである。実の論文と作中の論文が長々と引用される妙な「小説」である。清張自ら「イラン起源説偏向論者」と呼ばれることを書いて自嘲しているが、酒船石はハオマの調製釜、生石神社の石の宝殿は拝火神殿、…等と主人公の研究助手が語る。清張のイラン旅行は彼女が代行する。物語の中だが、イラン旅行で起きた事件・事故は、国内でも相似して起きるように設定されており、事件の謎解きと石像物の謎解きがシンクロしたりと、小説としても一応、楽しませてくれる。しかし何と言っても、ゾロアスター教(祆教)の現状紹介や、イラン−中国−日本という祆教伝播の跡付けの実の論文要約が興味深い。特にゾロアスター教の3つの千年紀と仏教の末法思想と関連性(下104)、「ミトラ信仰の強いソロアスター教」が仏教と習合して行った様(下184)あたりが面白い。なお、東大寺のお水取りとイランの水道(カナート)との関連は本書では出てこなかった。小説は1975年作。小さな字で800頁あるが、一気に読むべし。次の3連休は2月10−12日だ。
先の拡大正月休みは、買出し日と3日間のプール休業日のほかは、全て泳ぎました。10日の休みのうち6日です。いつも遇うとは違う人と同じコースで泳ぐためスピードが分らず泳ぎにくかったのですが、まとめて泳ぐのでイロイロ試すことができました。頭が軽い日、手の掻きでリキむのをやめて、思い切って角度をつけて深く手を入れたところ、水平より更に前傾になるくら頭が落ちました。手は4時くらいのままです。すると全く別の世界になりました。引き手だけでグイグイ加速するのです。TISのビデオライブラリ頁にある「リラックスしたクロール」に似た手の掻き方でも頭が浮いてきません。ただ、ブレスが難しく、スピードを出しすぎるのか早めに息が上がりました。とは言え、また水泳が楽しくなりましたよ。今年もボディコンシャスな愚かな年になりそうです。
ではまた。
どうもぅ。
ケノは納豆が嫌いです。納豆ダイエットをやったら確実に失敗しそうです。でも、大手スーパーはヤラセでまんまと成功したようです。問題のTV放映は見ていないのですが、αリポ酸やL-カルニチンは確かに体重減に効果があったこともあり、「なしなし」(←ワカルネ)の内容はまぁ信用していました。ところが今回はデータのスリ換えをやったと。先にスーパーとの話が決まっていて、思うような結果が出ず、担当者が追い詰められたのでしょうか?過大な表現なら謝れば済みますが、虚偽があったとなれば終りですネ。TVなんぞ虚業ですから、タレントが出るクイズ番組のような別企画に変るだけです。司会者もTV局も困らない。スーパーは儲かった。買った納豆は食べるだろうし、誰の腹も痛まないんですから。
しかし腹が痛みそうなのは、不仁家のシュークリームです。不適合製造品を出荷したことを隠したから信用を落としてしまった。パート従業員からの内部告発で分ったというから、常態化してたわけで、ヒドイ話です。ローカルな話ですが、ケノが棲むM谷の隣駅前にある店は、シャッターが降りてるそうです。似たような話が「お食べ」のチョコレート(?)。これは、隠してないことを示そうと発表したけど、不仁家事件がなかったら、どうしてたんだろ?という疑いは残りますね。
その昔の雪標乳業の時は、HACCP という品質管理システムが話に持ち出されたけど、今回はナシですね。食品衛生法では菓子製造は適用から外れてますが、原料に乳製品を使っているのですから考えに入れるべきですヨ。マスメディアは、叩くことを主眼にしており、本質的な部分を報道しないので、よく分からないんです。パ口マと同じで同族経営が悪いとか、不仁家全体が悪いという言い方をするから。要は、個人の問題なのか、企業倫理(体質)なのか、システムの不備なのか、が見えてこない。何か分るところがないと、TV番組が変るように、駅前の商店が他へ変るだけになってしまいます。未だ、事件調査は進行中なので、もう少し待つとしますか。
HACCP /Wikipedia
食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法
というわけで、マスコミの All or Nothing は分りやすいけど、コレって大丈夫?と今に思ったわけでもないですが、今週の通勤読書は;
○仲正昌樹, 「分りやすさ」の罠, ちくま新書
よくありがちな意見の対立は、二項対立である。正と誤、敵と味方、正義と悪など。これは「分りやすい」。特に政治的主張にはよく見られる。西洋哲学には霊=主体と肉=客体があった。しかし、問題は二項対立の一方を採ることで解決するものではない。プラトン以来、真理へ到達する者はいなかった。諸説は思考実験を行うと遂行矛盾を生じた。これを解決しようとしたのが、ヘーゲルの弁証法であった。正と反を付き合わせることでより高次の認識が現れ、これを積み重ねることで究極の真理(歴史の終)となるというのである。本は、その主客を転倒したマルクス、細部を厳密化したベンヤミン、ファジー集合としての事象の弁証法を目指したアドルノなどへと展開してゆく。また、弁証法の展開において高次の認識へ到るときは「アイロニイー」として対応することになる。そのアイロニーのアイロニーへと複雑化することもあり、実に分りにくいのだが、そうするしかないと書く。ヤヤコシさに輪をかける論議で、通勤読書にはちょっとキツイ本である。
先週は出張やら飲み会やらで、泳げませんでした。それに18〜20日は、厄神さんですから昼間から「お神酒」が入ります。正月のやり直しみたいなもので、これでまた泳げない。してみると、好きで泳いでいる割には、選択時の優先順位としては低いということになります。今日は優先順位の低かった諸々を処理する日といたしましょう。
ではまた。
まいど。
少し寒くなって冬らしい風が吹いていますが、日が射せば暖かで大寒を過ぎた頃であるのを忘れそうです。国立感染症研究所の頁によると注意報すら出ておらず、インフルエンザは全く流行していないようです。10年の統計を見ると、今年は年初の立ち上がりがなく、2001年に似てますね。暖冬の影響ですか。
一方、トリのインフルは、宮崎2ヶ所、岡山1ヶ所で発生しています。高病原性の H5N1 型と報道されていますが、ヒトインフル・ウイルスがこの高病原性のトリインフルの遺伝子を受け継いだ新型ウイルスになると、大変な大流行(パンデミック)になると予想されています。だから、タ彡フル備蓄は対策上仕方ありませんが、赤什字の血液検査のこともあり棕櫚社は日本から儲け過ぎじゃないかなぁ。それは兎も角、段々と東へ拡がる虞はありそうですね。
偏西風が吹いているのだから、大陸や朝鮮半島から日本列島に流れてくるというのは実に当たり前と感じます。海流もコレオリ力と風により、南西から北東へ流れています。ウイルスや渡り鳥もそうですが、人だって太古の昔から、東進したのです。日本という国の成り立ちも正しく東進ですね。と言うわけで、先週の通勤読書は;
◎宮本常一, 日本文化の形成, 講談社学術文庫
宮本の遺作である。日本文化の形成と書きながら、歴史以前の時代からの日本史を描こうとしたものである。歴史家のように精密ではないが、文物や習俗に注目して、数千年の「歴史」を浮かび上がらせている。…日本文化の基層についての興味深い話を展開している。網野善彦や森広一の書物を包むような大きな歴史の流れを見せてくれる。これは必読書籍であるゾ。【つづき】
ぺこちゃんは未だ判然としませんね。食品衛生法違反がかかったようですが、ニュースでは原因が何処にあったのか今一。本件を教訓に、食品衛生法が厳しくなるかも知れません。他方、フィギュアの価格がつりあがっているのも気持ちの良い現象ではありません。実利的な価値ではなく、投機的虚業的な原因で世の中が動いているのです。製造販売するより利鞘を稼ぐほうが儲かるし働く人の給与も高い。だから、全て無人で製造するようにならないと、第二第三のぺこちゃんは現れますヨ。
先週の休みは、運転免許更新やら買い物やらで、週末更新ができませんでした(泳ぐのは止めませんが)。で、今日の月曜日の更新です。メシを食ってその後ひたすら書いたので、何とか形ができました。本当はもう少し中身を紹介したかったのですが、面白いので何でもかんでも書きたいままに任せていると、終わりそうにありません。上の紹介程度で我慢してください。食い足りなければ、買ってください。たった880円ですから。
ではまた。
どうもぅ。
先週インフルエンザの流行は未だだと書いて1週間ったら、2007年第3週目から患者数が立ち上がって来たようです(注意報2県)。流行のピークは2月末という予想が出ています。疲れを溜めないことと部屋の加湿が予防策だそうで、寝込まないように注意しましょう。
季節が遅れているのかというとそうでもなく、スギ花粉が早くも飛び始めたようです。プールで泳いだ次の日は洟が出やすいのですが、3日(土曜)は起掛けにクシャミが止まらず、粘性のない洟水がドンドン湧いてきました。薬は使わずミント・キャンディで誤魔化しています。午後から出てゆくので、メンソレータムを用意しました。鼻の下に塗っておくと抜群の効果があります。ただし、鼻の下がテカっているので、イヤラシイ感じにも見えますが…。アハハ。
とうわけで、本の紹介はパスします。まとめる時間がないし本が上下2冊で、今週は上巻だけを読んだところだからです。代わりに、万年筆のインクの話をしましょう。ケノは現在、10種類のインクを持っています。インクの違いに目覚めた!といったところの、初心者です。
先ず、Blue-Black(BB)インクは5種持っています。パイロット、セーラージェントルインク、パーカークインク、ワテルマン、モンブランです。それぞれ特徴があります。参考までにフルハルターの頁をリンクしておきます。
パイロットは紺系で濃すぎるように思いますが、スピードが乗っているときに書いた字はインクが薄くなり、薄ハナダ〜空色っぽくてキレイです。書き始との色の違いが面白いですね。また、黄色いポストイットに書くと灰がかって渋くなります。これも好きです。
クインクとワテルマンはよく似ていて、軽やかな青色で、インクフローが良いので、フローが少な目の万年筆に入れています。ワテルマンが若干濃い感じ。欠点は、万年筆を水洗いした時に水が残っていると緑っぽくなることです。多分、塩素があるとそうなると思います。
ジェントルBBは、納戸色というか緑青に灰色を混ぜた感じがします。これは、ノート一杯書き込んでも、煩くならない色です。フローもあり、良く使っています。
モンBBは、渋みを通り越して枯れた錆鼠〜鈍色です。西欧人がこんな色を好むなんて驚きですね。インクの濃淡が文字の中にでるのもカッコいいと思います。一番酸性が強いと言われており、これは万年筆に悪さをするように思いますが、3年程度では何ともなっていません。2〜3ヶ月で万年筆のインクローテーションやってるので入れっぱなしにはしませんが。
同じモンブランでは、レーシンググリーンがあります。ラミーのアルスター・シルバーグリンに入れてます。主に会社で資料へのコメント書きに使っています。やや色が軽いようにも感じます。ところで色の区別は、赤が重要や訂正に、青(BB)が全般的なメモです。例の三色ボールペン読書法の拡張ですね。
セーラーのジェントル・インクは、グレイと黒を持っています。黒は Duofold のBニブに入れて、サインとタイトル書き専用です。グレイは、色が薄いので黒を少し混ぜて使っています。何故か、GranzAus 専用インクになっちゃいました。インクと軸とのイメージが合うからでしょうね。
だからどうなんだ?って言われても返す言葉はないのですが、今日はこの万年筆で書きたいとか、このインクを使いたいとか、思うようになりました。すなわち、道具を使いたい、何かを書きたいということです。で、本の要約メモやら日記やらを書き出します。すると、道具はどうでもよくなり、内容が気になります。これにより、怠け者のケノもモナ丼が続けられるのです。アッ、PCも帰りついたら直ぐスイッチを入れたくなりますネ。要するに、使いたくなる筆記具を持っているとアウトプットが出る確率が上がるということです。というわけで、これを根拠にケノは万年筆遊びを正当化するのでした。
ではまた。
まいど。
何だか初春って感じです。日が照っているところはポカポカで、もう梅の花が咲いたとのニュースも入ってます。2週間も季節が早く進んでいるとも言ってます。9日に発表された1月の平均気温は、平年より1.44度も高いとの事です。下の速報を見ていると、世界の1月平均気温の上昇トレンドは恐ろしいものがあります。]"アならずとも「地球に優しく」あるべきだと思いますね。
その]"アの国では、すんごいボムを作ったようです。何故かしらリンク頂いているヒロさん日誌から行き当たりましたが、ワールドフォーラム12月例会でも話に出ましたRコシミブ氏の言う純粋氷爆って、コレじゃないですか? チョット前になりますが、常温核U合が本当に成功していたようで、後はその効率を上げることです。その結果が、すんごいボムって事では。あの国は地球に優しくないだけではなく、人にも優しくないようです。
その昔、A.ケストラーの本を読んで、カザール帝国という8世紀から12世紀にかけて黒海北岸のステップにあった国の大まかな紹介を書いたのですが、それが奇妙な形でRコシミブ氏の話につながっていました。歴史と言うのは両刃の剣であって、知ることにより目の前の事柄をより深く理解したり誤解を避けることができると共に、余計なイデオ口ギーというか奇妙なナショナりズムを形成することもあります。現イスラ工ルに何故口シアからトルコ系ユダ也人(アシュヶナージィ)が亡命して来ているのかを知ることができたのは良いとして、カザールを再建しようと言う人々がいることには驚きです。
というわけで、YouTbue 以外にも投稿動画の世界が広がっているのを知って、この3日ははまってましたワ。で、今週も本の紹介をお休みします。もう3冊も溜まっちゃいました。
ではまた。
どうもぅ。
ちょっとノドが痛いかなぁという時はあったけど、今年は風邪を引きませんでした。暖冬のおかげです。義理チョコすら貰えなかったのも暖冬のせいですね、ハァ〜。
その暖冬の話から展開して、先週は物騒な話を書きました。YouTube等を眺めていてスゴイ映像があるので見てもらおうというのが趣旨であって、イラソ攻撃なんて話も出てますが、政治的にどうこうというのではありません。藤原定家が日記に書いた言葉を使うと、ケノは基本的に「紅旗征戎、吾が事に非らず」です。肩透かしでスマソ。地元の生田さんでの藤原紀香の結婚式も関心がありません(←なんじゃそら)。
関心と言えば、3月にメルボルンで開かれる世界水泳です。それも1500m自由形。ケノはTISで長距離を泳ぐので、自然と関心が湧いてきました。そこでの見ものは、G.ハケット(豪)、L.ジェンセン(米)、朴泰桓(韓)の三巴です。ハケットは1997年のパンパシ福岡で登場し、2000シドニー・オリ、2001パン福岡、2002パン横浜、2004アテネ・オリ、2005モントリオール世水と一位を総なめにしています。2001に出した 14'34"56 の世界記録は破られていません。
2番手はジェンセンで、モントリオールで14'48"58 という記録を出しています。尻上がりに良くなっています。2000頃からE.ベントが2番手につけていたのですが、2006パン・ビクトリアで朴に負けました。その朴は2006.12ドーハ・アジア選で 14'55"03 を出しています。これは、1980モスクワ・オリでV.サルニコフが出した 14'58"27 を上回りますが、1996アトランタ・オリでのK.パーキンス 14'41"66 には及びません。しかし17歳と若いので、何が起こるか分りません。
2004アテネの800mでハケットと物凄い戦いをしたI.ソープが出ないので、1500自由形あたりが面白くなると予想しますね(その800mのWRもハケット 7'38"56 @2005モントリオール)。というわけで、3週間ぶりの通勤読書は;
◎堀米庸三, 中世の光と影(上下), 講談社学術文庫
時代が生まれる時は光り輝き、滅びの前は翳るものである。本は、歴史的事実を細々と述べるのではなく、中世の成立と崩壊という流れの骨格を描いている。古代ゲルマンの神話的世界から始まり、古代の終わりのキリスト教会内の論争へと続き、中世の始まりであるカールの戴冠は上巻150頁からである。所々に堀米氏が歴史的な場所を旅行したときの印象が書き挟まれている。旅日記というには贅沢すぎる本である。講談社学術文庫創刊30周年記念として復刊したもの。【つづき】
昨日土曜日は、雨が降り風もあって知事困って、じゃなかった縮こまっていました。プールから帰るや、半日YouTubeです。前にも書きましたが、これはTVと同じです。受身の生活の習慣がついてしまいます。明けて今日、日曜は曇り空。山の木々は霧をはいていました。やがて雲の切れ間から日が射してきて、大腿筋を刺激します。仙骨辺りもウズウズしてきました。三呑屋へお出かけしましょ。昨夜から仕込んでおいた物があって、ウフフ…。これは来週報告しますので、お楽しみに。
ではまた。
まいど。
湿った暖かい日が続いています。2月20日までの3月間の気温のまとめが気象庁から出ていますが、いやースゴイですね。条件は良くはなかったのですが、双眼鏡を持ち出したら、2007.02.18,21:55 にカノープスが見えました。ホンの5分位で山陰に消えました。暖かいこの調子で初春へ向かうのかと思ったら、週中から平年並みに戻りました。コリャまた見えるかもと期待して、その後毎日 21:00頃から南を見ていますが、ダメですネ。雲が出るし、何となく湿っていてガスっている日が多いのです。南方海上までスッキリ晴れた夜が来て欲しいところです。何せ、南極老人は福を運びますからね。
フクといえば、着ぐるみで、♪キャーラコ、キャーラコ、たっぷりキャーラコ…って歌がありました。ちょっと違う? たらこ、じゃなくてコレでよいのです。16世紀にインドのカリカットから積む綿生地がイギリスでブームとなったのです。これや絹、お茶、陶磁器などの上流階級の贅沢が資本主義の始まりだっていう説があります。まぁ今の世の中は、キャラコ・ブームの延長上にあるとも言えますネ。僅かな景気好調が続いており日銀も金利を上げましたが、どうなるのか? と言うわけで強引に、今週の通勤読書は;
◎佐伯啓思, 「欲望」と資本主義, 講談社新書
本は、1993年に書かれた。1989年ベルリンの壁崩壊、1991年のソ連解体と日本バブル崩壊までは見届けているが、Windows・インターネット・ケータイの普及、Amazon や Google の成功、9.11 などは知らない。とは言え、バブル期までの経済成長の姿から「高度化した消費社会」「情報資本主義」という見方を本は教えてくれる。また予想の一部は当っている。今や、低成長ながら好景気が長期に亘っており、何やらバブルを思い出すアナクロ御仁も出始めているが、この辺りから過去を回顧してはどうだろうか。【つづき】
先週のお約束: 18日に永沢文具前でペン・クリニックがあって、パイ口ットの広澤さんにマイ・レガンスを見てもらいました。こんな妙な角度でインクが出るが、こうするとインクの出が悪く…と説明しようとすると言葉を制して「こう使いたいって持ち方をしてください」と。言われるまま書いてみると、「では」と取上げて精密なサンドペーパーみたいなモノ(2種ある)の上でクルクルとやって「どうです?」と返してくれました。もう少し滑らかに、そしてインクフローも十分に、と注文を出すとハイハイとやってくれました。ゲージをペン先に入れているのを見て、ニブを拡げるとフローが増すのかと聞くと、別の万年筆で思い切り開いて「ほらココまで出ますよ」と見せてくれました。
最後に、対照品として持って行った古いレガンスと書き比べると、当日調整の方がよいのです。すると古いレガンスを取上げて、例のクルクルをやって返してくれました。そして笑いながら「このパターンが一番困る。いつまでも調整が終んないよ」と。「いや、そんな心算じゃなくて…」に加えて2度も「ありがとうございました」を言って席を立ちました。実は、もう一本調整目当てがあったのですが、出せずじまいでした。とは言え、新レガンスが十分なインクフローとなったので嬉しくなって、会社に持ち込んでラミーの代わりにハードに使っています。再々度、広澤さんには御礼申し上げます。以上、神戸ペンクリ報告でした。
ではまた。
どうもぅ。
昼の明るさ、太陽の高さは、もう春の感じですね。土曜日はスギ花粉のピークじゃないかと思うくらい良く飛んでおり、2週間も季節が早いとのことです。ケノはスギよりヒノキに弱いのですが、それでも土曜の朝は自分のクシャミで目が覚めました。鼻が詰まって眠りも浅く、一日中ボーットしてます。
ボーットといえば、先日ネットで本を2冊購入したのですが、うち1冊は既に持ってました。トホホ…です。この本ではないですが、3冊目を買ったこともあります。しかも読みもせず数カ月間は例の積読卓袱台に置いておき、直ぐは読まないなぁと本棚に入れよとしてW購入が発覚して落胆、隣に並べるのも癪だから別の切口のジャンルに入れようとして、もう1冊目を発見するという始末。エタ・クニーガ.ボーット・クニーガです。
先日、TVで若年性アルツハイマー症の話をやっていて、医師に3つの事物の言葉を覚えておくように言われ、別の検査を挟んで5分後、その言葉を復唱できずにいる患者の演技がでていました。ケノはコレに近い。暫定記憶を司る海馬が飼馬桶になったんじゃないかと思うくらい酷いですね。アルツハイマーは海馬ではなく側頭葉が萎縮しますが、まぁそれは忘れてください。
良くあるパタンが、プリントして席に持ち帰った時、直ぐに電話がかかって来てそれに対応していると、その紙がなくなるのです。たいていは落ちたりロッカーの上に置いたりプリンターにあったりしますが、希にどうしても見つからないので、もう一度プリントすることもあります。プリントする事を忘れたとも思わないのですが、一体アレはどうなっているのでしょ? というわけで、物忘れの激しい人には何度でも新鮮な、今週の通勤読書は;
○岩村忍, 中央アジアの歴史, 講談社学術文庫1803
胡麻、袴、ブーツなど、物の由来話を掴みに置き、先史時代から20世紀前半までの中央アジアの歴史が300頁に納まっている。中央アジアとは、ロブ湖からパミール高原までの東トルキスタンと、そこより西のアラル海までの西トルキスタンの総称であるが、2つの地域は歩みを異にしている。しかしシルクロードの名が付くように東西は交易によりつながり、また時として大英雄が両地域を跨ぐ大帝国を作ることもあった。知らない国名や部族名が出てくる。沢山の王や将や僧。ホージャ(火者)という未知の地位の名。…ただただ時は流れるのだ。昼に本を読み、夜に歴史年表地図を拡げて、ここ1週間は高台から草原を見下ろす放れ狼の心地で過ごした。そろそろ黄砂が舞う季節だ。
吉川弘文館の世界史年表地図はオススメです。パラパラと地図をめくれば、世界の国々の歴史的消長がスライドショーのように見えてきます。他にも下のように都市の位置関係や通商路も地図もあります(クリックで拡大)。これさえあれば、たいていの歴史の本の副読書たりえます(日本史版の歴史年表地図もあるが、これは何故か面白くない)。上の本も歴史地図を適宜に入れてはあるんですが、何せ高速で書かれているので、地図の数が追いついていませんネ。

ところで「スライドショー」と書きましたが、本来なら国々の歴史的消長は動画であるべきです。その動きは、動画天気図のようでもあり、アメーバーが延びたり縮んだりするようなモノと想像しますが、何処にもありません。更に、動画を止めてどこかをクリックすると、その時代のその場所の地方史が解説してあるテキストがポップアップする機能もあるようなモノ。誰か作って、ネット公開してくれないかなぁ。いや、チャントした研究者が作って、有償で CD-ROM 配布すべきですね。アッ、名前も付けときましょう。HistoroMap, HistoroView, Historama, HistoroMovingMap(Hmm), HistoroMovie, 歴史動画、歴史シネマ…、アキマヘンね。
じゃまた。
まいど。
もう桜前線の予想が出ましたね。最低気温が高すぎて開花日が遅れるという珍しい現象もおきているようです。宮崎・鹿児島・八丈島が平年より2〜3日遅れると。一方、関西中部は、3月25〜7日に開花、満開までほぼ1週間ですから、入学式には散りそうです。その頃には、花に因んだ本を読みましょう。昨年は西行でしたが、今年はどうしようか悩むのも楽しいですね。
本選びで悩むというのはスゴイ贅沢なことです。高々千円二千円の使い道ですが、学者・研究者が5年10年20年をかけた成果をまとめた物を選んでいるのです。トンでもない世界を啓いてくれるかと思えば、相性が悪くて腹立たしいこともあります。心に与える薬毒の差が大きいのです。いわば1週間程付き合っていただく影響力の強い一流の相手を選んでいるわけですから、慎重にならざるを得ません。タイトルでジャンルを推し量り、前書きで内容の見当をつけ、目次で話の運びを予想します。これで購入の可否を決めるのですが、予想と外れることも多々ありますね。そして積読卓袱台に積まれ、日曜日の夜に再び選択にかけられて通勤カバンに入ります。というわけで、今週の通勤読書は;
◎小池清治 日本語はいかにつくられたか? ちくま学芸文庫
音としての和語があってそれが現代の日本語となるまでに大きな働きをした天才たちの仕事を解説したものである。文字、表記法、文章、文法という領域と時代的な区分とが上手く重ねあわされている。人を中心に書いており日本語の話から遠からず離れた文学的雑談も交えてあり、なかなか刺激に満ちている。数ある日本語関係の書籍の中でも格の違う本といえる。【つづき】
上の本の中に「愛宕」の万葉仮名として「阿多古」の他に「於多岐」がありました。「オタギ」と読むのですが、ここで沖縄の「御嶽(うたき)」に似ており、且つ琉球語と京都弁は1400〜1500年前に分岐したという宮本常一『日本文化の形成』にあった話と合体して、妙なことを思いついたのですが、愛宕神社の火神と御嶽信仰にある杜の聖域とがつながりません。偶然なんでしょうけど、面白い言葉の類似ですね。これで半日遊べましたヨ。
探せば、こんなものが掛かりました。
万葉仮名−平仮名変換用辞書『ますらを』
ではまた。
どうもぅ。
金曜日は東京に初雪だったそうで、記録更新おめでとうございます、というか変な気候です。エルニーニョが消滅して通常の季節に戻ったと。それならヒノキ花粉も戻ってくれれば良いのに、例年より早めに飛び始めたようです。5分に1回はクシャミがきて洟水が溢れ出ます。おかげで腹筋運動ができて助かるワと強がりを言って過ごしています。
「おかげで助かるワ」と言ったかどうか知りませんが、寄越浜市大の寄越田教授が虫害製薬から寄付金をもらっていたとのこと。厚桜省の薬蝕審のメンバーでタ彡フルの承認審査にも係わったかも知れないといわれています。「そんなケチな野郎じゃない」そうですが、タ彡フルはすでに50人以上の事故死を誘発している可能性があるだけに透明にして欲しいところです。
ケノの住むM谷で聞く話だけでも2件あります。一人は小学生のベランダからの転落事故。もう一人は高校生が夜中に夢遊病のように玄関から外に出たのを母親が気づいて止めたという事件。高校生が言うには、夜中目覚めて非常に不安で居たたまれなくなって自殺をしようと家を出たのだそうで、親が止めた直後から小一時間ズット泣いていたとのこと。インフルで年間1万人の死者が出ることからすると致し方ない副作用かもしれませんが、添付文書に重要な注意事項を書かせるよう行政指導すべきだと考えますネ。18歳未満には処方するなと。
話が違う彷徨(!)に行きましたが、「おかげで助かるワ」と言えなくなったのが、西侮球団から「栄養費」を受けていた木邑選手や染水選手です。裏金の授受は双方の合意がないと成立しませんが、バレると受け取ったほうがダメージが大きいのですね。渡すほうは頭さえ下げておけば、そのうち世間が忘れてしまいます。再発防止のために希望入団枠云々の話が出ていますが、いずれ新手の青田買い手法が出てきますよ。というわけで、今週の通勤読書は;
◎金谷武洋, 日本語に主語はいらない, 講談社選書メチエ230
前回の本は文学史的な日本語論であったが、今回は教育とセットになった日本語文法の話である。文というのは「何は何である」が基本であり、主語と述語とがあって助詞「は」でつながっていると考えるのは当たり前だと思っていたが、日本語は全く違うというのである。その「百年の誤謬を正す」のが本書である。ケノ的な料理法として、年表風にまとめてみた【つづき】。
冒頭の洟水の原因の一つに水泳があります。ケノが行ってるプールは老人が多く(今やどこでもそうでしょうが)、プールの水温が高めです(33〜4度)。しかも水の交換率や循環率も小さいようで、水質は良くありません。大波スポーツは、多分かなり経費を落としています。電球が切れても変えないし、窓の破れもガムテープ止めです。そこで、雑菌が増えてはいけないと考えたのでしょうか、冬場のほうがカルキ濃度が高いのです。これが洟に効きます。鼻粘膜がズゥーと充血状態です。ここに花粉がきてアレルギー反応を起こすと、ティッシュ5枚分くらいの華水がでます。おかげで、ケノの体の水交換率も非常に高くなりますね。トホホ…。
ではまた。
まいど。
ここに来てチト寒いなと思っていたら、さすがに春分(3/21)。水曜日の昼間は、車の窓を全開にして走らせても心地よい日でした。東京では20日に桜の開花宣言がでたそうで、同日発表の開花予測22日より2日早いという不一致が出ています。1日内の庁内の時差でしょうね。開花予想を出す部署と開花宣言を出す部署が違うのであれば、独立性の高いアッパレな発表です。こういうのは妙な「調整」が入らないほうが気持ちが良いですね。
ところで先週、タ彡フルは18禁にすべきだと書いたら、偶然でしょうが、火曜日に厚桜省から「10代への処方原則禁止」の方針が出ましたね。「服用後は親がついておくこと」という指示が破綻する事故があったことを理由にあげていますが、1000万人分の備蓄があったり元課長の虫害製薬への天下りなどがあって今まで身動きがとれなかったのが、何かの準備ができて動くように条件が変ったのでしょうね。多分、4月の人事異動で分るかな? ところで、22日に厚桜省の WebPage を見たら、緊急安全性情報(ドクターレター)が出ていますね。添付文書に重要な副作用として書かせるのに「因果関係は明確ではないものの」と断るのはお役所的です。中古車販売T−UPのCFと同じジャ〜ン。
お役所といえば、大化改新ノ詔や大宝令といった7世紀中頃の昔に作られてから、ズウーッとその制度が続いています。行政ルールの呼名の律と令が法律と施行令に変った程度、省や大臣はそのまま、営々と使っています。下級官僚や地方官は大きく変っているとは想像しますが、官僚制度はいつの時代もあった。外国も同様でしょう。ひょっとすると官僚制度を作るというのは人間の本性かも知れませんね。というわけで、ヤヤ関係がありそな、今週の通勤読書は;
◎鳥越憲三郎, 出雲神話の誕生, 講談社学術文庫
記紀に描かれた出雲神話が創作に近いほど脚色された話であることを、『出雲風土記』並びに律令下の地方行政官の勢力調査から浮かび上がらせている。『古事記』に登場する神々は、本来どこにいたのか。なぜ出雲国が舞台に選ばれたのか、なぜ地方神の須佐之男命が天照大神の弟に抜擢されたのか、その役回りは何か、またなぜ大国主命が強大に描かれたのか、なぜ大国主命に別称が多いのか、なぜ三輪氏・鴨氏・宗像氏等が出雲氏と同族との誤解を生んだのか等々、を解いてゆく。スッキリすること請け合いの本である。【つづき】
3月18(日)・21(水)・24(土)の3日間、ベランダに鳩が遊びに来て、クークー鳴いたり、小さな植木鉢をヒックリ返してゆきます。多分、ケノがいない時もきていると思いますが、居心地が良いか何か楽しいことがあるのでしょうか? いやいや、それはケノの心を鳩に投影しただけのことであって、ケノは餌はやらないけど追払うことをしないので、鳩にとって安全な所の一つに過ぎないのです。擬人化してもセイゼイ安心な所だからです。居心地が良いとまでは言えないでしょう。まして、鳩が遊んだり楽しいわけはありません。でも、そう見えてしまうのは不思議ですねぇ。
ではまた。