気づいたら,いろんな種類の切符が集まっていました。
今回は,珍しい切符を特集してみました。
国鉄時代は,いろんな発券パターンがあり,飽きません。
車内補充券,です。
1枚の薄っぺらい紙券ですが,100円単位から1000円単位まであり,
まるで小切手のようです。(私は持ったことはありませんが...)
左は,「ながさき」号の「B寝台券」です。
昭和53年暮れの瀬野八遠征の際に乗車した時ものです。
小遣いに乏しい高校生なので,迷いましたが,早岐でオハネ12を
見た時に,記念乗車のつもりで購入しました。
車掌さんの,「いらっしゃいませ,ありがとうございます。」という言葉が
印象的でした。
右は,東京〜(東北)青森〜函館〜青森(羽越・北陸など)〜大阪〜佐世保の
帰省時に青函連絡船内で購入したものです。もちろん,白鳥号です。
乗車券の経路と切符の買い方で,白鳥の車掌さんに,「鉄」と見破られ,
いろいろ車窓案内など親切にしてもらいました。
どこかのメーカーが,こどもの玩具切符のように,この車内補充券の
レプリカを発売してくれないでしょうか (了)
現在の機械式(熱転写)の券は,レシートのようで味がありません。
車掌さんが直接書き込む方が,味わい深いですね。
(忙しい車掌さんからすると,もちろん,今の方が良いのでしょうが)