きっぷ その5

気づいたら,いろんな種類の切符が集まっていました。

今回は,その他いろいろを特集してみました。


がらくた倉庫

左は,九州西北部の一周切符です。

松浦線の一番列車に乗って出発しました。
当時のこの列車は,平戸口〜伊万里〜東唐津を経由しての
「博多行き」で,このサボを掲げながら佐世保駅を佐々方面に
出て行くので,違和感を感じました。

右は,瀬野八撮影の時の切符で,発券番号に注目です。
駅員さんも気づいたらしく,「珍しいねぇ,広島方面はでないんだよねぇ」
などといいながら発券してくれました。

「さくら」の車内記念スタンプと日本食堂お客様アンケート葉書です。

この記念スタンプは,国鉄末期まで備え付けられていたように
記憶するのですが,スタンプの牽引機は最後までEF58でした。

葉書の方は,各テーブルにメニューと並べておいてありました。
この葉書が登場する頃から,さすがに従業員の接客も少しマシに
なったように思います。(食堂車の労働環境には大いに同情しますが)


「はつかり」車内で,採集(笑)した乗船名簿です。

浅虫温泉駅を発車する頃から,連絡船や北海道方面向けの
車内放送で渡道する者は記入する指示がありました。
浅虫付近の車窓風景と重なって,本州最北に来た気分に
なりました。
この名簿,車掌さんが配るのかと思っていたら,洗面所に
束になってつるされており,セルフサービスでした。さすがに,
G車両の洗面所にはグリーン地の連絡船G席用名簿でした。


船は苦手な方ですが,この青函航路乗り継ぎの雰囲気は
忘れがたいものがあります。       (了)