夏 至  撮 り  

東経130度に位置する佐世保でも夏至時は夜が明けるのが早いです。
しかし,この時期は梅雨でなかなか晴れずに撮影チャンスが少ないです。
夏至+晴れに休日となると,さらに,チャンスが少なくなります。

今回はこの「夏至」撮影した写真を特集してみます。

博多行きの始発「みどり」。HTB編成を併結しています。

最初の画像の「あかつき」と早岐で交換します。佐世保を出る列車あり,帰ってくる列車ありです。

今では住宅地となった早岐駅付近ですが,撮影した当時はまだ昔の雰囲気が残っていました。

佐世保駅へ戻ります。

そろそろ,回送のための機回しが始まるところです。
佐世保「あかつき」のHNは,画像のように状態のいいのと悪いのが当てられており,
悪い方はボロボロで,走行中に風を受けて崩れるのでは,と心配しました。

高架橋工事も進んでおらず,広々とした駅構内です,潮の香りがしました。
機回しの後は,日宇〜大塔で回送列車をねらうことにします。
営業列車の早岐到着・出発,佐世保機回し,回送の佐世保→早岐,と1粒で4度おいしい
佐世保ブルトレです。

旧佐世保駅の3番線から見た,4・5番線。

4・5番線はホームや跨線橋の作りが小さく,裏庭あつかいでした。
昔は,松浦線がよく発着していたので,画像のMRは伝統を守っていることになります。

それにしても,5番線に加えて0番線が,また海側には2〜3本の測線があり,旧佐世保駅は
広い構内を持っていました。

ここまでは, 1996 6.23

1998 12.28  有田〜三河内

先週が「あかつき」だったので,次週は「さくら」としたわけでもないのですが,
この時は「さくら」のに乗るのが目的でした。

色は違えど,「国鉄」車両の並びです。クハネ581ではなかった,クハ714は
初期型の風格が残っています。
山陽線で「つばめ」「月光」「明星」などの活躍した車両が佐世保線を走るとは
この時も不思議な思いでした。横のホームを,「485みどり」が発車していきます。
そう言えば,クハネのデビューも「大分みどり」でした。

帰りは,立席特急券で10年ぶりの「さくら」の旅を楽しみました。    (了)


1997  6.28



翌年の夏至は,2週連続で肥前山口に向かいました。(天気が良かったのですね)

「あかつき」の到着を待つ,佐世保「あかつき」のED76。
長崎編成が出発してから,連結ののために動き出します。

さすがに夏至です,肥前山口でも「あかつき」に光線が当たります。光線が当たるのは,
5月のGW〜9月上旬くらいだったような気がします。

1997  6.21