9月の臨時列車
繁忙期の8月が終わると,時刻表に乗らない臨時列車が運行されることが多いようです。
佐世保線でも2002年と2003年に連続して,廃車回送や団臨が運行されました。
2002 9.26 西有田信号所
大村線系統のキハ58・28は,2001年10月のキハ66・67転入で運用を離脱しましたが,早岐駅に留置の後,画像の日を
第1陣に廃車回送が行われました。無動力回送なので,余計に廃車らしい感じが増して見送りました。
追っかけをして,北方付近や肥前山口付近でも撮影することができました。DE10の牽引なので,トロいだろうと
思っていたら,意外に早くて,肥前山口以遠ではかっ飛ばして行きました。
もうこれでキハ58・28は見られないうだろうと思っていましたが,有田陶器市臨で出会えるのは嬉しいことです。
2003 9.5 上有田
次の年の9月には,ゆふ森1世が団臨として入ってきました。上有田で乗客を降ろし,三間坂で待機後に
早岐へ向かう運用でした。(もしかしたら長崎行きだったかもしれません?!)折り返し三間坂へ向かうので
上有田では上りホームに到着しました。
ゆふ森1世は,年末のHTBカウントダウンで毎年来ていますが,日中のそれも午後の時間を走るのは
珍しく(午前中の団臨運用はあったようです),平日ですが仕事をやりくりして駆け付けました。
客室乗務員も乗っており,三間坂では休憩時間らしく撮影にエキサイトする我々に目もくれずにリラックスされていました。
三間坂の中線に待機するゆふ森1世。通過する車輌とも並びも不思議です。
この非日常感が団臨や臨時列車の魅力なのでしょう。追っかけするのもわかります。
この年の9月は異様な残暑で,この日も最高気温が35℃近くまで上がり,列車ともども記憶に残っています。
有田〜三河内
次回は,どんな団臨がやってくるのでしょうか,車輌との出会いを楽しみにしています。