Moon Time『月姫カクテル夜話』 

 

 全ての場所、全ての時へと通じる場所、ムーンタイム。

 そこには、一台のテレビがあった。テレビは調子が悪いらしく、砂嵐が延々と流れている。

「殺します」

 涼やかに宣言と共に、メイド服の懐から簪が取り出される。脳神経が焼ききれ、眼球にめぐる毛細血管が千切れかけた時、簪はテレビへと投げ込まれた。

 数秒後、テレビからゆっくりと簪は抜かれる。震える手でスイッチを押し、メイド服を着た女は叫んだ。

「こんなの認めません!!!!!」
 
 












一周年おめでとうございますSSS
 
 
 
 

故障と混線?今回はシンプルにまとめてみました?















 志貴は逃げる様に、土蔵へと入った。外には考えたくない存在が迫ってきている。得意の投影魔術も、こんな状態じゃ何を投影したらよいか分からなかった。

 衛宮家の毎日はいつも騒々しい。何故かいつも世話に来る秋葉と、何時の間にやら居座りやがったシエル、そして俺、衛宮志貴のサーヴァント、アルクェイドが、毎朝爽やかに殺し合いをしてくれちゃったりしてくれてるわけですはい。

 時には、秋葉の兄四季のサーヴァント琥珀、翡翠の双子コンビが突撃してくるので、もう何回家が壊れたか分からない。何でだろう、涙が止まらないやははははははははははは。わ、笑わなくちゃ、笑わなくちゃだめだよな、うん。
 
 
 
 

「「「「「ぶわはははははははははははははははは」」」」」

 固唾を呑んでテレビを見ていた全員が爆笑した。唯一この事態を起こした女だけが笑っていない。

 多分、テレビが壊れて混線したのだろう、そこまでは理解できる。だけど、これだけは認められなかった。なぜなら
 
 
 
 

 今の時間は五時半、後一時間もしたら救世主が現れるそれまで持ちこたえなくては・・・・・・

 俺は、解れゆく思考を強引にまとめ、結論付ける。が、意味なんてなかった。一瞬で土蔵が壊されたから。

「志貴ーーーーーーーーーーーーー、わたしをサーヴァントにした責任とってもらうからね」

「遠野君、今すぐ魔力増量の修行です。さあ、部屋に行きましょう」

「遠野先輩、あなたの味覚を奪う料理が出来たんです。出てきなさい」

 ゲージ300パーセントの必殺技を使って、三人が飛び込んできた。ご丁寧に、青く光ってやがる。リアクトまだなのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
 
 
 
 

(注意!:この作品は、例の長くて固いパンさんがだす例の増強光学円盤発売前に出来ました)
 
 
 
 

 誰が突入したか?、そんなの台詞で察してくれ。

「「「さあ、(わたしと愛の国へ)行きましょう」」」

 三人は俺を取り囲むように着地すると、笑顔で迫ってくる。人生の墓場を覚悟するしかない状態で、やっかいな人間が一人天井から降ってきた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・(訳:バーサーカー、アーパーとカレーと赤髪を殲滅して)」

 そいつの呼びかけに応じて、バーサーカーが現れる。

「ウイィィィィィィリィィィィィィィィィィイィ!!!!!!!!!!!!!」

「それ違う!!!」

 俺の魂を込めた叫びより早く、三人が吹っ飛んでいた。化け物三人組も流石に時を止めちゃうお方には勝てなかったってことですな。血反吐吐いて飛んでく三人。

 そんな事より、俺は言わなくてはいけないことがあった。

「レン、それは違う漫画だから」

「・・・・・・・・・・・・(訳:そうなの?)」

「うん、出版社も違うし、別なのに変えよう」

「・・・・・・・・・・・・・・・・(訳:わかった)」

 レンは可愛らしく頷くと、バーサーカーを変える。

 え?、それルール違反だって?、気にしない、気にしない、ウィィィリィィィィで背面とびのお方が出続けるよりはましさ(自棄)。

 例のお方が消えると、今度はサムライが出てきた。手にはいろいろと凄い技が飛び出る魔王剣を持って、何だか角のあるお方だ。

「それも違う!!、てか、星すら砕く剣の持ち主さんは確実にヤヴァイかと、クラスがバーサーカーだし」

「・・・・・・・・・・(訳:じゃあ、これは?)」

 次に現れたのは、コーホーと言いつづける真っ黒け騎士さんだった。手に持った光り輝く剣がちょっとかっこいい。

「国も違うでしょ!!」

「・・・・・・・・・(訳:これならどう?)」

 四代目バーサーカーさんは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・既に生物でもなかったです。ハンマー持った巨大ロボットさんでした。もう片手にはドライバーまで持ってやがります。

 こいつのお陰で周囲十メートルにあった建物がぺしゃんこになりました。つまり、家が今年三回目の全壊です。

 神様、助けて、

「ううん、助けるわけないじゃないか、ハハハハハハハ」

 畜生、何だか空耳で嫌なこと言われた気分だ。微妙に、ロア風味だった事が、無性に頭にくる。

 乾いた笑いを続けて、俺は正門へと進む。藤ねぇにこのことを説明しなくちゃいけないからだ。まぁ、藤ねぇはもう分かってると思うけど。

 ちなみに、身体にまとわりついたレンは無視の方向で・・・・・・・

 そして、
 
 
 
 

「おっはよーーーーーーー、志貴ーーーーーーー」

 無茶苦茶ヤケクソ風味で、藤村ドリームさんが参上した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「こんな、後半出番がなくて、いじりがいがあるかないか微妙で、人気投票で絶対ベスト11とか欄外ギリギリにいそうなキャラ、絶対に認めません」

 ドリームは力の限り叫んだ。

 ちなみに、ムーンタイムはもちろん、どの世界とも通行があるわけで、どんな世界のどんな人が来るかまでは来るまで分からない。

 と言う事は、もちろん
 
 
 
 

 ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ
 
 
 
 

 その日一日、カクテルバームーンタイムで虎が暴れまわったのはお約束だろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あとがき・・・・・・萌えろ!!、我が最愛のキャラクターよ!!!!!
 
 

アレ:・・・・・・・・・帰ってきたか

???:ええ、約二年ぶりに復活。作者お気に入り度NO.1、未だ出演予定のSSでは出てないも同然!!、ルナ様ふっかああぁぁぁぁつ

アレ:・・・・・・・・・・・・さっさとどっか行け。あとがきのぷりちーますこっとは俺さまちゃん一人で十分じゃい

ルナ:無理。あのAAAの馬鹿が、君の元ネタキャラに乾杯、と言って倒れた。

アレ:ああ、また寝ながら鼻血か。

ルナ:そ、体弱いんだから、栄養ドリンクの一日四本服用はやめればいいのに

アレ:ま、そんなこたぁ、どうでもよくて、Lost-Wayさま、サイト「ムーンタイム」一周年おめでとうございます。

ルナ:これからも楽しいSSお待ちしてます。後、あの馬鹿AAAからの伝言です。

アレ:あー、何、何?、僕、18禁なんて恥ずかしくて読めないよ。だから・・・・・・

(SE:何かが破り捨てられる音)

ルナ:・・・

アレ:・・・・・・

ルナ:・・・・・・・・・

アレ:・・・・・・・・・・・・ちょっと、よく分からない事をほざく馬鹿がいるな

ルナ:そうね。このSS書いた時点、というかLost-Wayさんの所にいる時点で分かる事を・・・

アレ:それでは皆さん失礼します。

ルナ:馬鹿の言う事は気にしないでくださいね。
 
 
 
 

十数分後、嘘つきは泥棒の始まりと書かれた槍に貫かれた馬鹿がいた。
 



 
 
 

Lost-Way後書き。
 
 
 
 
 
 

SSの感想はBBSの方にお願いしますね。
 
 

では。

Lost-Wayでした。
 
 
 
 
 
 
 


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