夕暮れの河川敷
夕暮れの河川敷、
甘寧と凌統は対峙していた。
「今日という今日は親父のかたき、うたせてもらうぜ甘寧!」
「ハッ!受けてたつぜ!・・・と言いたいところだがなあ凌統さんよぉ」
「なんだよ、ビビって逃げるつもりかい」
「その逆だ」
「何ィ?」
甘寧はニッと不敵に笑うと、突然川の中に入っていった。
「凌統、ここがどこだか言ってみやがれ」
「ここ?ここって・・・川の中」
「そうだ!そして俺様は」
凌統に向かって拳を振り上げた。
「水賊だぞ!てめェに勝ち目なんざねえんだよ!」
水かさ膝丈ェー!