1. PAD番号とシーケンスのノート番号の関係について

AKAI OSとJJOS Ver3.13ではPAD番号対シーケンスのノート番号はデフォルトで以下のようになっています。
PAD    NOTE
A01<-->37
A02<-->36
A03<-->42
   |       |
D16<-->98
この変換表はプログラムが持っています。
この変換表はユーザーが書き換えることが可能です。
このことがソフトウエアの開発に大きな負担となっているためXLはPAD対シーケンスのノート番号は固定にしました。
PAD   NOTE
A01<-->36
A02<-->37
A03<-->38
   |       |
D16<-->99
 
古いOSで作製された シーケンスをOS-XLにロードした場合、以下のようにシーケンスのノート番号が変換されます。
この場合MIDI OUTされるノート番号も変わってしまいます。
 
TRACK TYPE= DRUMの場合
[ OLD OS ]-----> [ OS-XL ]
NOTE:PAD        PAD:NOTE
 37:A01-------> A01:36
 36:A02-------> A02:37
 42:A03-------> A03:38
 82:A04-------> A04:39
ノート番号を変換しないでPAD番号を変換するとPADがバラバラになってしまいプログラムが使えなくなってしまいます。
トラックのタイプがMIDIの場合はシーケンスのノート番号はそのままです。
したがってノート対PAD番号は以下のようになります。
MIDI OUTは正常ですが、内部音源の発音がバラバラになります。

TRACK TYPE = MIDIの場合
[ OLD OS ]-----> [OS- XL ]
PAD NOTE      NOTE PAD
A01:37------->  37:A02
A02:36------->  36:A01
A03:42------->  42:A07
A04:82------->  82:C15
PAD番号を変換しないでノート番号を変換するとノートがバラバラになってしまいシーケンスが使えなくなってしまいます。

2. OS-XLで作製されたシーケンス、プログラムはAKAI OSとJJOS Ver.3.13でロードすることは可能ですが正常にプレイできません。


メイン画面
TYPE(DRUM,MIDI、AUDIO)が正常に表示されない。

PROGRAM
AMP Velocty->Attackの値が変わってしまう。(AKAI OS、JJOS Ver.3.13)

SEQUENCE
ノートバリエーション、Q-LINKリアルタイムデータの互換性がありません。

3.
Q-LinkスライダーはAFTERキーがON(LED点灯)でなければ働きません。
  また、ノートバリエーション情報が記録されているシーケンスを再生するときはAFTERキーをOFFにしてください。
  AFTERキーがONの場合、記録されているノートバリエーション情報は再生されません。

尚、CUTOFFの振る舞いが変更になりました。

OLD OSはプログラムの値+Q-Linkの値
XLはプログラムの値は使用しません。
Q-Llinkの値を使用します。

4.
AKAI OSに有ってOS-XLに無い機能

[SAVE/LOAD]
INTERNALへのセーブ/ロードはできません。

[MAIN]
ダイレクトレコーディング
コンティニアストラック
ロケートウィンドウ


[TRIM]
オートフレーズループ(この機能は問題があるため付けていません。)

サンプルレイヤー4番
AMP Velocity =>Attack
AMP Velocity =>START
PITCH Velocity =>Pitch
Filter Time
Filter Amount
Filter Velocity =>Time
Filter Velocity =>Amount
Filter Velocity =>Frequncy