マルチティンバー

[MODE]+PAD9



MIDIチャンネルの1〜16はトラックの1〜16に対応しています。
チャンネル 1のデーターはTRACK 1に送られます。
チャンネル 2のデーターはTRACK 2に送られます。
チャンネル 3のデーターはTRACK 3に送られます。
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チャンネル 16のデーターはTRACK 16に送られます。



プログラムにプログラムチェンジ番号を設定するとTRACKで使うプログラムをプログラムチェンジによって変更することができます。
プログラムチェンジ番号は1-129の任意を設定できます。
但し、129を設定した場合、そのプログラムは自動的にTRACK 10に割り付けられます。
プログラムリストのウィンドウを開きMIDI PCフィールドでプログラムチェンジ番号を設定してください。
上図の場合、例えばチャンネル 1のプログラムチェンジ1番が受信されるとTRACK 1に"DJ-Hip_Set"が割り付けられます。
チャンネル 1のプログラムチェンジ 3が受信されるとTRACK 1に"Ill_Hip_Set"が割り付けられます。
チャンネル 3のプログラムチェンジ 8が受信されるとTRACK 3に"LA_Kit"が割り付けられます。

尚、プログラムチェンジが記録されているシーケンスを再生した場合でも、プログラムチェンジ番号が設定されているプログラムが割り付けられます。(これはどのOSにもある機能です)
例えば上図の場合で、TRACK 1のシーケンスデータにプログラムチェンジ 4が記録されているシーケンスを再生すると、TRACK 1に"E_Kit"のプログラムが割り付けられます。
途中にプログラムチェンジ 1が記録されていると"DJ-Hip_Set"に切り替わります。



"Sequence change by program change"フィールドがONの場合、プログラムチェンジはシーケンスの変更として働きます。

In 2 Offset channelの説明
  
同じチャンネルを送信するMIDIコントローラーをMIDI IN 1と2に接続して使う場合にMIDI IN 2のチャンネルをMPC側で変更することができます。
"In 2 Offset channel"フィールドで値を設定してください。(1〜15)
設定した値がプラスされたチャンネルになります。


上図のように設定した場合、例えば接続されているMIDIコントローラーがチャンネル1を送信していてもチャンネル3として受信されます。

注意:チャンネル10を送信しているMIDIコントローラーに+10を設定してもチャンネル20にはなりません。
    この場合、チャンネル4として受信されます。(チャンネル16で折り返します)


トラック・ミキサーのMIDIフィールドをONに設定しなければ、MIDIデータのレベルとパンは反映されません。



TRACK 10について

シーケンスのTRACK 10に記録されているプログラムチェンジが再生されるか、又はTRACK 10がプログラムチェンジを受信するとプログラムチェンジ129が設定されているプログラムを割り付けます。(プログラムチェンジ129が設定されているプログラムがある場合)
プログラムチェンジ129が設定されているプログラムが無い場合、プログラムチェンジは無視されます。(マルチティンバーがOFFの場合も同じ)


プログラムがDRUMの場合のMIDI NOTE 24〜35はNOTE 88〜99に変換されます。
 
従ってNOTE 24が受信された場合、NOTE 88(PAD D05)に割り付けられているサンプルが発音されます。
シーケンスに記録されているNOTE 24のイベントが再生された場合もNOTE 88(PAD D05)に割り付けられているサンプルが発音されます。
NOTE 35の場合はNOTE 99(PAD D16)に割り付けられているサンプルが発音されます。

動画参照


MIDIシーケンスのREVERB DEPTHの値はエフェクトのSENDレベルに127=100として反映されます。



ピッチ・ベンドについてこちらを参照してください。