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オーディオについて

●原点

私のオーディオは、50年以上継続しただけで人に自慢できるようなものではありません。
 原点は兄の影響で小学校時代に鉱石ラジオや真空管(1T4、5678)ラジオを作ったのが始まり。
当時、家がNHKの送信所(川口)近くだったので鉱石ラジオでもスピーカーが鳴るほどでした。
その後、ジャンク品を集め、並3、5球スーパーを作ったり短波の受信機を作りBCLを楽しんだり

近所にもラジオ作りの友達がいて秋葉原へ部品を買いに行くなどして、秋葉原が遊び場でした。
ポールアンカのダイアナがヒットした頃「HiFi」が流行りだしこの頃オーディオに目覚めたと思う。
1952年頃、NHKの第一、第二放送で実施された「立体放送」を聴いてその音に感激しました。
   ※当時「ステレオ放送」を「立体放送」と言っていた。

AM放送は、スーパーヘテロダイン方式より感度の悪い高1方式の方が音が良いとのことで
高1コイルをQダンプしたチューナーを作りました(NHK以外民放は、混信が酷かった)。
その後トリオ(現ケンウッド)で広帯域IFTが発売されスーパーでもHiFiで聴けるようになった。

FM放送は、NHKが1957年より実験放送、東海大学のFM東海(FM東京の前進)実用化実験放送
が1960年に開始されました。そして1963年にFMステレオ放送も開始され兄の自作FMチューナー
に付加するアダプター記事を見つけFMステレオマルチアダプターを自作することにしました。
スーパー用IFTのコイルを巻き直して自作し、FMステレオの受信が成功しました。
ただ長時間聞いていると周波数ずれでモノラールになりその都度周波数調整が必要でした。

レコードは、45/45方式のステレオレコードが開発されいよいよステレオ時代の到来です。。
ステレオを聴くために当初は兄の作った装置と私の作った装置2台でステレオのすばらしさに
感動したことを覚えています(左右の音質はバラバラだったけど)。

●ステレオ装置の遍歴

自作テープデッキ
 兄と合作のステレオ装置(1960年頃)

右側が私の装置:6V6 GT PP Amp、ステレオテープデッキと3Way SP
左上にニートのレコードプレーヤが見えます。中央上段は、FM-MPXステレオアダプタ

OLD AUDIO SET OLD AUDIO SET
 独身アパート時代のオーディオセット(1969年頃)

左側 社員寮退寮後アパート時代のオーディオセットとSony 9吋TR-TV
Sony TC-263DとTRアンプキット スピーカは市販BOXに三菱P-610A+外付けツィター
右側 後にTEAC A4000Sの追加でテープデッキ2台と自作録音アンプ(上)
当時のソースは、レコードとレコーデットテープが主でした。

AUDIO SET
 1977年頃のオーディオセット

上段左側にテープデッキ TEAC A4000S、 右側:SONY カセットデンスケ(TC-2800)
中央左よりA4000S用自作録音アンプ、プリアンプ:LUXKIT A3300、自作のレコードプレーヤ
中段に V-FET A級Amp:自作、FMチューナ:トリオ KT-2001
下に メインアンプ:LUXKIT A2500(6RA8 PP)
スピーカ:自作BOXにパイオニアPAX-25A(25cm同軸2WAY)

ステレオ装置
 最近まで約30年活躍した自作スピーカーシステムの装置

ステレオ装置
 現用装置(2018年にスピーカー、2017年、2020年にアンプを交換しHi-Res対応が整った)
(Hi-Res機器:DENON PMA-800NE,DNP-370RE,KORG DS-DAC-10R,YAMAHA NS-F500)

●アナログレコード

 ロンドンレコード(英デッカ)の録音(ffrr)が好きでマントバーニ、スタンリーブラック、ロニーアルドリッチ
エドムンド・ロス等、クラシックではウィン・フィル、スイスロマンドを好んで、少ない小遣いを節約して

購入しました。その後、オーディオブームが到来し、レコードもどんどん進化し良い音を求めて、35mm
マグネットフィルムテープ、ダイレクトカッティング、24チャンネルマルチマイク、ワンポイントマイク、

PCM(デジタルレコーディング)等いろんなレコードが発売されました。
レーベルでは、マルチチャンネルのコマンドレコード、デジタル録音のテラーク、デンオンを好んで購入し

また、そんな時期に各種テストレコード、ステレオデモレーコードも発売されステレオのチェック用に購入し
自分のシステムが良いかを試し、意外といけると自己満足?していました。今でも良く聞いている

これらのレコード今聞いても良い音なので、感動します。当時集めていたレコードで、 お気に入りレコード
を紹介します。

●スーパーオーディオCD(SACD)

 CDが発売されしばらくしてプレーヤーも中級品でも良いものが出始め雑誌等でも評判の良かったソニーの
CDP-203を購入しました。8年くらい愛用してましたがときどきトレーが開かなくなり不具合が出始めました。

その頃SACDのデモをオーディオフェアで初めて聴き、これからは、SACDプレーヤーにしようと決めました。
SACDは、帯域が100KHzまで伸びているのでアナログレコードにより近い音がします。当初ハイエンド向けしか

なく様子を見ていたら普及版でも評判の良いのが見つかりソニーSCB-XD7を購入しました。SACDマルチ対応で、
標準のCDもクオリティが上がっています。当初SACDソースがあまり無く寂しい思いをしましたが最近はハイブ

リッドが出てきて種類も多くなり今後が楽しみです。これでやっとレコードの代替が出来たように思います。
またマルチ対応は5.1CHで昔のマトリクス4CHとは違いクオリティ向上で楽しめます。

自分の気に入ったレコードはもう購入困難なのでこれからはSACDで探したいと思ってます。

2011.11 10年以上愛用していたSCD-XB7が壊れてしまい修理も考えましたが最新の方がクオリティが高いので
新規購入を決めました。コストパーフォマンスと最近話題のDSDディスクが再生可能の機種でSONY SCD-XE800

を購入しました。SACDエントリーモデルですがCD光出力とDSDディスク再生が決め手となりました。
今後はSACDとDSDディスクの両方を楽しめると思います。

●ハイレゾリューション オーディオ(ハイレゾ [Hi-Res])

 PCオーディオ、ネットワークオーディオの普及により最近はハイレゾ・オーディオがブームとなっています。
私もネットオーディオ誌創刊時から興味を持ち始め付録のハイレゾ音源を USB-DAC で再生し CD との違いを楽しん

でいました。その後ハイレゾポータブルレコーダ新KORG MR-2 の発売により旧機種の MR-1 と AudioGate を安価
で入手できたのを機会に雑誌の付録DVDで入手した DSD サンプルを聞いてハイレゾオーディオの素晴らしさを実感

しました。SACDプレーヤー(SCD-XE800)による DSD ディスク再生を可能にするため CD の DSD 化やアナログ
レコードの DSD 化によりDSDディスクを作成しましたがもう少し手軽に DSD を楽しむため DSD 対応の USB-DAC

KORG DS-DAC-10Rを購入しました。しかし最近手ごろな価格でネットワークオーディオプレーヤーが入手可能になり
デノン製のネットワークオーディオプレーヤー DNP-730RE とハイレゾメディアサーバー(Rock Disk Next)により

パソコン不要によるハイレゾオーディオを聞くことができるようになりました。
CD 再生よりファイル再生の方が音質的に有利だそうで実際同じ CD でもファイル(FLAC)化した方が音がクリヤです。

●スピーカシステム

 当初、秋葉原にてスピーカキャビネットを購入し、ユニットを別に購入していましたが大きな箱が欲しくなり100L
の自作密閉箱にあの有名な三菱スピーカーダイヤトーンP-610Aを組み込んで使っていました。

P-610Aは、評判どおり中音がすばらしく良かったのですが低音の不足が感じられダブルにしようかと悩みましたが、
パイオニア製25cm同軸2WAYスピーカPAX-25Aを入手できたのでしばらくこれで楽しんでいました。

しかし今度は中抜け(中音不足)が気になり3WAYを試したくなり、自作100L密閉箱にパイオニア製トゥイター
PT-50、スコーカーPM-12Fとコーラル製ウーファー10L-60Bに自作LCネットワークを組み合わせました。

最近まで使用していましたがアンプ故障によりHi-Res対応に交換したため劣化していた自作スピーカーシステムを初めて
メーカー製スピーカー(Hi-Res対応)に変更しました。ヤマハ製トールタイプスピーカーシステム「NS-F500」です。

我が家としては密閉箱からバスレフに代わりウーハーが25cmから16cmにダウンサイジングしました。
低音の質は変わりましたがヤマハの音作りは、私の好みと一致し気に入ってます。

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