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KORG DS-DAC-10R とAudioGate4

 DSDネイティブ再生は KORG DS-DAC-10で楽しんでいました。

 しかし、DS-DAC-10の後継機としてDSDおよびPCM録音機能付きの DS-DAC-10Rが発売されたので
今回購入することにしました。

アナログ音源はフリーソフトSound Engine等でPCM化しその後AudioGate3によってDSD化していました。
今回 KORG DS-DAC-10Rを入手したことでアナログレコード等から直接DSD化が可能になりました。

AudioGate3も DS-DAC-10R発売に伴い録音機能付きのAudioGate4にバージョンアップされました。


●KORG DS-DAC-10R とは

 「DS-DAC-10R」と「AudioGate 4」だけで、DSDレコーディングを実現。
DS-DACシリーズでおなじみ、最もシンプルな高音質再生システムに、新たに高音質録音機能が加わりました。

録音 / 再生ともに、DSDなら5.6MHz、2.8MHz、PCMなら最大192kHz/24bitのフォーマットに対応。
これからは配信サイトからのリリースを待つだけでなく、お手持ちのソースをDSD録音し、いつでも好きな

ときにいい音で聴くことができます。
DS-DAC-10Rはお手持ちのオーディオ・システムに加えて頂くことをイメージし、高級感のあるダイキャスト

・ボディに、表面はヘッドホン・ボリューム / 端子だけのシンプルなデザイン。
ボリューム・ノブ部に光るLEDは、再生フォーマット表示や録音中を示すインジケーターとして機能します。

また、リア・パネルの銅メッキ板や、金メッキの端子など、内部だけでなく目に見える部分にもこだわった
高品質設計となっています。(KORGホームページより)


DAC10外観
DS-DAC-10R 正面 (ヘッドフォン専用ボリュームとヘッドフォンジャック)

DAC10外観 DAC10外観 DAC10外観
ボリューム・ノブ部に光るLEDがサンプル周波数により色が変わります。
左から44.1/48KHz:「緑」、88.2/96KHz:「紫」、2.8/5.6MHz:「青」
これ以外に176.4/192KHzは「白」録音時は「赤」になります。

DAC10外観
DS-DAC-10R 裏面 (ライン出力、USB端子、ライン/フォノ入力)


●DS-DAC-10Rの仕様

  • 入力フォーマットUSB
  • DSD:2.822MHz/5.6448MHz,1bit
    PCM:16bit/24bit, 44.1kHz/48kHz/
    88.2kHz/96kHz/176.4kHz/192kHz
  • ホストインターフェース
  • USB 2.0(High Speed)
  • オーディオドライバ
  • ASIO,WDM,Core Audio
  • 周波数特性
  • 10Hz〜20KHz ± 1dB(fs=44.1/48kHz)
    10Hz〜40KHz ± 1dB
  • Line/Phono入力Z
  • 47KΩ(LINE),50KΩ(Phono)
  • 規定/最大レベル
  • 5mV rms/100mV rms(Phono at 1kHz)
    -6dBV/+6dBV
  • ヘッドフォン最大出力
  • 70mW + 70mW @ 32Ω
  • 電源
  • USBバスパワー( 5V 500mA)/2.5W
  • 外形寸法
  • W 155 x D184 x H 49 mm
  • 重量
  • 1.1 Kg

    ●AudioGate4とは

     AudioGateは当初KORGの MRシリーズ用に開発されたデータコンバータ的なソフトウエアでした。
    DS-DAC-10Rのリリースに合わせ録音機能が追加された新バージョンAudioGate4がリリースされました。

    本ソフトは単体で購入(¥19,980)可能ですが AudioGate3同様、KORGのMRシリーズやDS-DACシリーズを
    購入していればフルバージョンを無償で使用できます。


    AudioGate4 Edite/Rec画面で録音機能追加された


    ●AudioGate4 +DS-DAC-10Rでアナログ音源をDSD化する

    AudioGate4 +DS-DAC-10RでアナログレコードのDSD化が容易に可能になりました。
    今回、アナログ音源のDSD化を試すため、SA-CD(アナログ出力)をDSD化してみました。


    AudioGate4 環境設定でオーディオデバイス(KORG 2ch 1bit Audio Device)を設定する


    AudioGate4 録音設定で録音ファイル形式を設定する
    Line/Phono入力指定もここで行う(今回はLine入力を指定)


    録音中


    録音終了(収納楽曲を連続録音したためファイルは1個となる)


    録音されたファイルを曲名ごとに分割する


    分割された各ファイルを各曲名にリネームする


    完成したDSDファイルを再生する

     AudioGate4 で再生するファイル形式により DS-DAC-10R は連動してモードが切り
    替わるのでファイル形式を意識せず楽しむことができます。

    DS-DAC-10R のボリュームノブ LED が再生中のファイル形式に対応して色が変わります。
    再生フォーマットはFLAC、MP3、DSD等自由に変換でき保存も可能です。


    ●DS-DAC-10RとAudioGate4を使用してみて

     DS-DAC-10にあったデジタル出力が削除されアナログ出力のみとなりました。
    DS-DAC-10RはDS-DAC-10と比較し音質がより改善されました。

    AudioGate4は旧バージョンと比較してプレーヤーとしてはほとんど変更ありません。
    プレーヤーとしては良いですがタグ編集等はいまいちで旧バージョンと同じでした。

    タグ編集等は、Sony Music Center for PCと組み合わせて使用しています。
    今後はSA-CDやアナログレコードの DSD化が容易になり気楽にハイレゾが楽しめます。



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