スーパーオーディオCDプレーヤ更新
10年以上使用していたスーパーオーディオCDプレーヤ「SCD-XB7」がついに壊れてしまいました(TOC Errorとなる)。
レンズクリーナを使用しても改善されず修理しようとも考えたが10年以上も経っているので新規購入することにしました。
新規購入といっても予算が限られるのでいろいろ検討の結果SA-CDエントリーモデル?SONY「SCD-XE800」にしました。
エントリーモデルというのがちょっと引っかかりますが予算と私の使用方法に合致したところで決めました。
条件のSA-CD再生、CDの光出力、ヘッドフォン不要、マルチ再生不要等満たしており、且つ最近話題のDSDディスク
再生可能となっていてメーカ小売価格\36,000税別です。決め手はDSDディスク再生と低価格(ネットで2万円台)でした。
「SCD-XB7」の約半分の価格でこの仕様であれば「SCD-XE800」で満足するしかありません。
音質についてSA-CDは「SCD-XB7」とほとんど差がなく満足しています。
CDは「SCD-XE800」の方が若干元気?があるような。
●SCD-XE800の外観
SCD-XE800の前面 SA-CD再生イメージ (ヘッドフォンジャック無 コストダウン?)
SCD-XE800裏面 同軸出力、光出力、アナログ出力端子(金メッキではありません)
SCD-XE800内面 シンプルな構成
●DSDディスクの再生
DSDとは「Direct Stream Digital」の略です。
今までの CD や DVD 、そして PC サウンドといったデジタルオーディオでは PCM(pulse code modulation)という方式
が一般的でしたが DSD 方式は「スーパーオーディオ CD」の記録方式として採用されているもうひとつのデジタルオーディオ
方式です。DSD 方式は PCM 方式と仕組みがまったく違っており、より原音に近い状態でのデジタル記録を可能にします。
これにより、通常の音楽 CD を再生するより奥行きがある、やわらかい音質が楽しめます。(SONY WEBより引用)
インターネットからのDSDダウンロードはまだ試していませんが「Net Audio vol.2」の特別付録DVD-ROMに収納
されているDSDファイルを「SCD-XE800」で再生してみました。
付録のDVD-ROMを直接かけたところ認識せず「Can't Play」となってしまいました。取扱説明書をよく読んでみたところ
DVD-R,DVD-RWにDSD_DISCフォルダを作りその中に拡張子dsfの付いたDSFファイルを入れれば再生できるとありました。
早速付録のDVD-ROMからDSFファイルを探し指示通りDVD-RWに書き込みしたところ再生できました。
気になる音質はサンプル2曲を聞いたところCDとは異次元でどっしりと安定して生々しい良い音でした。
現在、低価格のオーディオ機器でDSDファイルを楽しめるのは「SCD-XE800」しかありません。
今後はインターネット等でDSDファイルを購入しDSD音質を手軽に楽しみたいと考えています。