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ウォークマン NW-A55 使用記(追記)

 Sony のウォークマンAシリーズ「NW-A55」を購入しましたので紹介します。


● ウォークマンAシリーズ「NW-A55」 とは

 ウォークマンAシリーズ「NW-A55」 とは、ハイレゾ音源もCD音源も高音質に楽しめるウォークマンです。

以下ソニーウォークマンのホームページより:
ハイレゾ音源のクオリティーを存分に引き出すフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。
また、MP3音源やCD音源もハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングできる「DSEE HX(TM)」や、

Bluetooth(R)のワイヤレス音楽再生もハイレゾ相当の高音質で楽しめる「LDAC(TM)」に対応。
ハイレゾ音源はもちろんのこと、多様な音源を、さまざまな聞き方で高音質に楽しむことができます。



外観および操作ボタン (ソニーウォークマン のホームページより)


●「NW−A55」の主な仕様 (ソニーウォークマンホームページより)

再生可能な楽曲 ファイルフォーマット MP3 / WMA / ATRAC / ATRAC Advanced Lossless / WAV / AAC /HE-AAC / Apple Lossless / AIFF / DSD / APE / MQA :対応
内蔵メモリ 【NW-A55】16GB /【NW-A56】32GB /【NW-A57】64GB
再生 音楽/FMラジオ
デイスプレイ 3.1型(7.8cm)、WVGA(800x480ドット)
Bluetooth機能・通信方式 : Bluetooth標準規格 Ver 4.2
その他タッチパネル / USB DAC機能 / Bluetoothレシーバー機能 / ダイレクト録音等

●ウォークマン「NW−A55」を使用してみる

 今までポータブルプレーヤーは他社製の MP3 タイプを使用していましたがホームステレオが
ハイレゾ仕様になったのでハイレゾ対応のウォークマンが欲しくなり購入しました。

ソニーのウォークマンは、MDウォークマン以来です。
今回購入した「NW−A55」は、16GBメモリを内蔵したタイプで不足分は、MicroSDを追加できます。

 外観はアルミ削りだしボディを採用右サイドに独立した操作ボタンを配置しポケット内でも手探りで
基本操作がしやすくなっています。音質はハイレゾ対応で申し分なく、当然「DSDファイル」にも

対応しており満足していますが電源ON後の立ち上がりが遅い(約20秒)のが難点です。
追加メモリはハイレゾ音楽ファイルの使用を考慮し、32GBのSDメモリを追加しました。


●ウォークマン「NW−A55」の画面


電源ボタン長押しで起動(左)後約20秒後に現れるメッセージ(右)


立ち上がり後のホーム画面(左)。ハイレゾアルバムの選択はアルバム名右側に「HR」が表示される
ライブラリー画面(右)で全曲、アルバム、ハイレゾ再生、DAC、ラジオ等を選択


アルバム選択時の画面(左)アルバムの再生リスト画面(右)


ホーム画面上で画面を上にスライドすると各種イコライザー設定ができます
デジタルをアナログ再生化のバイナルプロセッサー(左)ダイナミックノーマライザー(右)


VPT<サラウンド設定>(左)スタジオ、ホール等の効果を設定
DCフェーズリニアライザー(右)アナログアンプのような低音を疑似する


MP3等の圧縮音源をハイレゾ疑似化するDSEE HX(左)
メロウ、ボーカル等を設定するイコライザー(右)


専用USBケーブルでパソコンに接続すると充電、音源ファイルの転送管理、USB-DAC等が可能になります
パソコン接続時の画面(左)充電、ファイルの転送、ファイル管理が可能
USB-DAC使用時の画面(右)「Volume」をスライドで音量が調整できます
(ウォークマンをDACとしてパソコン内の「Music Center for PC」を楽しめます)


「Music Center for PC」からウォークマンに音源ファイルを転送


ウォークマン専用のUSBケーブル(接続口が専用でちょっと不便)



●ウォークマン「NW−A55」を使用してみて

 ウォークマンAシリーズが 2018年モデルチェンジ(10月発売)され、A50シリーズへと生まれ変わりました。
実機を手にするとアルミ削り出しボディによりボディ剛性を高められ重量感もあり上質なイメージがあります。

ボディ剛性は音質面においても有利に働いているみたいです。操作感も良く、タッチパネルおよび右サイドの
ボタンによるブラインド操作が可能です。

イヤホンは、オーディオテクニカのハイレゾ対応「ATH-CKS770X」とソニーの「MDR-EX450」を状況により
使い分けています。「ATH-CKS770X」は良いのですがエイジング未完なためか高音部の刺激が強いようです。

もう少し音がマイルドになるまでと現在は「MDR-EX450」を常用しています。
Music Center for PC + DS-DAC-10とウォークマン「NW-A55」を比べてみると「 DS-DAC-10 」の方は

音がフラットで「NW-A55」は音作りされた感じがします。
注目のデジタルのアナログ再生化「バイナルプロセッサー」と「DCフェーズリニアライザー」の効果は微妙なため

私の劣化した耳ではよくわかりません。
各種イコライザーを試してみたものの通常は必要ないため「OFF」にしています。


●「オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセットSBH82D」(追記)

「耳をふさがない音導管設計」ソニー独自の音導管設計により、耳をふさがない構造ながら、音導管を通して鼓膜の
方向にダイレクトに音を届けることで、周囲の音とプレーヤーからの音(音楽など)がブレンドされる新しいリスニ

ング体験を提供します。独自の測定データに基づき、周囲の音の聞こえやすさと広がりのある音を両立させ、BGMの
ように音楽を楽しむことができます。(ソニーホームページより)


オープンヘッドセットの仕組み(ソニーホームページより)

2019.6 ソニーから上記の特徴を持つヘッドホン「SBH82D」が発売されました。
手持ちのウォークマン「NW-A55」はBluetooth対応なので早速試してみました。


オープンヘッドセット「SBH82D」の外観(ソニーホームページより)

●「オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット」を使用してみて

装着は割と簡単で耳の下部に固定されているため眼鏡の干渉がなくまた簡単に外れにくい構造です。
肝心の音質はカナルタイプと比較すると重低音は論外ですがBGMとして割り切れば非常に高音質です。

低音も高音もそれなりに出ており電車内等騒音の多い場所以外であれば屋内外ともに十分実用的です。
周りの音が自然に入ってくるので使用中でも普通に会話ができまた屋外ではウオーキングなど好都合です。

無線性能はリビングに「NW−A55」本体を置けば家中どこでも聞けてまた条件が良ければ2階でも
使用可能でした。

音楽をハイレゾでじっくり聞きたいときは従来のカナルタイプが良いですが、ながら的に音楽が聴きたい
とき「オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット」を使用するなど使い分けるとよいと思います。



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