Windows Vista(正式版)の導入(2007.2)
● Windows Vista Home Premium を購入
Windows Vista RC1が今年5月まで使用可能ですが不安定動作時ソフトまたはハードの問題
なのか調べる時オンラインヘルプが英文ヘルプにリンクされており切り分けが難しい。
また1/30以降、数回のオンラインアップデートで動作がおかしく?なったような気がする。
正式版が欲しと思っていたところ、いつも利用しているショップ「Faith」の情報メールで
Vistaキャンペーン特価を知り、どうせ購入するなら早い方が良いとバージョン選択で迷ったが
機能、価格、使用目的等で「Vista Home Premium」のDSP版に決めました。
Windows Vista Home Premium DSP版(DVD)
●ハードウエアのグレードアップ
Windows Vista正規導入にあたりハードウエアのグレードアップも図ることにしました。
限られた予算(約5万円)で実現するため、従来の2号機パーツを出来る限り流用して
今後、CPUのグレードアップを考慮した Windows Vista対応環境を構築しました。
何時か Core2Duo CPUを購入できる可能性を残して!
このようなに出来るのが自作パソコンの強みですね。
以下に購入したパーツを紹介します。
1.マザーボードの新規購入
●マザーボードの購入条件
・実売価格2万円以下
・手持ちのP4(530J)CPUが使えて、Core 2 Duo も使用可能
・チップセットIntel P965 or 965G(「Windows Aero」動作条件)
・RAID0をサポート
・手持ちのグラフィックボード(PCI-Ex16)を有効活用できるもの
・Vista Premium Ready仕様
・日本語マニュアル
マザーボードは、基本性能が同等の「MSI P965Neo-F」と「ASUSTeK P5B」で悩みましたが
多少価格が高いがe-SATA及びオーディオの光出力が標準装備の「P5B」に決めました。
マザーボードP5Bの概要:
LGA775 Core 2 Duo/Pentium D Pentium4 Celeron D他 | |
Intel P965 Intel ICH8 | |
Dual ch 240Pin x4slot DDR2 800/667/533MHz max 8GB | |
PCI-Ex16 x1 PCI-Ex1 x3 PCI x3 | |
SATA 3.0Gb/s x4 UltraDMA133/100/66 x1 外部SATA x1 | |
HD Audio 8ch CODEC 光学/同軸S/P DIF出力 |
2.メモリの新規購入
マザーボードASUSTeK P5Bは、従来のメモリ(PC3200 DDR 1GB)が使用できなくなり
新たに DDR2-667 SDRAM 1GBを2枚購入しデュアルモード2GBで使用することにました。
購入したメモリ DDR2-667 SDRAM 1GB
3.CPUクーラの新規購入
マザーボード(P5B)をグレードアップしたがCPUは当面従来のを流用することにしたので
CPUクーラは、Freezer7Proに変えてみました。純正より静音と冷却は良いようです。
CPUクーラー[Freezer7Pro]とメモリ 2GBを実装したマザーボード[P5B]です。
4.CPU及びグラフィックボード
CPUは、Core2Duoが購入できるまで、いままで使用していたCPU(P4 530J)を流用。
グラフィックスボードは、Windows Vista RC1のとき新規購入したPowerColor製「X16P-D2VO-P256D」を使用。
RANDEON X1600 PROは、ミドルレンジのグラフィックボードで256MBのビデオメモリ搭載です。
5.機能アップ後の自作2号機改 概要:
ASUSTek P5B | 新規購入 | |
2GB [1GBx2] (PC2 5300 DDR2) | 新規購入 | |
PowerColor X16P-D2VO-P256D | RC1導入時購入 | |
Pentium4 530J 3.0GHz | 流用 | |
200GB (SAMSUNG SP2004C SATA) | 流用 | |
I/O DATA DVR-ABN16D | 流用 | |
Scythe SCY-0311BK(ATX) | 流用 |
6.パフォーマンス評価によるスコア
Vistaのパフォーマンス評価によるスコアを出してみました。
総合評価「4.2」(CPU流用のため旧MB時と同じスコア)になりました。
※後日CPUをCore 2 Duoに変更し両者比較を
「Core 2 Duoの導入」で紹介しています。
詳細は以下の通りです。
総合評価(最低スコアを表示) | 4.2 |
プロセッサ | 4.2 |
メモリ(RAM) | 4.9 |
グラフィックス | 4.3 |
ゲーム用グラフィックス | 4.8 |
プライマリハードディスク | 5.2 |
●Windows Vista RC1と正式版の違い
今回、正式版をインストールしてみてわかったことは当然のことですが
・動作が安定している
(RC1は、1/30以降動作が鈍くなった[バージョンアップのため?])
・オンラインヘルプが日本語
(RC1は英語サイトにリンクしている)
・メディアプレーヤの動画再生正常動作
(2GBメモリでもMPEG及びDVDがメモリ不足エラー?で再生できなかった)
※ Windows Vistaが販売されて間もないので、問題点がまだあると思います。
特にアプリケーションソフトは、XPで動作したものがVistaでは動作しないものが
多数あります。メーカーも順次対応しているようですが「対応せず」の処置もあります。
今後ソフト/周辺機器を購入する時はWEB等で事前に良く調べた方が良いと感じました。
●Windows Vistaの画面
我家のパソコンでもWindows Vistaを動作させることができました。
(WindowsXPと比較して便利な点も多く新しいものは良いと自己満足しています)
Windows Vista Home Premiumの初期画面
初期画面で表示されるのは、Windowas Vistaで追加されたサイドバーとウエルカムセンター画面です。
・ウエルカムセンター:パソコンの機能概要、各種設定項目が表示される
・サイドバー:時計、CPUメーター、天気予報、株価、カレンダー等表示できる
この画面を有効的に活用するには、20型以上のワイドディスプレーが欲しくなります。
ガジェットメニュー画面と別途取得した懐かしのNHK-TV用アナログ時計(右側)
アナログ時計、カレンダー、CPUメータ、株価、天気予報等計11種類が準備されており
デスクトップのサイドバーに好みのガジェットを表示できます。
また専用のホームページから自分好みのガジェットを追加することもできます。
画面では、NHK時計、ミニスライドショー、CPUメータを表示しています。
NHK時計は、NHKのホームページよりダウンロード可能です。