Windows11 導入記(2021.11)
Microsoftから「Windows11」が2021年10月5日より提供開始されると発表されました。
「Windows11」は「Windows10」から無償で「Windows11」にアップグレードできるとのことです。
10月5日以降、PCの「Windows Update」画面に「Windows11」導入対象PCである旨のメッセージ
が表示されるようになりました。
10月5日以降「Windows11を実行可能」の案内が表示された
11月に入り「Windows11へのアップグレードの準備ができました」の案内に変ったので、
早速「Windows11」を導入してみました。
「アップグレードの準備ができました」の案内が表示された。
● Windows11導入のPC
手持ちのPCで唯一条件に合致した自作6号機で実施してみました。
自作6号機の仕様は以下の通りです。
System Information | OS : Windows 10 Pro 64bit
Display Mode : 1920 x 1080 Memory : 16GB [8GBx2] (PC4-19200 DDR4-2400) |
マザーボード | ASUSTeK H310M-A/R2.0 (Micro ATX) |
CPU | Intel Core i3-8100 [3.6GHz] Platform : LGA1151
Intel UHD Graphics 630内蔵 |
ChipSet | Intel H310 |
HDD | Type Size
SSD 250GB(OS) SATA 1,000GB |
● Windows11のインストール
「アップグレードの準備ができました」画面上の「ダウンロードしてインストール」をクリック
するとダウンロードが開始されインストールまで自動で行います。
ダウンロードが開始される
ダウンロードが終了しインストールが開始される
インストールが終了し再起動待ちになる
デスクトップ画面右下に表示された再起動メッセージ(Windows10起動中)
インストール終了後、再起動を実施すると「Windows11」のセットアップが開始され
「Windows10」から「Windows11」の移行がダウンロード含め約1時間半で完了しました。
今回は「Windows10」から「Windows11」へアプリも含めてそのまま移行する方法でした
が「Windows10」時の設定やアプリは問題なく移行されました。
● Windows11の実際
Windows 11 のデザインは、Windows10 から大幅に変更されてデスクトップ画面左下
にあったスタートボタンが中央に移動しスタート画面も中央に設置され表示も変更されました。
エクスプローラのデザインが気になったのでいくつか紹介します。
新しいデザインのWindows11デスクトップ画面(タスクバーのアイコンが中央に設置された)
中央に設置され簡素化されたスタート画面
スタート画面やエクスプローラ画面等で淵の角が取れ丸くなった
変更された新デザインのエクスプローラ画面(フォルダーアイコンがカラフルになった)
ナビゲーションウインドウで項目を選択できる(項目を最小限にした場合)
ナビゲーションウインドウで項目を指定した場合
エクスプローラ画面で項目が1行おきに変更され見やすくなった
「表示」で「コンパクトビュー」を指定すると間隔が狭い表示になる
エクスプローラ画面でフォルダーデザインが変わった(フォルダー内が見えなくなった)
エクスプローラでリボンUIが廃止され簡単なツールバーになり「ファイルの右クリック」も変わった
「設定」⇒「システム」⇒「バージョン情報」
Windows11のバージョン情報 バージョン21H2 ビルド22000.282
● まとめ
「Windows 11」は、32bit CPUがサポートされない。またハードウェア要件として1GHz
以上で動作する2コア以上の64bit CPUが必須など厳しい条件です。
「Windows 11」では、「Internet Explorer」が廃止されそのほかにも「Windows 10」
の機能の一部が引き継がれず、廃止や削除が行われているそうです。
見た目では、中央に表示されるようになった[スタート]画面とタスクバーが新鮮で、まだ多く
の新機能は試してないですが表示等が簡素化されWindows10より使いやすい気がします。
手持ちのPCで「Window11」を導入できたので順次新しい機能を確認していきたいと思ってます。
とりあえず「Windows10」から「Windows11」の移行がスムーズに実行できたので良かったです。