Windows11 導入検討(2021.09改版)
6月24日にMicrosoftからWindows11が公式発表され、8月31日に2021年10月5日より提供開始
されると発表されました。Windows10は無償でWindows11にアップグレードできるとのことです。
Windows11の紹介ページ(マイクロソフトホームページより)
MicrosoftよりWindows11に対応しているか互換性確認アプリ(PC正常性チェック)が
公開されたので、それをホームページからダウンロードしてインストールしてみました。
「PC正常性チェック」アプリは7月7日現在準備不足として中止されたが9月現在改訂版が
再公開されました。
● 自分のPCがWindows11に対応しているかチェック
マイクロソフトが公開しているシステムの最小要件
システムの最小要件(マイクロソフトホームぺージより)
手持ちのPCでマイクロソフトが公開している条件に一番近い自作6号機で実施してみました。
自作6号機の仕様は以下の通りです。
System Information | OS : Windows 10 Pro 64bit
Display Mode : 1920 x 1080 Memory : 16GB [8GBx2] (PC4-19200 DDR4-2400) |
マザーボード | ASUSTeK H310M-A/R2.0 (Micro ATX) |
CPU | Intel Core i3-8100 [3.6GHz] Platform : LGA1151
Intel UHD Graphics 630内蔵 |
ChipSet | Intel H310 |
HDD | Type Size
SSD 250GB(OS) SATA 1,000GB |
● アプリによるWindows11対応チェック
インストールしたアプリを起動させると以下のような画面が表示されるので「今すぐチェック」
をクリックします。
「今すぐチェック」をクリックする
「このPCは現在、Windows11システム要件を満たしていません」と表示された
(この版定例は他のPCであり対象PCのプロセッサは条件を満たしています)
改訂版アプリでは、要件が満たしていない項目が表示されます。
「すべての結果を表示」をクリックして不足項目をクリアできればWinodows11が導入可能になります。
本PCは「ブート:UEFI」と「TPM」設定不備が問題と判明したので早速調べてみました。
● 「ブート:UEFI」と「TPM 2.0」の調査
本PCはブートセクタが「MBR」になっていたので「GPT」に変換する事にしました。
OSの再インストールをしないで簡単に変換可能な「MBR2GPT」コマンド使用しました。
現状のまま「GPT」に変換可能かを確認します。
ディスク0は「successfully」となったので変換可能です
「MBR2GPT」コマンドで「MBR」⇒「GPT」変換を実行してみました。
「Conversion completed successfully」となりGPT変換成功しました。
「DISKPART」コマンドで「GPT」に変換されたかを再度確認します。
ディスク0のGPT欄にアスタリスクが追加された。
◎本PC の TPM 2.0 が有効化されているかどうかの確認
「Winキー+R」から「ファイル名を指定して実行」に「tpm.msc」を入力し「OK」をクリックします。
「tpm.msc」を入力し「OK」をクリック
コンピューターのTPM管理画面が開く
「互換性のあるTPMが見つかりません」と表示されたので「無効」になっているかもしれません
マザーボードのBIOS画面で「Intel Platform Trust Technology」が「無効」になっていたので
「有効」にして再度TPM管理画面で確認してみました。
「TPMは使用する準備ができてます」と表示された
● 再度アプリによるWindows11対応チェック
「このPCはWindows11の要件を満たしています」と表示された
「すべての結果を表示」をクリックすると結果詳細が表示されます
対象PCの結果詳細が表示されます
● まとめ
次期OS「Windows 11」では、32bit CPUがサポートされない。またハードウェア要件として、
1GHz以上で動作する2コア以上の64bit CPUが必須など厳しい条件です。
「Windows 11」では、「Internet Explorer」が廃止され、そのほかにも「Windows 10」
の機能の一部が引き継がれず、廃止や削除が行われるそうです。
見た目では、中央に表示されるようになった[スタート]画面とタスクバーが新鮮で、早く試して
みたいなぁと思っています。
自分のPCでもそのまま「Window11」が導入できることが判明し今年後半の正規リリースが待ち
遠しいです。