大浦天主堂・・・

日本最古の木造ゴチック様式の
教会で、日本最古の天主堂
国宝。26聖人の霊に
捧げられた教会。正式名称は
『日本二十六聖殉教者天主堂』
別名フランス寺。
フランス製のステンドグラスは
約100年前のもの。
世界宗教史上名高い
『長崎の使徒復活』の舞台

「天主堂は何処だっ?!」
=大浦天主堂道中=

・・・私たちは道に迷っていた。
長野より暖かいといっても
曇り気味の11月23日・・・
15時頃といえどさすがに寒い。
今考えてみても、なぜ私たちが
道に迷ったかは謎だ。
なぜならば、私たちは駅から
看板に従って歩いたからだ。
まぁ迷ったお陰で観光客が
立ち入らないであろう場所に
めぐり合えたので、
結果オーライである。
(少し楽しかった♪)

大浦天主堂に辿り着くと、
天主堂野前の道には土産屋が
所狭しと並んでおり、
伊那北生や他の観光客で
賑わっていた。私たちは
それまでの道のりと目の前に
広がっている景色を比べ、
なんだかすごい冒険を
してきたような気分になり、
班員と顔を見合わせて笑った。

=大浦天主堂の中=

・・・美しい・・・
本気でそう思った。
無宗教(精神的に)の日本人
である私たちにとって
天主堂の中は非日常的な空間
であり、荘厳な雰囲気は
神々しさを帯びていた。

色が溢れ、物が溢れている。
そんな現代に生きている
私たちにすら神的なものを
意識させるこの空間は、
昔の人にとってどれだけ
意味のある場所だったのだろう
と思い、どれだけ厳しく
弾圧されようとも長崎の人が
信仰心を持ち続け、
抵抗することができたのか、
少し分かったような気がした。

さぁ次で最後!!
グラバー園へレッツゴー!!