〈伊那北高校 研修旅行記2005 〉
１１
月
23
日
（水）
当
番
５
班
【グラバー園】
長崎でも有数の名観スポット「グラバー園」を逃す手はないでしょう。言うなれば、西洋版「明治村」。改めて長崎の歴史に触れ、"日本の玄関"であったことが伺えるスポットです。よく手入れされた庭園、建造物には非の打ち所がありません。かつて開国間もない日本を近代国家へと導いた陰の功労者の邸宅群です。
【旧グラバー邸】
現存する最古の木造西洋建築。見事な設計。
※グラバー園は、体の不自由なかたがたにも利用できるよう、さまざまな配慮がされています。階段の数はさほど多くなく、各邸宅は緩やかな坂で結ばれております。また、湾を見下ろす高台に位置していますが、“動く歩道”なるもので楽に登ることができます。
“動く歩道”からの展望。
高台に位置するため、市内が一望できます。
※長崎を語る上で欠かせないのはなんと言っても造船業です。グラバー園からは、湾の反対側の三菱重工長崎造船所が一望できます。
約６０年前、ここであの戦艦大和の姉妹艦、武蔵（むさし）が建造されました。かつては長崎造船所では「船台方式」で建造を行っていました。武蔵は船台から進水した世界最大の船です。（大和はドッグ方式でした）
最高機密の戦艦を、このグラバー園からどう隠したのでしょうか・・・。
グラバー園から長崎造船所を望む。写真は、その船体番号「１７７」から、現在建造中の最新イージス艦「あたご」でしょう。この角度からこの雄姿を拝める場所は他にありません！
【中華街】（写真右）
グラバー園から路面電車で２０分の距離にあるのがこの中華街。長崎名物「ちゃんぽん」をはじめ、多くの名産品を手に入れることができます。
当たり前ではありますが、中華料理店も目移りするほど多く、常にいい匂いが漂っております。
このような場でこのようなことを申し上げるのはご法度かとも思いますが、飲食店の値段が少々高めです。それでも味は良いように思います。
※わが郷里の伊那食品工業のゼリーをも入手可能！
中華街入り口。凛々しい門が迎えてくれます。
