・札幌の時計台
・高知のはりまや橋
・沖縄・首里城の守礼門
以上の3つをもって、全国的に有名なのに、実際に見るとガッカリする
「日本3大ガッカリ名所」
と呼ぶらしい。
そして長崎のオランダ坂も、「3大ガッカリに数えられてもいいのではないだろうか?」「いや、既に入っているんではなかろうか?」といった話題を提供してくれる名所なのである。
さて、一体どのへんがガッカリなのだろうか?
それはズバリ、ただの坂だから。
しかし我々2班は、そのような事実を知りつつも現地を訪れてみた。
実際訪れてみると、なかなか良い坂なのだが、有名過ぎるのがいけないのかも知れない。あくまでも坂なので歩いているうちにやがて途方に暮れ、ジワジワと「ガッカリ感」が押し寄せて来るのである!
オランダ坂の周辺は昔、外国人居留地だったそうで、近くには当時の雰囲気ある洋館がいくつも残されている。それらを「東山手洋館群」と言う。今回は時間の都合で行く事ができなかったが、これら洋館群の散策も含めて付近の景観を楽しむならば、少なくともオランダ坂はガッカリでもないと思う。
名前の由来は、当時の長崎人は、オランダ人に限らず西洋の外国人のことをすべて
「オランダさん」
と呼んでいたそうで、外国人が多く通行したこの坂を
「オランダ坂」
と呼ぶようになったという。(名称は結構適当だと思った。)
オランダ坂



(この坂も「丸山オランダ坂」と言って、一応それなりに有名らしい。)

オランダ坂の石碑。坂の一番下にある。
これがオランダ坂。
本当のオランダ坂?の看板。「長崎の中で、“オランダ”とつく最初の場所です。」と書いてある。
これが丸山オランダ坂。