キャブの外し方

前々から気になっていた、ダイヤフラムを交換するためにキャブを外しましたのでついでに、このページを作ります。
ちなみに、ダイヤフラムは部品で買うと1つ7000円くらいします。4つ必要ですから3万円弱の出費です。
今回は、ヤフオクでバリオス2用新品キャブレーターを見つけたので、それを使うことにしました。

まずは、シートを外します。
その後、左右のサイドカバーを外します。
サイドカバーのツメが折れやすいので、要注意です。
タンクのボルトを外します。
タンクの後ろ側を少し持ち上げて、燃料コックにつながっている2本のホースを外します。
このとき、コックの位置はONかResにしておきます。
あとは、タンクを少し持ち上げながら後ろに引くと外れます。
あっ燃料タンク付きは、それのハーネスも外すようでしょう。
タンクが外れたら、次はエアークリーナーボックスのふた?を外します。
赤丸で囲んであるボルト5本をゆるめれば、外れます。
エアクリーナーが出てきましたね。
エアクリ交換なら、この状態で出来ますね。
キャブを外すには、さらに8本のボルトをゆるめます。
ここは、ボルトが奥に入っているので、ディープソケットが必要です。
エアクリーナーボックスを外すと、キャブが見えてきました。

次に、エンジンとキャブをつないでいる、ホルダーのバンドをゆるめます。
インシュレーターとも言いますね。
左上の画像は、奥が見えないので強制フラッシュでとってみました。
全部車体の左側からゆるめるので、#2のプラスドライバーで長い物が必要です。
完全にオーバーで見にくい画像になっていまいました。
キャブをすこし揺すってやると、外れてきます。
外れてきたら、左側を少し浮かせてやって、チョークワイヤーを外します。
このとき、赤丸で囲んであるところのねじと、カラーが入っているので、落とさないようにしましょう。
私は、やってませんが下にウエスなどを置くことが基本です。
写真を忘れましたが、車両右側にアクセルワイヤーホルダーが有りますので、ねじを1本ゆるめて外し、ワイヤーを上手く外すと、もうキャブはフリーです。
あっあと、冷却ラインがつながっているキャブは、それを外す必要が有ります。
僕のは初期型なので、よくわかりません。
ちなみに、今回のメイン作業。
バリオス2のキャブ流用。
っていっても、バリオス2とは、かなりキャブセッティングが違うので、ジェット類はすべて移植します。
もちろん、右が新しいキャブね。
一番の目的、ダイヤフラムの状態。
左のはかなり波打ってますね。なんか使用済み??って感じです。
新しい物は、すっぽりきれいに収まっています。
あとは、PSをダイノジェットキット標準である、1と1/2回転戻しに、調整しました。
お約束ですが、組み付けは逆順です。

取替後は、うーん違いが分かるほど乗れませんでした。
えっと、DYNOマシーンに乗せて計測してみたいなぁ。

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