キャブセッティング
 
先日(といってもかなりたちますが)DYNOJETKIT Stage1を組み込みました。
走った感じレスポンスはまぁまぁだったのですが、すこし回転の上がりあ重たい感じ。
それに、少し濃いようです。プラグをはずしてみてもやはり黒くすすけてます。
現状のセッティングは、推奨値のとおりメインジェットはDJ088、ニードルは上から3段目です。
一応、マフラーを変えているセッティングにしてるのです。
とりあえず・・・ニードルを上から2段目に変更。これで、中速域が若干薄くなります。
でも、メインジェットを落とさないとダメだろなという感じなのですが、なにせ全開走行をしてるときに焼付きはさけたい。
で、いろいろ調べてるとDYNOマシンでA/F(空燃比)が測れるじゃないですか!
ということで、FireGarageさんにおじゃましてきました。なお、グラフをクリックするとフルサイズで表示されます。

左のグラフは、上段が馬力とトルク下段が空燃比です。
ここで、すごく問題なのがA/Fが10以下になっているということ・・。理想空燃比とかパワー空燃比とか言いますが、通常は気温や気圧に対するマージンを見て13前後を狙います。かなり濃い状態です。グラフからはみ出てるし・・・やはりMJを落とさないとダメですね。
トルク的には4千回転を越えた付近の大きな谷が問題。
それに、14,000回転くらいで回転上昇が止まってしまうのも大きな問題。これは薄くしていくことで、解消されるでしょう。
どちらにしても、MJを変えるだけでなく、吸気側になんか細工してやらないとダメな気がしてきました。
このグラフは、赤い線がシフトアップをしていった場合。
青い線は4速固定かな・・多分。
緑の線が2速でアクセル急開だった気がする。
縦軸が馬力、横軸が速度になってます。
緑の線と赤い線がうまく重なってますが、これはニードルのセッティングの目安になるそうです。
ということで、ニードルは現状位置でとりあえず決定。
最後はアクセレーションって言ってたかな・・・
多分2速固定で、アクセルを一定開度から全閉して全開で、その後前閉だったと思います。
水平になってる線が、波打ってますね。これだと同じアクセル開度でバラツキが出てるということです。
原因としては、同調の調整不良やアクセルワイヤーが古いなど色々考えられるそうです。キャブのダイヤフラムかななんて思いましたが、たしか1個7000円くらいするので、ちぎれない限り取り替えるつもりは有りませんわ。

DYNOJETマシンによる測定は、今後のセッティングにおいてものすごく参考になるデータでした。
早速MJをDJ088→DJ084に変更。エアクリーナーボックスの吸気口のカバーみたいな部品を取り外しました。
で、試乗しました。メーター読みでは18,000回転まで回るし、少しは良い感じになりました。
ただ、プラグをみるとまだ濃いめなようですので、オプションのMJを買った方が良いかもしれません。
すこし、吸気系での対策を考えてからやってみようと思います。


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