ENKA VI(葉風る)

Cafe


-Design-

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ARCHITECTURAL CONCEPT

景観への配慮
本建築はENKA-IIIと同じ敷地に建つカフェであり、眺望やENKA-IIIとの対応関係を考慮して建物は配置された。この敷地は眼下に黒瀬ダム湖を眺められる自然に囲まれた山頂にあり、客席部分はできる限り開口部を設け、周囲の風景を満喫できる開放的な空間となっている。開口部が額縁的な役割を果たし、切り取られた風景やENKA-IIIの外観の眺めは、内部空間に多様な展開を与えている。

材料
使用材料は地元で産出される杉、檜を中心としてその環境に合ったものを選び、構造には檜を中心に、外壁には杉を、地面に近いところはコンクリート打放しを、そして屋根には素材感に優れた銅板を選択することで、この建築物と周辺環境との間に生まれる違和感を可能な限り押さえる努力をした。


MASAMI YAMADA ARCHITECT & ASSOCIATES PC