ARCHITECTURAL CONCEPT
構造の特徴 本建築は自然豊かな山頂に建つ、わずか10坪のカフェであるが、宮大工として修業をした大工が手掛け、木造の限界に挑戦したものある。中央の柱のみを鉄骨とし集中的に荷重を支え、その他は木造でジョイントもすべて仕口で納めることで精度を上げ、直径14メートルの小屋組の誤差も0.5ミリにおさめられている。また、仕上げも木、石、銅板といった本物を使い、木の割れや釘は全く表面には現れておらず、非常に繊細な空間が形成されている。