■岡崎の文化

調査対象表

調査対象者 配布数 回収数 対象項目
商店街住民 200 121 A・B・C・D・E・F
連尺学区の市民 420 187  B・C・D・E・F
一般市民 120 116  B・C・D・E・F

E-3 岡崎をアピールするもの

「歴史」について、「徳川家康の生誕の地」「城のある街」「歴史のある街」と言う意見が得られた。家康の地として市民の意識が強いことがわかる。「自然環境」については、豊かな自然や河川に恵まれている事を自負している事が伺える。「観光都市」としては、「花火大会」「桜祭り」「五万石祭り」と言った岡崎の文化となっている祭り事があげられている。「全体」については、「落ち着いた静かな街」「住むなら岡崎」といった岡崎の雰囲気を伝えようとする意見が多く得られた。

表E-3 岡崎をアピールするもの 自由意見

E-4 最も岡崎らしい場所

「岡崎公園・岡崎城」を6割近くの人が岡崎らしい場所として上げている。ついで、「大樹寺」の13.4%,「乙川(菅生川)」の9%という順になっている。歴史的文化価値のある場所として、効果的な演出の仕方を考える必要がある。

図・表E-4 最も岡崎らしい場所

E-5来訪者に紹介したい岡崎の場所

「岡崎城・岡崎公園」を85.6%の人が上げている。市民にとって岡崎城は岡崎を代表するシンボルであり、住民に愛されていることがわかる。

図・表E-5 他に紹介したい岡崎の場所

E-6「二七市」について

行ったことが「ある」とした人が72%で、7割強の人が「二七市」を訪れた事がある回答が得られた。「二七市」の魅力について、「安い」、「新鮮」と言う声が多く、また戦後よりの市民の交流の場として貴重な財産であるという意見もあり、岡崎の特色の一つとして支えていかなければならないものの一つといえる。

図・表E-6 岡崎の二七市について 

E-7「交流スペース」について

「ベンチなど休憩場所を増やす」(27.6%)や「樹木など自然を取り込む」(23.5%)といった積極的な意見に加え、数としても増やす方向の意見が多い。

図・表E-7 商店街の交流スペースについて

E-8近未来の住空間への要望

「省エネ設備を持つ家」(26.9%)「高齢者介護設備の整った家」(25.2%)が、半数を占めており、将来の地球環境や、高齢化に伴う自宅介護への関心の高さが伺える。
年代別に見ると、「通信設備の充実した家」(26.5%)が「40〜49歳」に多く見られ、現在の情報化社会での中心的世代意識の高さが伺える。

図・表E-8 将来の住まいとして望むもの



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