国立天文台三鷹・第一赤道儀室

Montval Canson Ｆ8

 第一赤道儀室は、大正10年（1921）に完成しました。構造は鉄筋コンクリート造りの平屋建てです。望遠鏡の架台は重錘時計駆動赤道儀という方式（ガバナー式）です。昭和14年（1939）から60年間、太陽黒点のスケッチ観測に活躍しました。
　第一赤道儀室は、国立天文台三鷹キャンパスでは最も古い観測用建物ですが、機能性をそのまま形にした姿をしています。　　　　　　　　　　国登録有形文化財

三鷹キャンパス建物配置図

2012/4/28

（NAOJ）
National Astronomical Observatory of Japan