この建物は(自動光電) 子午環です。これは天体の精密位置観測に使っていた観測施設で、1982年に建設されました。望遠鏡は、天体の位置を精密に観測できるように特殊な工夫が施されたもの(子午環)で、1984年から観測に使用されました。
 観測結果をまとめた数々の星表は、銀河回転や太陽系天体の運動の解明など、天文学の様々な研究に役立ちました。
 子午線標(地上基準点)が、ドームの南北にある窪地のなかにある。現在はこの建物は天文機器資料館としての整備中。 子午環:天体の子午線通過時刻と高度を同時に測定する装置
国立天文台天文機器資料館(自動光電子午環)
2011/1/16up
Monvalcanson F8
三鷹キャンパス建物配置図
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