Languton F8
恵林寺三門
2012/05/05UP
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【火定】 (三省堂「大辞林 第二版
(1)「火生(かしよう)」に同じ。
(2)修行者が自ら焼身死することによって入定すること。
 通称黒門・総門(左下)を入り参道を行くと、次に四脚門・赤門(右下)が有り、次が三門です。この三門は、快川国師が織田軍の兵火で焼き討ちを受けた折り、「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば、火自ら、涼し」と唱えて火定した場所に建っています。小規模ながら総体的に溢れる重厚・荘厳さは、同時代の建造物の中でも逸品とされています。
 (山梨県指定文化財)