運ゲー「あられ」パーティ

メンバー

ポケモン持ち物特性性格努力値
HABCDS
ユキノオーこだわりスカーフゆきふらしおくびょうふぶきぜったいれいどくさむすびあられ4002520252
ウリムーLv1きあいのタスキゆきがくれゆうかんがむしゃらこおりのつぶてかぎわけるじしん000000
ブルンゲルゴツゴツメットのろわれボディのんきねっとうじこさいせいあられトリックルーム2520252040
カイリキーせんせいのツメノーガードゆうかんばくれつパンチストーンエッジバレットパンチみやぶる2522520040
ヤミラミのんきのおこういたずらごころしんちょうあやしいひかりフェイントみやぶるいちゃもん2520402520
クリムガンこだわりハチマキさめはだいじっぱりげきりんばかぢからふいうちつばめがえし2522520004

解説

第4回TGAポケモンオフで使用したパーティ。 ローテに関しては完全に初心者なので、結局運に頼ることに。 ただし運に任せるといっても、成功した時のリターンが大きくなければ意味がありません。

そこでまず思い付くのが「ぜったいれいど」を始めとした一撃必殺。 しかしローテではジバコイルが多いため、一撃必殺が使いにくくなっています。 オノノクスやカイロスであれば「がんじょう」を無視して「ハサミギロチン」を当てられますが、 今度はゴーストに効かないという問題が。

次に思いつくのが、ココドラによる「がむしゃら」+「すなあらし」のダメージで相手を倒すこと。 しかしココドラ自体が既によく知られている上に、 「すなあらし」のダメージではガブリアス、ヒードラン、メタグロス、テラキオンなど ローテで活躍する高種族値ポケモンたちを倒すことができません。

そこで思い出したのが第4世代の頃にTGAのポケモン対戦企画(ダブル)で見たユキノオー+ウリムーの組み合わせです。 「ゆきふらし」によって「ゆきがくれ」を発動させ、ウリムーが「がむしゃら」を撃てるチャンスを増やすというコンボですね。 ユキノオーの「ぜったいれいど」とウリムーの「がむしゃら」に加えて「あられ」のダメージもあり、 運が良ければ相手を一気に崩すことができます。 さらに第5世代では、この2匹と相性がいいブルンゲルというポケモンが存在します。 そこでこの3匹をメインに構成を考え始めました。

ユキノオー+ウリムー+ブルンゲルの3匹は運ゲーというコンセプトが一貫している上に、不思議な相性補完を持っています。 例えばウリムーが苦手とする「ダブルチョップ」や「つららばり」等の連続攻撃に対して、 ブルンゲルの「のろわれボディ」が高確率で発動します。 ブルンゲルの「トリックルーム」により、ウリムーを先制させることも可能です。 しかしウリムーもサポートされるだけでなく、でんきタイプ無効のポケモンがいることでブルンゲルを動きやすくできます。

ユキノオーはカイリキーより速いので、相手のカイリキーが動く前に「ぜったいれいど」で倒すことができます。 ガブリアスは「ふぶき」で、パルシェンやテラキオンは「くさむすび」で倒せます。 何より見た目が明らかに「トリックルーム」パーティの中で、先制するユキノオーの奇襲は強力です。 ちなみにユキノオーの「ぜったいれいど」が効かないココドラを倒すべく、ウリムーは「じしん」も装備しています。 まあブルンゲルいますけどね。

ついでに、ブルンゲルとユキノオーは「あられ」を覚えています。 (でもユキノオーの方は主力にしたいポケモンなので良くなかったですね。 低威力の「じしん」や「いわなだれ」を撃っても仕方ないので、あえて入れるなら「ねごと」ぐらい?)

次に後発ですが、運ゲーなのでとりあえずカイリキー。 「せんせいのツメ」を持たせることで、「トリックルーム」がなくても先制できる確率を残します。 なぜか「アンコール」を覚えたりするので少し考えましたが、「バレットパンチ」と同時遺伝できないので諦めました。 また、ウリムー+カイリキーだとどう考えてもゴーストに弱いので、それぞれ「かぎわける」「みやぶる」を採用。 これらの技は相手を「ノーマル・かくとうタイプの攻撃が当たってしまう状態」にするものなので、 1回当ててしまえば「がむしゃら」も「ばくれつパンチ」も一貫します。 (「きもったま」のスバメやガルーラに「ひかりのこな」を持たせて使うという案もありましたが、 1回も動けずに終わる可能性が高そうなので諦めました。)

続いて入れ替えるポケモンを考えます。 まずブルンゲルの代わりに使用できるポケモンとしてヤミラミ。 かくとう無効は外せないので、ゴーストタイプは確定ですが、一応ブルンゲルと弱点はかぶらないので役に立ちます。 カイリキーの弱点であるエスパーを無効にできるのも偉いですね。 「いたずらごころ」からの「あやしいひかり」は前から使いたいと思っていた(というか使っていた)のですが、 「がむしゃら」や「ぜったいれいど」との組み合わせにより初めて役に立つようになりました。 微妙に残ったHPを削る「フェイント」と、またしてもゴースト対策の「みやぶる」を入れ、 「のろわれボディ」がない分を少しでも補えるよう「いちゃもん」を覚えさせました。

最後に、カイリキーの代わり。 全体的にシャンデラやナットレイが厳しいので、それらの攻撃に耐性があるポケモン→ドラゴンタイプまでは普通です。 サザンドラは有力な選択肢でしたが、さすがにかくとうタイプが重すぎるので諦めます。 そこでイッシュダブルの経験からクリムガンを採用。 「ふいうち」でシャンデラを倒すことができ、「さめはだ」でナットレイのHPを逆に削ることができます。 安定するポケモンではありませんが、 相手のHPが大きく減っている状況なら「ふいうち」「さめはだ」が役に立つと思い採用しました。 「トリックルーム」からの「げきりん」もそれなりに強いはず。

使ってみた感想

そんなに都合よく決まるわけが…と思っていたら、オフでは自分でも意外なほど勝てました。 もちろん運が良かったわけですが、「運が良くても勝てない」という状態に比べればだいぶ進歩したと思います。 序盤で大きくリードしないと経験者に勝つのは難しいので、 リスクを恐れずに「がむしゃら」や「ぜったいれいど」を撃っていったのが良かったのでしょう。

また「こだわりスカーフ」カイリキーを意識した「こだわりスカーフ」+「ぜったいれいど」や、 ゴーストタイプへの「みやぶる」も役に立ちました。 運ゲーとはいえ、成功率を高めるための工夫も大事ですね。

逆に弱点としては、「みがわり」を張られてしまうのが一番厳しいと思いました。 カイリキーの「バレットパンチ」は結局使う機会がなかったので、「アンコール」を覚えさせてもいいのかもしれません。 また、「がむしゃら」要員としてレベル1モンメンを使う手もあります。

もう1つ問題になったのが「ゴツゴツメット」や「てつのトゲ」によりウリムーの「きあいのタスキ」が削られてしまうこと。 これに対しては、「マジックガード」のピィやユニランを使うことで一応解決できます。 ただし回避ができなくなってしまうので、「トリックルーム」の使い方がより重要になるでしょう。 またウリムーを外すとでんきタイプが怖くなるので、ブルンゲルよりサマヨールを使った方がいいかもしれません。


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