CPUコレクション 〜CPUとか産廃のコレクション〜

 ここでは管理人が一生懸命集めたCPUコレクションを紹介しています。
 CPUって、まさに人類の英知の結晶だと思いませんか? ちっこいシリコンの中には、人々の知恵とか想いとか執念が焼き込まれているんです。たぶん。
 ちなみに管理人はそんなCPU(みたいな形をしたチップ)を集めるのが好きで、そこいらに落ちてたら大概拾っていきます。
 ジャンク屋やオークションで変なモンが売ってたら買っていきます。
 そして一人で眺めてニマニマ悦に入ってます(ダメすぎ)

 ちなみお約束のお願いなどをこのページの最後に書き出してありますので、気になる方はご一読ください。(写真撮影の依頼などもここに書いてあります。今まで何回か提供しました)

ブツ紹介。(CPU一覧表)

 下の表以外にもいろいろ隠し持っていますが、基本として16Bit以上のCPUしか載せていません。また同一シリーズでクロック違いの物もいっぱい持っていますが、見た目が同じで面白く無いのでそれも載せていません(コアが違うのは載せてますが)。
 ちなみにウソ書いてる部分が多々あると思いますので、お気づきの方はメールなどで叱って下さいまし。
 なお、下の相応の部分をつっつくとちっこい写真が出て来ます。
 一応適当なスケールを付けていますが、あくまで適当なのでイザって時には自分で測ってくださいね。

 ちなみに、この表以外にもCPU(らしきもの)はいっぱい持っていますが、管理人はWindowsPCしか触らないもので、インテル系のCPU以外は良く分かりません。
 SunのSS1辺りやHPの古いワークステーションから引っこ抜いたモノがいっぱいありますが、どのチップがCPUだかよぅわかりませんねぇ。とりあえず自分で調べたモノを載せておきました。

産廃コレクション

 CPUの他にも、なにやらゴッツい感じのチップや雑多の変なのの写真を載せておきます。写真を突っつくと、モノによっては大きい写真が出てきます。
 さて、こんな写真見て喜ぶ変態機械ふぇちは管理人以外いるのでしょうか……。

CPUボードとか

WSハイエンドグラフィックカード

PCグラフィックカード

ワケのわかんないガラクタ

CPU勝負

 ここではCPUを様々な視点で比べてみました。ちなみにベンチマークなんて高尚な事は一切やっていませんので要注意です。下のを見れば何となく趣は分かっていただけるでしょうが……。

端子数勝負。

 持ってるブツの中で、端子数勝負をしてみます。

 ACOSシステム3800のCPUと思われるブツは、100ピンくらいの小さいチップが100コくらいセラミック基板の上に実装されています。ちなみに大きさは255[mm]×255[mm]で、その裏面には青き衣を纏った何者かが降り立つが如く金色のピンが11540本……。ソケットの方も見てみたいなぁ。
 21L2710はIBMのS/390 G5のプロセッサだと思われるブツですが、こいつも裏側はひたすらに剣山状態。見ているだけで萌え萌えです。←ダメ人間
 ちなみに番外編のA6866-50301は、SuperdomeのCellControllerです。

重さ勝負。

間違った秤の使い方

秤が壊れるのでおやめ下さい(爆)

XH-021の重量測定中

例のデカいヤツ

 持ってるブツの中で、重さ勝負をしてみます。

 ちなみにこのコーナーを作るために、わざわざクソ高い電子天秤を買いました。極めて愚か者です。
 やはり一番重いのはアレ。秤の最大秤量を超えたので分解して測りました(それでも間に合わなかったから、秤の上皿を取っ払って無理矢理測りましたけど)。なお、ここでの重さは、あくまでチップ自体の重さです。pentiumIIxeonみたいにデカいアルミ板背負ってるとか、ゴチャゴチャキャッシュが張り付いてるとか言ったものは除外しているのでご注意を。ひとかたまりで一番重いと言ったら、やっぱ上にある富士通スパコンのCPUボード辺りでしょう……

希少価値勝負。

SuperSPARC(TMS-390)数枚

 持ってるブツの中で、個人的に思う希少価値を勝負をしてみます。

 さっきから1〜2位を独占している日立の汎用機CPU。初めて管理人がこいつを見たときは、なにやら毛皮が張り付いた鉄の塊が、店先のアングルに引っかけてあると思ったんですな。
 しかしよくよく見れば、なんと金メッキのピン!! この事実に直面したとき、管理人の背筋にはビリビリと電気が走りました。多分女子校生のパンチラを見るよりもエクスタシーを感じたと思います。←ロリ&変態
 それを放心状態で「うわぁぁぁぁ」と見ていると、店の主が「どう、CPUいいでしょう?」などと聞いて来るもんですから、「これいったい何なんですか?」と当然聞き返しました。
 「汎用コンピューターのCPUだよ。どう、買っていかない??」との返事に、管理人は当たり前が如く値段を聞いてたんですねぇ。気になる値段は1500円とのこと。
 値切ったら、最終的に消費税まけてくれました。ありがとうよ、おやじさん。
 ちなみに買うとき、「田○貴金属に持っていって、砕いて金を出してもそれ位するんじゃないの?」と言っておりましたが、死んでもそんなことするかい!!
 管理人はダイヤや金のインゴットよりも、いかついCPUの方が萌え萌えハァハァでぇす!(腐)
 後日、こいつの正体と思われる情報をキャッチ。どうやら日立の汎用機M-880の命令プロセサではないかとのこと。資料を見せて貰いましたが、そっくりなのが20発も入ってるよ……ありえねー。

その他。

ただいま募集中。

 いまコレクションに加えるべく探しているモノは、以下の通り。

クラス(適当)名前一言
彼女汎用機のCPUIBM Z Seriesとかパーツ取りで買ったら漢過ぎる……
IBM POWERシリーズ鯖ごと買えば入ってるけど、まだ高価だ(涙)
ヒマXeon Phiこの手のコプロセッサ的なものも萌えます!
コミックスパコンのベクトルユニット一生掛けても無理だろ……
残業intel celeronもう、いらん。

 ちなみに中のシリコンがどーなってようと関係ありません。形が綺麗であれば、管理人はそれで満足っす。
 どこかにスパコンのベクトルユニットとか落ちてないかなぁ。ぐぬぬ。

中身。

 普段あんまり見ることのないCPU(と変なチップ)の中身をちらっと見てみます。

 外見は似た様なモンでも、働きによってシリコンの模様はかなり違います。21264はぬっぺりしてるけど、キャッシュが見えてるだけ。シリコンが二枚重ねになっています。
 そのうち変なチップがダブったら開けてみますね。

Opteron6176開けたった。

 発表当初からとても気になっていたAMDの横長CPU。この度ようやく二つ手に入れたので、ネットで殻割りの写真も見かけないことだし、一つ殻割りしてみました!

OS6176WKTCEGOの外見

OS6176WKTCEGO 2つ

 さてこいつはガチなサーバ用CPU。何処ゾのデスクトップ用省電力プロセッサと違ってヒートスプレッタは異様に厚く、かつハンダで接合しているだろうなぁと思っておりましたが、まぁやってる最中「メリメリ」「バキバキ」と良い音を発しておりまして、案の定以下の様な凄惨な有様に(グロ注意!)

シリコンが基板から剥がれた凄惨な絵面

アッチョンブリケ!

 もちろん激しく凹みましたよ。こんな基板がずる剥けになった写真など飾れるわけでも無く、あまりにも(自分も)可哀想なので、とりあえずPhotoshopで在りし日の元気なコアの姿を復元(ねつ造)してみました!
 自分、この時のためにPhotoshop使ってきたんだと全力出し切りました! そしてこの程度の実力の男です!!

偽物臭い修復写真

まぁステキ! なんて偽物臭い!

 このCPU、見て分かるとおりチップが二つ入っています。MCMです。PentiumDの再来です。1チップ12コアじゃ無かったのねー……。
 そして今回の反省。フリップチップのCPUを開けるときは、ヒートスプレッタをヒートガンであぶって取らなきゃダメだという事。とりあえず力ずくで開けるなと。

CPU取っ払い講座。

 CPUを引っこ抜くには、それなりの技量がいるもんです。その辺を、色々な方法で実装されているCPUそれぞれについて語ってみます。

ZIF(Zero Insertion Force)ソケット

 このソケットはペンティアムやセレロンなどを基板に取り付けるのによく使われてるヤツで、要は横に付いてる取っ手を上に上げるとCPUが外れるモノです。
 これなら、ただ単純に取っ手を上に上げればCPUが取れるので、それを真上に持ち上げればいとも簡単に取れてしまうんですね。
 ただ、時々やたら堅く取っ手が上に上がらない物もあるし、または取っ手自体がぴくりとも動かない物もあったりします。
 取っ手がなかなか動かない場合は、幅の広いマイナスドライバで取っ手をCPUと離すようにこじり、それと同時に上に上げれば動きますし、また、なかなか上に上がらない場合はもっと力を入れれば何とかなります。
 人の力でぶっ壊れる様なモンじゃないので、気合い入れて外しましょう。
 ただ、これは素人がチップを抜き差しする用に使ってあるので、マニアなチップには使われてないんですよね。
 コストも高く付くし。あと、上にファンが付いている場合は、それを固定している板バネも外さなきゃなりませんね。

ふつーのソケット(PGA)

 これは、取っ手もなにも付いてない、単なる下駄っぽい形をしたソケットです。
 こいつに刺さっている場合、大抵チップは堅く食い込んでいるので、なかなか外れません。
 外すには、ちょっとしたコツと時間が必要です。
 まず、幅の広いマイナスドライバか、堅い板を用意します。
 チップの底面とソケットの上面に間にドライバを差し込み、ゆっくりとドライバをひねります。それを、チップの4面に渡り、少しずつ時間を掛けて行います。
 するとチップが少しずつ浮いてくるので、そのまま作業を続け、ポンと取れるまで行いましょう。
 または、となりに張ってあるチップなどを利用し、梃子の原理で少しずつ浮かしていく方法もあります。これが一番簡単?
 焦ったり、馬鹿力を入れたりすると、チップが欠けたり割れたり、また、外れたときにピンがグニャッと曲がることもありますので、愛情を込めて行うことが必要です。
 欠けたチップには美しさがありません。

ふつーのソケット(Slot系)

 古いAthlonやpentiumIIなどはCPUの上の両はじにレバーが付いてるので、それをCPUの中心に向かってくにっと押して、そのままCPUを上に引っ張れば外れたりします。
 ちなみにデカいヒートシンクが付いてるヤツの場合、マザーボードとヒートシンクが固定されている場合があるので、その場合その部品も取っ払わなくてはなりません。
 ヒートシンクの先端、そしてマザーボードに近い方(つまり下方)に溝がほっており、ここにプラスチックの板がはまってるわけです。これを、取っちゃえばいいわけですね。
 ちなみに新しめのpentiumIIIなどは、グリグリ引っ張ればそのまま取れます。

ふつーのソケット(PLCC)

 これは、後期型286や387SXに使われてるヤツで、基本的に専用工具がないと取りにくいヤツです。
 管理人は良く小さいドライバを突っ込んで無理矢理引き抜きますが、大抵はピンが曲がったりチップが欠けます。
 また、ほとんどの場合ソケットが砕け散りますので、再使用を考えてる人は専用工具を入手することをお薦めします。

基板にベッタリ(PGA,BGA,PLCC)

 基板に直接ハンダ付けされている場合、外すにはかなり根性が必要となります。特にPA-RISCは足数が多いクセにハンダ付けされてる場合が多いので、それはそれは悲惨です(笑)
 一般論では、はんだごてとハンダ吸い取り機で1ピンずつチマチマ取っ手行く方法が上げられますが、これはチップがi486位が限度でしょう。それ以上ピンが多くなると根性が消耗されますし、また、大抵このテのチップが張り付けてある基板は複層になっていて、ハトメ状のピンホールにハンダが流し込まれている状態となっております。
 このピンホールとは、チップのピンが刺さる基板の穴の側面にまで金属が付いているもので、ハンダ吸い取り機でスポンと簡単には取れません。なんせ熱がなかなか伝わりませんから。
 ちなみに、普通の安め(?)の基板は表面にしか金属が張っていないので、結構簡単に取れます。
 で、どうするかというと、基板を直接火であぶるんですね。
 ハンダはだいたい150℃くらいで溶けますので(金属の配合で違いますよ)、火であぶれば簡単に溶けてしまいます。
 要は、取りたいチップの真下を火であぶり、ハンダが溶けた所で取り外します。
 詳しいやり方を。
 まず、基板のハンダ面を火であぶります。管理人は最初、台所のガスコンロでやりましたが、はっきり言って後悔ものです。凄まじい悪臭が辺りに立ちこめますので、絶対に屋外でやることをお薦めします。ハンダのヤニの匂いはイイ匂いですが、これは焼けた電子パーツの匂いがします。はっきり言って死にます(笑)
 BESTな加熱器具は、カセットコンロでしょうか。火力がいい具合で、ハンダはしっかり溶けますが基板はほとんど焼けません。
 そしてカセットコンロを用いた場合では、1分くらい熱しました。だいたいの見極め(?)としては、パチパチと基板が鳴るくらいでしょうか。時々ひっくり返して、小さな部品がポロポロ落ちてくるのを確認しましょう。
 イイ感じになってきたら、火から離して基板をひっくり返し(要は、チップを下にする)、すぐに堅い棒などで基板のハンダ面をこんこん叩きます。ハンダがしっかり溶けていれば、面白いくらい部品が落ちていきます。基板はそんなに焦げたりしないようですね。ただし、滅茶苦茶熱いので、決して火傷などしないように。ちなみに、取りたいパーツのピンを叩いて潰さないように。いくら焼いても取れなくなりますから。
 もしも美しさを求めるのなら、専用のIC引き抜き工具やでかいピンセットなどを用いると完璧になります。ひっくり返したときパーツの足が曲がったりすることがありますが、上からつまんで外せば、非常に綺麗な状態で基板から取り去ることが出来ます。まさに文明の利器です、はい(笑)
 後は換気をしっかりして、辺りに散らばったチップ抵抗やコンデンサを片付けます。
 注意としては、基板を強く叩きすぎると溶けたハンダが辺り一面に飛び散るので、結構悲劇に遭います。また、細かいパーツが飛び散ってますので、片付けをしっかりしないといけません。
 後、これは当たり前のことですが、この取り方をやると大抵チップは死にますので、後に使う気があるならやらないで下さい。
 管理人の様に、形だけしっかりしていれば良いといった方向けの取り外し方です。しかし……ハンダ付けしたチップは、大抵使い回しは出来ないと思うのですがねぇ。
 またこの基板焼きだと、QFPのチップも取ることが出来ますが、時々このチップは基板と接着剤で張られてますので、注意が必要ですよ。なお、PGAやBGA、PLCCなどは簡単に外れます。たぶん。

 CPUコレクションに協力してくださった長澤様、高橋様にこの場を借りてお礼申し上げます。さんきぅ。愛してるわ。