市川の梨
やまじ梨園
梨の出来るまで
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10月の中旬頃、新高の収穫が終わります。その後、出荷する梨もありますが、量的にはわずかで新高が終われば其の年の梨の出荷は終わりです。次の仕事は梨畑全体かけてある防鳥網のとりはずしです。はしごをかけての、作業でなかなか大変です。それが終わると、畑全体に、1年寝かせておいた、堆肥をまき、市川梨専用の配合肥料をまき、土壌改良の苦土石灰をまき、トラクターで畑全体を深く耕します。ここまでが、11月いっぱいの仕事です。12月からは剪定作業にはいります。大体翌年の2月の終わりから3月の始めまで剪定作業になります。

 

例年は、4月の10日前後に、新高の花が最初に咲きます。一番遅く出る梨が一番早く花を、咲かせます。次に、豊水、幸水と咲きます。交配の時期は、梨栽培農家にとってもっも忙しく、天候との勝負なので緊張の連続です。交配が終わって、4〜5日もするともう梨の実がふくらんできます。そうしたら、摘果作業の始まりです。少しでも早く適した数に梨の実をもいでしまわないと、良い梨は出来ません。朝は5時頃から夕方は6時過ぎまで頑張ります。最近は、薬剤散布の回数を、極力減らし皆様に安心して食べていただける梨を目指して頑張っております。その為、以前よりずっと作業が楽になりました。これからも、尚一層頑張って皆様に、美味しいと喜ばれる梨をつくってまいります。

        

左が幸水 右が豊水です