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洋服のクリーニング・和服のクリーニング・しみ抜き
京洗1級技術士・繊維製品品質管理士(TES)・染色補正二級技能士取得者が
洗い・しみ抜き・仕上げを行っています。
クリーニング
クリーニングの英語での意味は、洗濯、清掃、掃除など物をきれいにすることを意味するが、
ここではクリーニング業法で定義されているクリーニング業者が行う洗濯のことをいう。クリー
ニング業法では、「溶剤または洗剤を用いているいそのたをの繊維製品または皮革製品を原
型のまま洗濯することを営業すること」と定義している。
さらに、社会的要請の高度化により、クリーニング業は単なる洗濯業から衣類の保全業とし
ての機能を果たすようになっている。
クリーニングを大別すると水を使用するランドリー、ウェットクリーニングと揮発性有機溶剤等
を使用するドライクリーニングに分類される。
クリーニング後の衣類はアイロン、プレス機などにより形を整える。これをクリーニングでの仕
上げといっています。
ランドリー
ランドリーは、やいシャツやシーツなど、水に対する耐久性のある衣料品を、石けん、洗剤、アルカリ
剤などを用いて洗濯機で温水洗いする洗濯方法です。
ウエットクリーニング
水溶性汚れが広範囲の場合に行う緩やかな水洗であります。収縮や風合い変化を極力避けるよう
に工夫した水洗です。しかしながら、その収縮や風合い変化がドライクリーニングのみによる場合より
大きくなるのはどうしても避けがたい。
ドライクリーニング
ドライクリーニングは、水洗いすると縮んだり、型くずれしたり、色が落ちたりするような衣料品を,水
の代わりに有機溶剤を用いて衣料品への影響を抑えた洗浄方法です。
しみ抜き
a .しみ抜きの必要性
しみ抜きとは、素材として丸洗いできないもの、汚れが非常に部分的で、丸洗いする必要がない
場合、普通の洗濯では取れないような部分的に非常にひどい汚れや特殊な汚れが付いている場合、
洗濯に先立って除去しておくか、洗濯後に残った部分を局部的に処理する必要が生じてくる。また、
素材として洗濯できない特殊なものが含まれている場合も、しみ抜き操作が必要となってくる。
たいがいの汚点は、付着してすぐならば、あんがい容易に抜けるものであるが、その反対に時間が
経過すると次第に抜けにくくなり、ついには全く抜けなくなる場合もある。また汚点の種類によっては、
すぐに適当な処理をしないと地質を傷め、あるいは染色が変わって、取り返しの付かないものになっ
てしまうから、すぐに適当な処置をとることが必要である。
b .しみ抜きの原理
物理的な方法
1. 物理的に除く手段で、刷毛、ブラシで掃いたり、叩いたり、また布片、ティッシュでふき取ったりする。
それでも完全に除去できない場合は、石鹸または合成洗剤などを含む溶液で処理し、あるいは油性
物質に原因した汚点は、同じような洗剤の溶液で処理し乳化分散させて除去し、いずれも後に水
洗する。
2.溶解作用…汚れが溶解する溶剤を選んで用いる。水溶性の汚れは水または洗剤溶液で、油性の
汚れは有機溶媒または洗剤溶液で溶出し、溶けた汚れを除去する。
3.潤滑作用…潤滑剤などを用いて、微細な不溶性汚れを滑らせて除去するものです。
化学的な方法
1.アルカリで処理する…酸類、汗、果汁などが付着したため染色が変わりあるいは布質が傷むおそ
れがある場合に応用する。
2.酸類で処理する…アルカリ性物質のため生じた汚点や、鉄さびのような金属酸化物に基因する汚
点に応用します。
3.酵素作用…熱や時間の経過で凝固したタンパク質汚れなどに、たんぱく分解酵素などを作用さ
せて、水に溶ける汚れに変えて除去するものです。
その他の方法
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