雪合戦の歩み


   雪が積もると、雪を握って雪球を投げる。いつの時代も雪が降ると最初にする遊
  びが「雪合戦」です。一般的な球技は1球を投げ、打ち、追い、勝敗を競いますが
  スポーツ雪合戦は、決められた時間内で多くの球が飛び交い、フラッグを奪取する
  スリリングで、ゲーム性の高いスポーツ
です。
  
   スポーツとしての雪合戦は、北海道壮瞥町で誕生しました。
  1988年に正式な国際ルールが策定され、翌1989年に初めての本格的な大会
  「昭和新山国際雪合戦大会」が72チームの参加でスタート。その後、スポーツ雪
  合戦は急速に全国へ広がり、現在17の地方連盟が設立され24都道府県で雪合戦
  が楽しまれています。
  「昭和新山国際雪合戦大会」は、北欧・北米
など海外からの参加があり、名実とも
  世界の頂点を競う大会として発展し、毎年2月下旬に地方大会を勝ち抜いた約20
  0チームが集い、世界一をかけて熾烈な戦いを繰り広げています。

   2011年4月、旧組織「日本雪合戦連盟」は、「一般社団法人 日本雪合戦連盟」
  として、新たなスタートを切りました。

   この雪合戦をやがて「平和の祭典・冬季オリンピックの正式種目」にしたいとい
  う夢があります。この夢の実現に向け今、全国の組織が一丸となってさまざまな活
  動を続けているところです。

   
昭和新山国際雪合戦大会」 

   広島県における雪合戦は、1998年、庄原市高野町で北海道をモデルに町興し
  として初めて雪合戦大会が開かれました。その後マスコミ等で取り上げられて以降
  広島県の冬の一大イベントとして発展してきました。
   一方競技面では、「昭和新山国際雪合戦大会」で広島県代表の一般、レディース
  チームは、上位入賞を果たし、競技レベルの高さは全国に知られています。
   広島県雪合戦連盟では、さらに広島県の雪合戦の浸透をめざして審判育成や教育
  現場への普及、また2007年4月に、福山支部、東広島支部が発足し、県内各地
  での雪合戦大会開催の働きかけなどを行い、雪合戦人口の増大を図る活動を続けて
  います。

 「広島県雪合戦大会」


 「ふくやまスポーツ雪合戦大会」

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