奥多摩 奥多摩駅〜鷹ノ巣山往復

2005.02.19 雪

奥多摩駅 10:20 スタート
鷹ノ巣山 03:05
避難小屋 00:10 3:15
00:16 3:32
鷹ノ巣山 00:19 3:52
奥多摩駅 02:03 5:55

六ツ石山への急登を登りきったあたり、標高1400mくらいから、積雪量が一気に増える。膝までもぐりながら進む。ラッセルの疲労は、通常のトレイルランとは違うものがある。ふくらはぎには一切疲労は溜まらず、ひたすら太ももにくる。足を持ち上げる動作が多いからだろうか。
1日中、雪が降り続いた。枝には雪がつき、灰色の空と雪の斜面、どこも白一色。だが、濃淡、明暗、透明度などが異なるさまざまな白色に彩られた静かな美しさが印象的だった。1950年代、映画全盛時のモノクロ映画の画面が、カラーよりも色合いが豊かといいたくなるほど、白と黒に微妙な色調があって美しかったのに似ている。雲に遠く隠れた太陽の光が、白色の淡い差を生み出すのだろう。くもっていても、光の存在を強く感じた山行だった。