丹沢　三ノ塔〜烏尾山

2月からの左足首痛の治りが悪いため、今日はトレッキングシューズを履いてのハイキングとした。
本当は鍋割山（２０年ぶり！）に行きたかったのだが、歩きでは時間がかかってしまうため断念。またまた三ノ塔になった。しかし、久しぶりにゆっくりと過ごした山中の景色は、走りとはまた違っていて楽しかった。湘南の海岸線を眼下に見下ろし、風もなく静かな山頂に座っていると、遠くに鳥のさえずりが聞こえる。
烏尾山へ下る荒れたガレ場のへりに立っている小さなお地蔵さんに、小さな毛糸の帽子と小さな小さなマフラーが。今までもあったのか、最近誰かが持参したのか、分からない。前からあったとしても、走ってばかりの私には見えていなかったかもしれない。マフラーがとってもお茶目でかわいらしい。荒涼とした景色を塗り替えるような誰かの優しさとユーモアに感心させられる余裕が、今日の自分にはあるのだなあ、とこれまた感心する。
竜神の泉でおいしい水を汲み、妻と息子が寝て待つ我が家へと帰った。