奥多摩　五日市〜臼杵山〜荷田子

今日はのんびり戸倉三山をハイキング。ではなくて、現在の力を測るべく、ハセツネ第1関門である浅間峠までタイムを測定してみるつもりだった。しかし、思ったほど上がらぬペースが面白くなく、市道山分岐でハイキングに切り替える。
臼杵山への稜線は、入山峠〜市道山間のアップダウンと眺望のなさをそのままもってきたかのような道が続き、まさに「戸倉三山」であると納得。歩いているだけでも疲れるこの周回コースは、トレーニングコースとしても最適かもしれない（面白いかどうかは別）。

それにしてももう少し成長しているかと淡い期待を抱いていたのだが、まるで甘かった。このペースで浅間峠まで行っても、去年6月のタイム前後にしかならない。そう考えると、この半年間、まがりなりにも行ってきたトレーニングは一体なんだったのだろう、ということになる。
それはたぶんこういうことだろう。人は誰もがそれぞれの肉体的能力に応じた「通常の限界点」をもっている。そこまではどんな形であれトレーニングを積み重ねていけば、いつかは到達することができる。しかし、そこから先へは、自分にとって何か突き抜けたトレーニングを行わなくては進むことができない。それまでと同様のトレーニングでは現状維持にしかならない。そういう地点に今、いるのだと思う。それは何も高いレベルの話ではなくて、トレーニングをしていけば必ず突き当たる問題だ。今年の私は、効率良くトレーニングを行うことにばかり目がいき、結果として楽をしていたかな、と思う。それに気付けたことが唯一収穫だったか。
ま、これで自分に対して過大な期待や勘違いをせずにすむ。できる範囲でやっていこう。

午後のポカポカ陽気は、トレランというかＴＴには向かない！ハイカーのおばちゃんがの〜んびり歩いているのを追い越すだびに馬鹿馬鹿しくなってしまいました。今夏は2年ぶりに、楽しい山に行こうと思う。わくわくプランが数本あるのだが、さていくつ実現できるかどうか。