ビジネス作文(びじねすさくぶん)

履歴書

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履歴書(りれきしょ)()(かた)

履歴書(りれきしょ)は、就職(しゅうしょく)進学(しんがく)留学(りゅうがく))をしようとするときには(つね)必要(ひつよう)とされる書類(しょるい)である。ここでは、日本語(にほんご)履歴書(りれきしょ)()(かた)について(まな)ぶ。

履歴書(りれきしょ)とは?

自分(じぶん)が、(いま)までにどのような学校(がっこう)(まな)んで学歴(がくれき)、どのような職場(しょくば)仕事(しごと)をしてきたのか職歴(しょくれき)などを簡潔(かんけつ)(しる)した書類(しょるい)(リスト)を履歴書(りれきしょ)という。

就職(しゅうしょく)進学(しんがく)では、応募要項(おうぼようこう)必要書類(ひつようしょるい)(なか)履歴書(りれきしょ)記載(きさい)されているのが普通(ふつう)である。また、まず電話(でんわ)での()()わせ・応募(おうぼ)(もと)めている場合(ばあい)も、面接(めんせつ)(さい)には履歴書(りれきしょ)持参(じさん)しなければならない。

履歴書(りれきしょ)用紙(ようし)(えら)(かた)

応募要項(おうぼようこう)履歴書(りれきしょ)書式(しょしき)指定(してい)されている場合(ばあい)は、指定(してい)書式(しょしき)(したがう)う。最近(さいきん)では、指定(してい)書式(しょしき)をウェブからダウンロードするようになっている場合(ばあい)もある。

履歴書(りれきしょ)書式(しょしき)指定(してい)されていない場合(ばあい)市販(しはん)履歴書(りれきしょ)使用(しよう)するように(もと)められている場合(ばあい)は、コンビニエンスストアや文房具店(ぶんぼうぐてん)履歴書(りれきしょ)用紙(ようし)購入(こうにゅう)しなければならない。

市販の履歴書(B5)↑

市販(しはん)履歴書(りれきしょ)には、(おお)くの種類(しゅるい)があるが、基本的(きほんてき)には新卒者用(しんそつしゃよう)転職者用(てんしょくしゃよう)とに区別(くべつ)できる。新卒者用(しんそつしゃよう)転職者用(てんしょくしゃよう)かは履歴書(りれきしょ)のパッケージに明記(めいき)されているので、新卒者用(しんそつしゃよう)(えら)べばよい。また、アルバイトの面接(めんせつ)などでは、項目(こうもく)簡略化(かんりゃくか)されたアルバイト(よう)履歴書(りれきしょ)利用(りよう)してもよい。

履歴書(りれきしょ)のサイズにもいくつかの種類(しゅるい)があるが、B5(ビーご)サイズB4(ビーよん)(ふた)()りにしたもの)のものが一般的(いっぱんてき)である。応募要項(おうぼようこう)特定(とくてい)のサイズが指定(してい)されていない場合(ばあい)は、B5(ビーご)サイズのものを使(つか)えばよい。

履歴書(りれきしょ)作成(さくせい)

履歴書(りれきしょ)は、手書(てが)きで作成(さくせい)するのが一般的(いっぱんてき)である。コンピュータで作成(さくせい)したものを使(つか)うと、手抜(てぬ)きをしていると(おも)われてしまうかもしれないので、できるだけ手書(てが)きで作成(さくせい)するのがよいだろう。手書(てが)きの履歴書(りれきしょ)複写(ふくしゃ)(コピー)したものをつかうなどは論外(ろんがい)である。

ただし、応募要項(おうぼようこう)に「形式自由(けいしきじゆう)」などと明記(めいき)されていれば、コンピュータで作成(さくせい)したものでかまわない。その場合(ばあい)も、複写(ふくしゃ)(コピー)したりはせず、一枚一枚(いちまいいちまい)プリンタでプリントするべきである(すこ)(あつ)めの(かみ)上質(じょうしつ)のコート()使(つか)うのもよい)

履歴書(りれきしょ)作成(さくせい)するときの注意事項(ちゅういじこう)

履歴書(りれきしょ)作成(さくせい)するときには、以下(いか)(てん)注意(ちゅうい)する。

  1. (かなら)自分(じぶん)()
  2. すべて本当(ほんとう)のことを()
  3. ()みやすい文字(もじ)でていねいに()
  4. 文字(もじ)(くず)したり(りゃく)したりしない
  5. (くろ)(あお)(ブルーブラック)のペン万年筆(まんえんひつ)、ボールペン、インクペン(ゲルインクの水性(すいせい)ボールペン)などで()く((くろ)でも鉛筆(えんぴつ)やシャープペンシルは使(つか)わない)
  6. 文字(もじ)(ふと)すぎたり、(ほそ)すぎたりしないようにする(「(ちゅう)」の(ふとさ)さのペンを用意(ようい)すればよい)
  7. 修正液(しゅうせいえき)修正(しゅうせい)テープなどを使(つか)わない(間違(まちが)えたらすべて()(なお)す)
  8. 二重線(にじゅうせん)などで修正(しゅうせい)しない(間違(まちが)えたらすべて()(なお)す)
  9. 空欄(くうらん)をつくらない(()(わす)れと(おも)われないように、記載(きさい)する内容(ないよう)がない項目(こうもく)には「なし」などと()く)

一般的(いっぱんてき)履歴書(りれきしょ)()(かた)

履歴書の書式
作成年月日 氏名とふりがな 印鑑 証明写真 生年月日・性別 本籍 現住所・連絡先 緊急連絡先 学歴・職歴 資格・免許 賞罰 趣味・特技 志望動機 本人希望記入欄 通勤時間・配偶者 保護者記入欄

作成年月日(さくせいねんがっぴ)

作成年月日(さくせいねんがっぴ)は、元号(げんごう)平成(へいせい)××(ねん))で記入(きにゅう)するのが普通(ふつう)である。【参考→西暦・和暦・民国暦対照表

作成年月日(さくせいねんがっぴ)は、実際(じっさい)履歴書(りれきしょ)記入(きにゅう)した()ではなく、履歴書(りれきしょ)提出(ていしゅつ)する日付(ひづけ)記入(きにゅう)する。たとえば、面接(めんせつ)持参(じさん)するなら面接日(めんせつび)が、郵送(ゆうそう)するならポストへの投函日(とうかんび)作成年月日(さくせいねんがっぴ)となる。

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氏名(しめい)とふりがな

氏名(しめい)

氏名(しめい)は、(おお)きめの文字(もじ)丁寧(ていねい)()く。氏名(しめい)(かなら)ず、楷書体(かいしょたい)()くようにする。()みにくかったり、()間違(まちが)えたりする可能性(かのうせい)があるので文字(もじ)(くず)すのは()くない。()下手(へた)場合(ばあい)は、下手(へた)なのは仕方(しかた)がないので、できるだけていねいに()くことが大切(たいせつ)である。なお、(せい)名字(みょうじ))と(めい)名前(なまえ))は、『育達   愛子』のように(あいだ)()けて()くようにする。

ふりがな

ふりがなは、『ふりがな』とあれば「いくたつ あいこ」のようにひらがなで、『フリガナ』とあれば「イクタツ アイコ」のようにカタカナで()く。ふりがなを()くときには、ふりがなと漢字(かんじ)位置(いち)()うように()く。

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印鑑(いんかん)

印鑑(いんかん)は、()っすぐきれいに()す。

印鑑(いんかん)は、(かなら)朱肉(しゅにく)印肉(いんにく)()す。ゴム(いん)(よう)のスタンプ(だい)などを使(つか)ってはいけない。印鑑(いんかん)()すときには、印鑑(いんかん)マットや(うす)(ほん)などを(した)()くときれいに()せる。

印鑑(いんかん)は、三文判(さんもんばん)市販(しはん)されている安価(あんか)印鑑(いんかん)(かま)わないが、朱肉不要(しゅにくふよう)判子(はんこ)浸透印(しんとういん)/シャチハタやネームペンなど)使(つか)わない。

なお、台湾(たいわん)ではフルネームが入った角形(かくがた)印鑑(いんかん)(おお)いが、日本(にほん)では(せい)だけの丸形(まるがた)印鑑(いんかん)使(つか)われる。日本(にほん)では角形(かくがた)印鑑(いんかん)は、会社(かいしゃ)印鑑(いんかん)社印(しゃいん))などの法人印(ほうじんいん)として使(つか)われる。

現在(げんざい)市販(しはん)されている履歴書(りれきしょ)には、印鑑(いんかん)()(らん)押印欄(おういんらん))がないものが(おお)い。その場合(ばあい)は、印鑑(いんかん)()さなくともよいが、氏名(しめい)記入(きにゅう)する(らん)右端(みぎはし)氏名(しめい)直後(ちょくご))に印鑑(いんかん)()してもよい。

押印欄がなければ印鑑は押さなくてもよい
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証明写真(しょうめいしゃしん)

証明写真(しょうめいしゃしん)は、できるだけ最近(さいきん)撮影(さつえい)したものを使(つか)わなければならない。(とく)指定(してい)がない場合(ばあい)は、3ヶ月(かげつ)以内(いない)撮影(さつえい)したものを使(つか)う。

撮影場所(さつえいばしょ)
スピード証明写真撮影機

証明写真(しょうめいしゃしん)には、写真店(しゃしんてん)写真館(しゃしんかん)専用(せんよう)のスタジオがあるところ)撮影(さつえい)したものを使(つか)うのがもっとも()い。一般(いっぱん)のカメラ(てん)写真店(しゃしんてん)撮影(さつえい)したものでも(かま)わないが、仕上(しあ)がりは専用(せんよう)のスタジオがある写真店(しゃしんてん)写真館(しゃしんかん)には(およ)ばないだろう。コイン(しき)のスピード写真(しゃしん)(3分間写真(ぷんかんしゃしん))は、(やす)費用(ひよう)撮影(さつえい)ができるが、履歴書(りれきしょ)使(つか)うと(わる)印象(いんしょう)()たれるおそれがあるのでやめた(ほう)がよい。なお、アルバイトやパートタイム(よう)履歴書(りれきしょ)であっても、スピード写真(しゃしん)()けた(ほう)がよい。カメラ(てん)写真店(しゃしんてん)でのスピード撮影(さつえい)ならば、費用面(ひようめん)でも(おお)きな(ちが)いはないので、カメラ(てん)写真店(しゃしんてん)撮影(さつえい)すべきである。

証明写真(2枚または1シート)の撮影にかかる費用(目安)
写真館・写真店(専用のスタジオでカメラマンが撮影:デジタル撮影・ネガ撮影)
5000円〜10000円
カメラ店・写真店(一般の店舗内でスタッフが撮影:デジタル撮影・ネガ撮影)
1500円〜2500円
カメラ店・写真店(ポラロイドカメラやフォトプリンタによるスピード撮影)
1000円〜1500円
スピード証明写真(コイン式の自動撮影機)
500円〜700円
使用(しよう)できない写真(しゃしん)

履歴書(りれきしょ)写真(しゃしん)は、証明写真(しょうめいしゃしん)として撮影(さつえい)したものを使(つか)う。(つぎ)のようなものを履歴書(りれきしょ)に使ってはいけない。

服装(ふくそう)

証明写真(しょうめいしゃしん)(むね)から(うえ)(うつ)っているものを使(つか)う。服装(ふくそう)は、Tシャツなどカジュアルなものを()け、帽子(ぼうし)もとる(アルバイト(よう)履歴書(りれきしょ)ならばカジュアルな服装(ふくそう)でもよいが、あまり派手(はで)なものはよくない)

証明写真の服装は、ビジネスの場面で通用するものにする
証明写真撮影時(しょうめいしゃしんさつえいじ)服装(ふくそう)
女性(じょせい)場合(ばあい)
  • (こい)(いろ)のスーツかジャケットに(しろ)のブラウス(かわいい服装(ふくそう)やおしゃれな服装(ふくそう)(かる)印象(いんしょう)(あた)えるので()けた(ほう)無難(ぶなん)
  • ピアスやアクセサリは(はず)し、派手(はで)なメイクも()ける
男性(だんせい)場合(ばあい)
  • ダークスーツを()て、(しろ)ワイシャツにネクタイ単色(たんしょく)やストライプのものにし、柄物(がらもの)()ける)着用(ちゃくよう)する
撮影時(さつえいじ)注意(ちゅうい)
◎自然な笑顔で写る(左上) ×怖い顔をしている(右上)
×髪がはねたままである(左下) ×前髪で目が隠れている(左下)

撮影時(さつえいじ)には、(かみ)(ととの)え、できるだけ自然(しぜん)笑顔(えがお)(くち)(おお)きく()いていない状態(じょうたい)(うつ)るよう心掛(こころが)ける。なお、男女(だんじょ)()わず前髪(まえがみ)()にかかるような髪型(かみがた)では、(かお)がわかりづらくなるので、撮影時(さつえいじ)前髪(まえがみ)をあげるか、事前(じぜん)にカットしておくべきである。

証明写真(しょうめいしゃしん)によって、本人(ほんにん)印象(いんしょう)(おお)きく()わることがある。元気(げんき)若々(わかわか)しく(うつ)るために、以下(いか)(てん)注意(ちゅうい)しよう。

  1. 撮影前日(さつえいぜんじつ)はしっかり()
  2. 撮影前日(さつえいぜんじつ)()()ぎない
  3. (おとこ)はヒゲをきれいに()
◎元気で若々しい(左) ×寝不足で目の下にくまができている(中) ×飲み過ぎで顔が腫れている(右)
カラーとモノクロ
カラー(左)とモノクロ(右)

証明写真(しょうめいしゃしん)は、モノクロ写真(しゃしん)白黒写真(しろくろしゃしん))の(ほう)正式(せいしき)とされることもある会社(かいしゃ)学校側(がっこうがわ)履歴書(りれきしょ)をコピーするときにモノクロの(ほう)便利(べんり)なため)。ただ、厳密(げんみつ)なきまりはないので、自分(じぶん)(この)みで()めればよい。なお、最近(さいきん)は、カラーの写真(しゃしん)使(つか)(ほう)(おお)いようである。

写真(しゃしん)のサイズ

写真(しゃしん)(おお)きさは、履歴書(りれきしょ)枠内(わくない)記載(きさい)されている(とお)りにする。(わく)よりも(おお)きすぎたり、(ちい)さすぎたりしてはいけない。写真店(しゃしんてん)写真館(しゃしんかん)証明写真(しょうめいしゃしん)撮影(さつえい)したときに、希望(きぼう)のサイズに()ってもらえばよい。もし自分(じぶん)()必要(ひつよう)があるときには、できるだけきれいに()る。

◎正しい貼り方(左) ×大きすぎる(中) ×小さすぎる(右)
×斜めになっている(左) ×切り方が汚い(中) ×貼るのを忘れている(右)
写真(しゃしん)裏面(りめん)

写真(しゃしん)(うら)には日付(ひづけ)撮影日(さつえいび)履歴書(りれきしょ)作成日(さくせいび)名前(なまえ)受験番号(じゅけんばんごう)などがあるときには、受験番号(じゅけんばんごう)も)をボールペンなどで()いておく。これは、(おも)写真(しゃしん)()がれてしまったときのためだが、会社(かいしゃ)学校側(がっこうがわ)写真(しゃしん)をはがして複写(ふくしゃ)する場合(ばあい)もあるので、しっかり貼付(ちょうふ)したとしてもこれらの情報(じょうほう)()くべきである。また、写真(しゃしん)履歴書(りれきしょ)()るときには、(のり)をつけすぎないようにする(のり)がはみ()ると(きたなく)くなる)

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生年月日(せいねんがっぴ)性別(せいべつ)

生年月日(せいねんがっぴ)

生年月日(せいねんがっぴ)元号(げんごう)平成(へいせい)××(ねん))で記入(きにゅう)する外国人(がいこくじん)場合(ばあい)西暦(せいれき)でも(わる)くはないが、元号(げんごう)換算(かんざん)した(ほう)がよい)。〔昭和(しょうわ)平成(へいせい)〕の部分(ぶぶん)は、該当(がいとう)する(ほう)に○をつければよい。なお、選択式(せんたくしき)になっている箇所(かしょ)では、○以外(いがい)記号(きごう)使(つか)ってはいけない。【参考→西暦・和暦・民国暦対照表

年齢(ねんれい)は、(かなら)ず、履歴書(りれきしょ)記入(きにゅう)した作成年月日(さくせいねんがっぴ)での満年齢(まんねんれい)とする。台湾(たいわん)では、一般(いっぱん)に、満年齢(まんねんれい)ではなく(かぞ)(どし)使(つか)われているので、混同(こんどう)しないように注意(ちゅうい)する。

性別(せいべつ)

性別(せいべつ)(らん)は、該当(がいとう)する(ほう)に○をつける。該当(がいとう)しない(ほう)()したりする必要(ひつよう)はない。

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本籍(ほんせき)

本籍(ほんせき)(らん)は、「福岡県(ふくおかけん)」のように本籍所在(ほんせきしょざい)都道府県名(とどうふけんめい)記入(きにゅう)する。「都道府県(とどうふけん)」が選択式(せんたくしき)になっている場合(ばあい)には、「福岡(ふくおか)」とだけ()いて〔(けん)〕のところに○をつける。

外国人(がいこくじん)場合(ばあい)は、国籍(こくせき)記入(きにゅう)すればよい(例:「台湾(たいわん)」「中華民国(ちゅうかみんこく)」「大韓民国(だいかんみんこく)」)。「都道府県(とどうふけん)」が選択式(せんたくしき)になっていても(とく)(えら)ばなくてよい。また、「都道府県(とどうふけん)」の部分(ぶぶん)()したりする必要(ひつよう)もない。

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現住所(げんじゅうしょ)連絡先(れんらくさき)

現住所(げんじゅうしょ)

現住所(げんじゅうしょ)は、日本国内(にほんこくない)場合(ばあい)都道府県名(とどうふけんめい)から、国外(こくがい)場合(ばあい)国名(こくめい)から記入(きにゅう)する。

番地(ばんち)やアパート・マンション(めい)部屋番号(へやばんごう)なども省略(しょうりゃく)せずに正確(せいかく)記入(きにゅう)する。

×:広島市中区南千田町7-2-13-207

広島県広島市中区南千田町7丁目2番13号 メゾン小池207号室

ふりがなは、氏名(しめい)場合(ばあい)(おな)じく、『ふりがな』とあれば平仮名(ひらがな)で、『フリガナ』とあればカタカナで()く。

ふりがなは、番地(ばんち)(まえ)までの部分(ぶぶん)で、漢字(かんじ)にだけ()ればよい。ただし、建物名(たてものめい)(とく)()みにくいものならば位置(いち)をあわせて()った(ほう)がよい。

連絡先(れんらくさき)

電話番号(でんわばんごう)自宅(じたく)固定電話(こていでんわ)携帯電話番号(けいたいでんわばんごう)は、(すく)なくともどちらか一方(いっぽう)(かなら)記入(きにゅう)する。固定電話(こていでんわ)は、市外局番(しがいきょくばん)から記入(きにゅう)する国外(こくがい)場合(ばあい)は、「+886-21-****」のように国際電話(こくさいでんわ)国番号(くにばんごう)をつける)

履歴書(りれきしょ)によっては、携帯電話番号(けいたいでんわばんごう)()(らん)がないものもある。しかし、携帯電話(けいたいでんわ)重要(じゅうよう)連絡手段(れんらくしゅだん)なので、携帯電話番号(けいたいでんわばんごう)があれば〔⑧緊急連絡先(きんきゅうれんらくさき)などを利用(りよう)して記載(きさい)しておくのがよいだろう。

ファックスや電子(でんし)メールが利用(りよう)できれば、該当(がいとう)する(らん)記入(きにゅう)する該当(がいとう)する連絡手段(れんらくしゅだん)がを所有(しょゆう)していなければ、空白(くうはく)にするか「なし」と()けばよい)。なお、電子(でんし)メールを記入(きにゅう)するときには、アルファベットと数字(すうじ)がはっきり区別(くべつ)できるような文字(もじ)()くように()をつける。

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緊急連絡先(きんきゅうれんらくさき)

緊急連絡先(きんきゅうれんらくさき)は、現住所(げんじゅうしょ)実家(じっか)帰省先(きせいさき)(こと)なる場合(ばあい)記入(きにゅう)する(らん)である。現在(げんざい)在学(ざいがく)している学校(がっこう)在職(ざいしょく)している会社(かいしゃ)電話(でんわ)緊急連絡先(きんきゅうれんらくさき)としてはいけない。

親元(おやもと)(はな)れて一人暮(ひとりぐ)らしをしている学生(がくせい)などは、実家(じっか)帰省先(きせいさき)住所(じゅうしょ)電話番号(でんわばんごう)記入(きにゅう)しておく。()(かた)は、〔⑦現住所(げんじゅうしょ)連絡先(れんらくさき)(おな)じである。

実家(じっか)(おや)同居(どうきょ)しているときなどは、(とく)記入(きにゅう)しないか、「同上(どうじょう)」と()けばよい。

現住所(げんじゅうしょ)実家(じっか)帰省先(きせいさき)(こと)なる場合(ばあい)でも、現住所(げんじゅうしょ)以外(いがい)への連絡(れんらく)希望(きぼう)しないときは、(とく)記入(きにゅう)しなくてよい。なお、(らん)空白(くうはく)にせず、「不在(ふざい)(さい)携帯電話(けいたいでんわ)にご連絡(れんらく)(くだ)さい。」とか「留守(るす)場合(ばあい)は、(おそ)()りますが携帯電話(けいたいでんわ)にご連絡(れんらく)(ねが)います。」などと()いておけばより丁寧(ていねい)である。

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学歴(がくれき)職歴(しょくれき)

学歴(がくれき)職歴(しょくれき)は、項目(こうもく)ごとに()けて()学歴(がくれき)職歴(しょくれき)()ぜて()かない)

学歴(がくれき)

学歴(がくれき)()くときには、まず、1行目(ぎょうめ)中央(ちゅうおう)に「学歴(がくれき)」と見出(みだ)しを()く。見出(みだ)しを()くときには、「学    歴」のように文字(もじ)(あいだ)を1〜2文字分(もじぶん)あけて目立(めだ)つようにするとよい。

各行(かくぎょう)左端(ひだりはし)(そろ)え、すべての項目(こうもく)で「平成(へいせい)」などの元号(げんごう)省略(しょうりゃく)せずに()(「平成(へいせい)」を「H」のように(りゃく)してもいけない)。なお、「(ねん)」については、元号(げんごう)()いた(ほう)がよいが、外国人(がいこくじん)ならば西暦(せいれき)でもかまわない。ただし、元号(げんごう)西暦(せいれき)とを()ぜて()いてはいけない。

学歴(がくれき)は、(ふる)いものから順番(じゅんばん)()いてゆく。(おな)学校名(がっこうめい)(つづ)くときも、()(かえ)符号(ふごう)使(つか)って「〃」「同」とはせず、完全(かんぜん)名称(めいしょう)()くようにする。

なお、項目(こうもく)(なが)くて1(ぎょう)(おさ)まらないときには、2(ぎょう)以上(いじょう)になっても(かま)わない。

学歴欄(がくれきらん)への記載項目(きさいこうもく)

学歴(がくれき)は、小学校(しょうがっこう)から()いても(かま)わないが、一般的(いっぱんてき)には(つぎ)のものを()けばよい。なお、小学校(しょうがっこう)から()場合(ばあい)義務教育課程(ぎむきょういくかてい)小中学校(しょうちゅうがっこう))は卒業(そつぎょう)だけを()く。

最終学歴が大学以下
中学卒業[省略してもよい]、高校入学、高校卒業、大学入学、大学卒業(卒業見込み)
最終学歴が大学院(修士)以上
高校卒業、大学入学、大学卒業、大学院入学、大学院修了(在学中、修了見込み)
学校名(がっこうめい)表記(ひょうき)

学校名(がっこう)(りゃく)さずに()き、「○○市立(しりつ)」「○○県立(けんりつ)」「国立(こくりつ)」「私立(しりつ)」などの(べつ)ももれなく記入(きにゅう)する(ただし、日本(にほん)国立大学(こくりつだいがく)では「国立(こくりつ)」は省略(しょうりゃく)するのが通例(つうれい)である)

×:新潟高校卒業
:新潟県立新潟高等学校卒業

高校(こうこう)までは、学校名(がっこうめい)だけを(しる)せばよいが、大学以上(だいがくいじょう)では学部(がくぶ)学科(がっか)研究科(けんきゅうかい)専攻(せんこう))までを(しる)(ほか)講座名(こうざめい)やコース(めい)などがあれば、それも(しる)す)

×:広島大学入学
:広島大学教育学部日本語教育学科入学

日本以外(にほんいがい)での学歴(がくれき)は、無理(むり)日本語(にほんご)翻訳(ほんやく)せずそのまま()けばよい(「国民中学」「高等中学」などでよい)。なお、「○○市立(しりつ)」「○○県立(けんりつ)」「国立(こくりつ)」「私立(しりつ)」などの(べつ)(まえ)国名(こくめい)()いておく。

×:私立育達高級職業学校入学
×:台湾大学文学院日本語文学系入学
:台湾 私立育達高級職業学校入学
:台湾 国立台湾大学文学院日本語文学系入学
卒業論文(そつぎょうろんぶん)卒業研究(そつぎょうけんきゅう)

希望(きぼう)する仕事(しごと)関係(かんけい)していたり、大学院(だいがくいん)進学(しんがく)しているときなどは、卒業論文(そつぎょうろんぶん)卒業研究(そつぎょうけんきゅう)のテーマを()くこともある(ただし、必須(ひっす)ではない)。

転学(てんがく)編入学(へんにゅうがく)

学校(がっこう)転学(てんがく)している場合(ばあい)でも、(とく)に「○○(こう)転校(てんこう)」などと()必要(ひつよう)はない入学(にゅうがく)卒業時(そつぎょうじ)項目(こうもく)()れば転学(てんがく)していることがわかるため)。ただし、大学間(だいがくかん)転学(てんがく)大学(だいがく)への編入学(へんにゅうがく)は、「○○大学(だいがく)○○学部(がくぶ)○○学科(がっか)○○年次(ねんじ)転入(てんにゅう)」「○○大学(だいがく)○○学部(がくぶ)○○学科(がっか)○○年次(ねんじ)編入(へんにゅう)」と()くようにする日本(にほん)では大学間(だいがくかん)転学(てんがく)(すくない)ないため)転籍(てんせき)(おな)大学(だいがく)での転学部(てんがくぶ)転学科(てんがっか))も同様(どうよう)()けばよい。なお、在籍期間(ざいせききかん)連続(れんぞく)している場合(ばあい)は、(まえ)学校(がっこう)転出(てんしゅつ)退学(たいがく)などを()必要(ひつよう)はない。

(おな)学校(がっこう)在学中(ざいがくちゅう)学校名(がっこうめい)などに変更(へんこう)がある場合(ばあ)がある。そのときは、入学(にゅうがく)入学時(にゅうがくじ)学校名(がっこうめい)卒業(そつぎょう)卒業時(そつぎょうじ)学校名(がっこうめい)()けばよい。学校名(がっこうめい)変更(へんこう)(とく)説明(せつめい)する必要(ひつよう)はない。

学歴(がくれき)にならない経歴(けいれき)

一般(いっぱん)に、以下(いか)のものは学歴(がくれき)には記載(きさい)しない。これらの経歴(けいれき)記載(きさい)したい場合(ばあい)は、〔⑩資格(しかく)免許(めんきょ)、または、〔⑫趣味(しゅみ)特技(とくぎ)(らん)()く。

大学(だいがく)専門学校(せんもんがっこう)夜間部(やかんぶ)二部(にぶ)定時制高校(ていじせいこうこう)などは、学歴(がくれき)として記載(きさい)すべきものである。

なお、大学受験(だいがくじゅけん)予備校(よびこう)補習班(ほしゅうはん)などに(かよ)っていたために、高校卒業(こうこうそつぎょう)から大学入学(だいがくにゅうがく)までの期間(きかん)空白(くうはく)となる職歴(しょくれき)もないため(なに)をしていたか不明(ふめい)になる)ような場合(ばあい)は「受験準備(じゅけんじゅんび)」と記入(きにゅう)してもよい(ただし、一般的(いっぱん)には、()必要(ひつよう)はない)

研究生(けんきゅうせい)留学(りゅうがく)

大学(だいがく)非正規生(ひせいけいせい)研究生(けんきゅうせい)聴講生(ちょうこうせい)別科(べっか)専攻科(せんこうか)は、学歴欄(がくれきらん)()いてよい。卒業(そつぎょう)修了(しゅうりょう)がないものについては、項目(こうもく)末尾(まつび)に「(平成(へいせい)(ねん)(がつ)まで)」のように()けばよい。

留学(りゅうがく)についても、就学期間(しゅうがくきかん)が6ヶ月(かげつ)半期(はんき)、1セメスター)以上(いじょう)ならば学歴欄(がくれきらん)()いてよい研究者(けんきゅうしゃ)として留学(りゅうがく)したときは、職歴欄(しょくれきらん)()く)卒業(そつぎょう)修了(しゅうりょう)がないものについては、項目(こうもく)末尾(まつび)に「(平成(へいせい)(ねん)(がつ)まで)」のように()けばよい。

なお、短期研修(たんきけんしゅう)語学(ごがく)キャンプなどを()場合(ばあい)は、学歴欄(がくれきらん)には記載(きさい)せず、〔⑩資格(しかく)免許(めんきょ)、または、〔⑫趣味(しゅみ)特技(とくぎ)(らん)()くようにする。

職歴(しょくれき)

学歴(がくれき)(つづ)けて職歴(しょくれき)()く。学歴(がくれき)最終項目(さいしゅうこうもく)から1(ぎょう)あけて「職歴(しょくれき)」と見出(みだ)しを()(スペースに余裕(よゆう)がないときは(あいだ)をあけなくてもよい)見出(みだ)しを()いたら、学歴(がくれき)同様(どうよう)に、入社(にゅうしゃ)退社(たいしゃ)(ふる)いものから(じゅん)()いていく。職歴(しょくれき)がないときには「なし」と()けばよい。

スペースに余裕(よゆう)がある(かぎ)り、すべての職歴(しょくれき)記載(きさい)するべきである。たとえ短期間(たんきかん)退職(たいしょく)した場合(ばあい)でも、記載(きさい)しないと意図的(いとてき)虚偽(きょぎ)申告(しんこく)()なされるかもしれない。職歴(しょくれき)(おお)く、記入(きにゅう)しきれないときには、勤務期間(きんむきかん)(なが)いものを(えら)んで()き、すべての職歴(しょくれき)別紙(べっし)にまとめて申告(しんこく)すればよいだろう。

入社(にゅうしゃ)項目(こうもく)では、入社(にゅうしゃ)年月(ねんげつ)間違(まちが)いがないようによく確認(かくにん)する。社名(しゃめい)は、省略(しょうりゃく)せずに正式名称(せいしきめいしょう)()(たと)えば、「㈱○○(しゃ)」「㈲○○(しゃ)」ではなく「株式会社(かぶしきがいしゃ)○○(しゃ)」「有限会社(ゆうげんがいしゃ)○○(しゃ)」とする)会社(かいしゃ)簡単(かんたん)説明(せつめい)をカッコ()きで()える。スペースに余裕(よゆう)があれば、所属(しょぞく)役職(やくしょく)(おも)業務内容(ぎょうむないよう)などをまとめて()くとよい。

スペースに余裕(よゆう)がなかったり、転職者(てんしょくしゃ)で、職務経歴書(しょくむけいれきしょ)別途(べっと)作成(さくせい)する場合(ばあい)には、入社(にゅうしゃ)退社(たいしゃ)()くだけでもよい。

(おな)会社(かいしゃ)部署(ぶしょ)異動(いどう)役職(やくしょく)変更(へんこう)昇格(しょうかく)昇進(しょうしん))があった場合(ばあい)は、年月(ねんげつ)(ねんげつ)し「○○()異動(いどう)」「○○()○○()課長(かちょう)昇格(しょうかく)」のように()く。

退社(たいしゃ)項目(こうもく)では、退職理由(たいしょくりゆう)()くようにする。退職理由(たいしょくりゆう)は、自分(じぶん)から退職(たいしょく)したときには「一身上(いっしんじょう)都合(つごう)により退社(たいしゃ)」と()くだけでよい(「給料(きゅうりょう)(やす)いのでやめた」「セクハラでクビになった」などと、くわしく説明(せつめい)する必要(ひつよう)はない)会社(かいしゃ)倒産(とうさん)したりリストラされた場合(ばあい)には、「倒産(とうさん)により退社(たいしゃ)」や「会社都合(かいしゃつごう)により退社(たいしゃ)」と()けばよい。

入社後(にゅうしゃご)現在(げんざい)まで勤務(きんむ)しているとき(現在在職中(げんざいざいしょくちゅう)のとき)は、最後(さいご)(ぎょう)に「現在(げんざい)(いた)る」と()く。

なお、短期(たんき)のアルバイトやパートタイム勤務(きんむ)などを()必要(ひつよう)はない。ただし、応募(おう)する企業(きぎょう)での勤務(きんむ)役立(やくだ)つと(おも)われるものや勤務(きんむ)長期(ちょうき)にわたる場合(ばあい)(たと)えば、2年以上(ねんいじょう)(おな)じアルバイトをしているとき)()いて(かま)わない。その場合(ばあい)には、「○○勤務(きんむ)(パートタイマーとして)」「○○勤務(きんむ)(アルバイトとして)」のように()けばよい(アルバイトやパートタイムでは「入社(にゅうしゃ)」とは()かないこと)。

勤務先・勤務形態による語の使い分け
勤務先・勤務形態はじめたときやめたとき
会社員入社退社
公務員入庁・入省退職
団体職員勤務退職
自営業開業整理
アルバイト/パートタイマー勤務(アルバイトとして)/勤務(パートタイマーとして)退職
派遣社員○○[派遣会社の名称]から派遣社員として勤務契約期間満了

職歴(しょくれき)をすべて()いたら、右寄(みぎよ)せで「以上(いじょう)」と()く。この「以上(いじょう)」という文字(もじ)は、経歴(けいれき)不正(ふせい)()()しがないことを(しめ)すものなので(わす)れずに()く。

なお、職歴(しょくれき)(つづ)けて賞罰(しょうばつ)記入(きにゅう)するときには、賞罰(しょうばつ)をすべて()いたところで「以上(いじょう)」と()く。

その(ほか)

履歴書(りれきしょ)によっては、(らん)が「学歴(がくれき)職歴(しょくれき)賞罰(しょうばつ)」のようになっていることもある。この場合(ばあい)は、賞罰(しょうばつ)(わす)れずに記入(きにゅう)する。また、賞罰(しょうばつ)記入(きにゅう)する(らん)がない場合(ばあい)には、職歴(しょくれき)(つづ)けて賞罰(しょうばつ)記入(きにゅう)することもある。賞罰(しょうばつ)については、〔⑪賞罰(しょうばつ)参照(さんしょう)せよ。

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資格(しかく)免許(めんきょ)

資格(しかく)免許(めんきょ)は、希望(きぼう)する仕事(しごと)直接(ちょくせつ)関係(かんけい)しないものでも、取得(しゅとく)している資格(しかく)をすべて()けばよい。取得(しゅとく)している資格(しかく)(おお)く、スペースに余裕(よゆう)がない場合(ばあい)は、価値(かち)(たか)いものを(えら)んで()く。

海外短期研修(かいがいたんきけんしゅう)資格(しかく)セミナー受講(じゅこう)通信教育講座受講(つうしんきょういくこうざじゅこう)なども()いてよい。ただし、評価(ひょうか)対象(たいしょう)になりにくいレベルのものは()かない(ほう)がよい(れい)日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)(きゅう)日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)(きゅう)。また、日本国外(にほんこくがい)取得(しゅとく)した資格(しかく)については、簡単(かんたん)説明(せつめい)()()えるようにするとよい。

◎履歴書に書いてよい資格 ×履歴書に書かない方がよい資格
  • 各種の運転免許(普通車、大型車、二輪車、船舶など)
  • 各種の国家資格(危険物取扱者、アマチュア無線技士など)
  • その他の検定試験2級以上(ワープロ検定、秘書検定、簿記など)
  • 書道や茶道・華道の免状、囲碁や将棋の段位[初段以上]
  • 武道の段位(柔道・空手・剣道など)
  • TOEICやTOEFLのスコア
  • スポーツ関係のライセンス(乗馬、ダイビング、グライダーなど)
  • 指導者・インストラクター資格(エアロビクス、水泳、野球審判員など)
  • 国内外の各種研修・セミナーへの参加
  • 資格試験の専門学校や各種の通信教育の受講
  • 語学の検定試験3級以下
  • その他の検定試験3級以下
  • 書道や囲碁や将棋の級位[初段未満]
  • 業界が広告目的で認定する資格(そば打ち名人、ビヤマイスターなど)
  • イベントとして実施される検定(オタク検定、時刻表検定など)

資格(しかく)はすべて「取得(しゅとく)」としてもよいが、免許(めんきょ)ならば「取得(しゅとく)」、検定(けんてい)ならば「合格(ごうかく)」のように区別(くべつ)して()いた(ほう)がよいだろう。資格名(しかくめい)省略(しょうりゃく)せずに()き、レベルや種別(しゅべつ)ももれなく記載(きさい)する。(たと)えば、「運転免許(うんてんめんきょ)」ではなく、「第一種普通自動車免許(だいいっしゅふつうじどうしゃめんきょ)」と()くようにする。(おな)検定(けんてい)複数(ふくすう)のレベルに合格(ごうかく)しているときは、最高(さいこう)レベルのものだけを()けばよい日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)の2(きゅう)と1(きゅう)合格(ごうかく)しているときには、「日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)(きゅう)合格(ごうかく)」と()けばよい)

熱心(ねっしん)さや向上心(こうじょうしん)をアピールするために、取得(しゅとく)目指(めざ)して勉強中(べんきょうちゅう)のものを()いてもよい。「○○通信講座(つうしんこうざ)現在受講中(げんざいじゅこうちゅう))」、「○○資格(しかく)取得(しゅとく)見込(みこ)み)」、「○○資格取得(しかくしゅとく)()けて勉強中(べんきょうちゅう)」のようにすればよい。また、一次試験(いちじしけん)だけ合格(ごうかく)した場合(ばあい)二次試験不合格(にじしけんふごうかく)二次試験未受験(にじしけんみじゅけん)などの場合(ばあい)も「○○一次試験合格」のように()くことができる。なお、受験(じゅけん)した検定(けんてい)正式(せいしき)合否(ごうひ)はわかっていないが、自己採点(じこさいてん)などで合格(ごうかく)確実(かくじつ)(おも)われるときには、「合格(ごうかく)見込(みこ)み」とすればよい。

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賞罰(しょうばつ)

賞罰(しょうばつ)(らん)には、過去(かこ)()けた(しょう)刑罰(けいばつ)とを()く。一般的(いっぱんてき)には「なし」と()いておけばよい。

(しょう)については、全国(ぜんこく)レベル以上(いじょう)(しょう)受賞(じゅしょう)全国(ぜんこく)レベルの大会(たいかい)競技会(きょうぎかい)での入賞(にゅうしょう)以上(いじょう)()くべきである。ただ、明確(めいかく)基準(きじゅん)があるわけではないので、知名度(ちめいど)(たか)大会(たいかい)競技会(きょうぎかい)ならば、入賞(にゅうしょう)していなくとも参加(さんか)した実績(じっさい)記載(きさい)してもよいだろう。校内表彰(こうないひょうしょう)顕彰(けんしょう)は、一般(いっぱん)賞罰(しょうばつ)としては記載(きさい)しない。

自治体(じちたい)レベル(けん)()など)(しょう)大会(たいかい)競技会(きょうぎかい)でも、最高位(さいこうい)優勝(ゆうしょう)最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)など)ならば、受賞歴(じゅしょうれき)として()いてよいだろう。また、警察(けいさつ)自治体(じちたい)など公的機関(こうてききかん)によって表彰(ひょうしょう)されたもの(おぼれている子供(こども)(たす)けた、災害(さいがい)ボランティアで熱心(ねっしん)活動(かつどう)したなど)()いてよい。

(ばつ)については、道路交通法(どうろこうつうほう)以外(いがい)罰金刑(ばっきんけい)以上(いじょう)刑罰(けいばつ)()けたことがあれば、正直(しょうじき)()いた(ほう)がよい。なお、道路交通法(どうろこうつうほう)での罰金刑(ばっきんけい)(ノーヘルやスピードオーバーなど)()必要(ひつよう)はない。

懲役(ちょうえき)禁固刑(きんこけい)()けたことがある場合(ばあい)選考(せんこう)(おお)きな不利(ふり)になることが予想(よそう)されるが、犯罪歴(はんざいれき)(かく)して採用(さいよう)されたとしても事実(じじつ)判明(はんめい)した時点(じてん)解雇(かいこ)される可能性(かのうせい)(たか)い。

最近(さいきん)は、賞罰(しょうばつ)(らん)がない履歴書(りれきしょ)(おお)くなっている。その場合(ばあい)は、(とく)過去(かこ)賞罰(しょうばつ)記載(きさい)する必要(ひつよう)はない。ただし、(とく)記載(きさい)したい事項(じこう)があるときには、〔⑨学歴(がくれき)職歴(しょくれき)(らん)職歴(しょくれき)(うし)ろに「賞罰(しょうばつ)」という見出(みだ)しを()てて()けばよい。

また、社員(しゃいん)職員(しょくいん)犯罪(はんざい)犯罪歴(はんざいれき)問題(もんだい)にされやすい企業(きぎょう)組織(そしき)上場企業(じょうじょうきぎょう)金融業(きんゆうぎょう)報道関係(ほうどうかんけい)教育産業(きょういくさんぎょう)など)応募(おうぼ)する場合(ばあい)は、(ばつ)がないことを明示(めいじ)した(ほう)がよいこともある。そのときは、(おな)じように〔⑨学歴(がくれき)職歴(しょくれき)(らん)に「賞罰(しょうばつ)」という見出(みだ)しを()てて「なし」と()けばよい。

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趣味(しゅみ)特技(とくぎ)

趣味(しゅみ)特技(とくぎ)(らん)は、自分(じぶん)個性(こせい)をアピールできるところなので、できるだけ空欄(くうらん)にはせず、工夫(くふう)して()()むようにする。

いずれの項目(こうもく)でも、あれもこれも()こうとせず、それぞれポイントを1〜3(てん)くらいに(しぼ)って簡潔(かんけつ)にまとめる。なお、趣味(しゅみ)特技(とくぎ)(らん)(ひろ)履歴書(りれきしょ)ならば、文章(ぶんしょう)(かたち)にまとめて()けば印象(いんしょう)がよい。

得意科目(とくいかもく)分野(ぶんや)

得意科目(とくいかもく)分野(ぶんや)は、学生(がくせい)のときに()きだった科目(かもく)得意(とくい)だった学科(がっか)について()く。ただし、「数学(すうがく)」「国語(こくご)」と()くだけでなく、どのような(てん)()きか、(なに)ができるのかなどを()()えるのがよいだろう。

新卒者(しんそつしゃ)場合(ばあい)は、大学(だいがく)(まな)んだ内容(ないよう)専門知識(せんもんちしき)()分野(ぶんや))をあげ、卒業論文(そつぎょうろんぶん)卒業研究(そつぎょうけんきゅう)について()いてもよい卒業論文(そつぎょうろんぶん)卒業研究(そつぎょうけんきゅう)について()くときは指導教官(しどうきょうかん)()くようにする)

学校(がっこう)(まな)んだことだけでなく、興味(きょうみ)()って独学(どくがく)した分野(ぶんや)現在(げんざい)とりくんでいる社会的課題(しゃかいてきかだい)などについて()いても(かま)わない。

母語以外(ぼごいがいの)語学能力(ごがくのうりょく)外国語能力(がいこくごのうりょく))は、得意科目(とくいかもく)分野(ぶんや)()けばよい。なお、得意科目(とくいかもく)分野(ぶんや)(らん)のない履歴書(りれきしょ)では、語学能力(ごがくのうりょく)外国語能力(がいこくごのうりょく))は『趣味(しゅみ)特技(とくぎ)』に()くことになる。

趣味(しゅみ)特技(とくぎ)

趣味(しゅみ)特技(とくぎ)には、自分(じぶん)興味(きょうみ)関心(かんしん)()って(おこ)なっていることを()く。特別(とくべつ)才能(さいのう)技量(ぎりょう)がなくても、興味(きょうみ)をもって熱心(ねっしん)()()んでいることならば、趣味(しゅみ)特技(とくぎ)として(かま)わない。

趣味(しゅみ)特技(とくぎ)には、(なに)()いてもよいが、自分(じぶん)個性(こせい)(つた)わるもの、知性(ちせい)教養(きょうよう)(かん)じられるものがよいだろう。ただし、あまり特殊(とくしゅ)なものや社会的(しゃかいてき)評価(ひょうか)されないことは()くべきでない。

読書(どくしょ)」「音楽(おんがく)」「映画鑑賞(えいがかんしょう)」などの一般的(いっぱんてき)趣味(しゅみ)()場合(ばあい)は、()きなジャンルや鑑賞(かんしょう)頻度(ひんど)などを具体的(ぐたいてき)()()えるのがよい。ただし、趣味(しゅみ)が「映画鑑賞(えいがかんしょう)」なのに「(ねん)に1・2(ほん)アクション映画(えいが)()ます。」では逆効果(ぎゃくこうか)になるおそれがある趣味(しゅみ)としては頻度(ひんど)(すく)なすぎる)ので、よく(かんが)えて()くこと。

個性(こせい)をアピールする(らん)なので、空欄(くうらん)や「(とく)になし」にはしない(ほう)がよいだろう。ただし、すぐにバレるような(うそ)()いてはいけない。

スポーツ

スポーツの(らん)には、自分(じぶん)日頃(ひごろ)(おこ)なっているスポーツを()く。特別(とくべつ)才能(さいのう)技量(ぎりょう)がないものでも(かま)わない。

スポーツを(つう)じて()られた成果(せいか)大会(たいかい)結果(けっか)資格(しかく)など)や人間関係(にんげんかんけい)地域社会(ちいきしゃかい)との(かか)わりなど)などがわかるように()くのがよい。

健康状態(けんこうじょうたい)

健康状態(けんこうじょうたい)については、(おお)きな持病(じびょう)障害(しょうがい)がない(かぎ)り「良好(りょうこう)」「きわめて良好(りょうこう)」と()けばよい。

ここでいう(おお)きな持病(じびょう)障害(しょうがい)とは、病院(びょういん)健康診断書(けんこうしんだんしょ)()してもらうとき、「医師(いし)意見(いけん)」として「業務(ぎょうむ)支障(しよう)あり」と記載(きさい)されるような病気(びょうき)やケガのことである。就職(しゅうしょく)就学(しゅうがく)では、履歴書(りれきしょ)同時(どうじ)健康診断書(けんこうしんだんしょ)提出(ていしゅつ)するのが一般的(いっぱんてき)なので、持病(じびょう)障害(しょうがい)があるときには、健康診断書(けんこうしんだんしょ)にあわせた記述(きじゅつ)をすればよい。

なお、「毎日(まいにち)ランニングをして(きた)えているので、きわめて良好(りょうこう)です。」、「ジムに(かよ)ってトレーニングしていますからきわめて良好(りょうこう)です。」、「きわめて良好(りょうこう)高校以来(こうこういらい)病欠(びょうけつ)はゼロです)」のように、具体的(ぐたいてき)なアピールを(ふく)めて()いても(かま)わない。

もし、履歴書(りれきしょ)作成(さくせい)するときにケガや病気(びょうき)(カゼなど)をしていても、予定(よてい)される就職(しゅうしょく)就学時(しゅうがくじ)までに(なお)るものであれば、「良好(りょうこう)」「きわめて良好(りょうこう)」と()いてよい。

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志望動機(しぼうどうき)

志望動機(しぼうどうき)には、以下(いか)内容(ないよう)をまとめて()く。

  1. その業種(ぎょうしゅ)をなぜ希望(きぼう)するのか
  2. その会社(かいしゃ)をなぜ希望(きぼう)するのか
  3. その会社(かいしゃ)自分(じぶん)(なに)をしたいのか
  4. その会社(かいしゃ)自分(じぶん)(なに)ができるのか

どの企業(きぎょう)個人(こじん)にもあてはまるような一般的(いっぱんてき)曖昧(あいまい)表現(ひょうげん)(「御社(おんしゃ)将来性(しょうらいせい)魅力(みりょく)」/「職種(しょくしゅ)(たい)する適性(てきせい)がある」)()け、できるだけ具体的(ぐたいてき)内容(ないよう)()くようにする。形式(けいしき)にとらわれず自分(じぶん)(かんが)えを自分(じぶん)のことばで(つた)えることが大切(たいせつ)である。

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本人希望記入欄(ほんにんきぼうきにゅうらん)

職種(しょくしゃ)業務内容(ぎょうむないよう))、配属先(はいぞくさき)勤務地(きんむち)など雇用条件(こようじょうけん)希望(きぼう)記入(きにゅう)する。

(とく)()くことがなければ、簡単(かんたん)自己(じこ)PR(仕事(しごと)(たい)する熱意(ねつい)など)を()いても(かま)わない。できるだけ空欄(くうらん)や「(とく)になし」にはしない()がよいだろう。

給与(きゅうよ)勤務時間(きんむじかん)(かん)する内容(ないよう)()かない(ほう)無難(ぶなん)である(マイナス評価(ひょうか)()けかねない)給与(きゅうよ)勤務時間(きんむじかん)について()場合(ばあい)は、どうしても(ゆず)れない条件(じょうけん)だけにとどめる。

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通勤時間(つうきんじかん)配偶者(はいぐうしゃ)

通勤時間(つうきんじかん)配偶者(はいぐうしゃ)有無(うむ)は、すべて事実(じじつ)正確(せいかく)記入(きにゅう)する。

配偶者(はいぐうしゃ)

配偶者(はいぐうしゃ)有無(うむ)については、結婚(けっこん)していれば「(あり)」、結婚(けっこん)していなければ「(なし)」に○をつける。なお、結婚(けっこん)しているかどうかは、戸籍上(こせきじょう)記録(きろく)によって判断(はんだん)する内縁(ないえん)事実婚(じじつこん)があっても、戸籍上(こせきじょう)独身(どくしん)ならば、「(なし)」に○をつける)

結婚(けっこん)しているときは、「配偶者(はいぐうしゃ)扶養義務(ふようぎむ)」についても記入(きにゅう)する。結婚(けっこん)していなければ、「配偶者(はいぐうしゃ)扶養義務(ふようぎむ)」の(らん)には(なに)()かない。配偶者(はいぐうしゃ)扶養義務(ふようぎむ)」とは、配偶者(はいぐうしゃ)自分(じぶん)(つま)自分(じぶん)(おっと))の生活(せいかつ)必要(ひつよう)費用(ひよう)負担(ふたん)しているかどうかをいう。日本(にほん)所得税(しょとくぜい)納税(のうぜい)しているときは、配偶者(はいぐうしゃ)所得税上(しょとくぜいじょう)扶養(ふよう)(はい)っていれば「(あり)」にする。

履歴書(りれきしょ)書式(しょしき)によっては、扶養家族(ふようかぞく)人数(にんずう)記入(きにゅう)する(らん)があるものがある。その場合(ばあい)は、配偶者(はいぐうしゃ)以外(いがい)所得税上(しょとくぜいじょう)扶養(ふよう)(はい)っている親族(しんぞく)()どもや祖父母(そふぼ)(かず)記入(きにゅう)する。扶養家族(ふようかぞく)がいないときには、「0」または「なし」と()く。

通勤時間(つうきんじかん)

通勤時間(つうきんじかん)は、現住所(げんじゅうしょ)から勤務地(きんむち)勤務予定地(きんむよていち))までの所要時間(しょようじかん)()く。(かり)通勤時間(つうきんじかん)(なが)くても事実(じじつ)(いつわ)らずに()くべきである。なお、勤務地(きんむち)複数(ふくすう)ある場合(ばあい)は、希望(きぼう)する勤務地(きんむち)までの所要時間(しょようじかん)()けばよい。(とく)勤務地(きんむち)希望(きぼう)がなければ、応募要項(おうぼようこう)記載(きさい)されている問合(といあわ)(さき)本社(ほんしゃ)など)までの所要時間(しょようじかん)()けばよい。

通勤時間(つうきんじかん)は、日常(にちじょう)交通手段(こうつうしゅだん)での最短所要時間(さいたんしょようじかん)交通機関(こうつうきかん)()時間(じかん)()()えなどにかかる時間(じかん)(のぞ)く)記入(きにゅう)し、数字(すうじ)はできるだけ()りのよいもの(5(ふん)、10(ふん),15(ふん),30(ふん),45(ふん),1時間など)にする。

なお、(希望(きぼう)する)勤務先(きんむさき)現住所(げんじゅうしょ)からきわめて(とお)(たと)えば、大阪(おおさか)()んでいる(もの)北海道(ほっかいどう)会社(かいしゃ)希望(きぼう)する場合(ばあい)など)(あき)らかに通勤(つうきん)不可能(ふかのう)であれば、(なに)()かずに空欄(くうらん)のままにしておいても(かま)わない。また、採用(さいよう)された場合(ばあい)引越(ひっこ)しを(かんが)えているときなどは、「新住所(しんじゅうしょ)より××(ふん)」、「○○(ねん)(がつ)に××に転居予定(てんきょよてい)です。」などと()けばよい。

履歴書(りれきしょ)書式(しょしき)によっては、通勤時間(つうきんじかん)のほかに最寄駅(もよりえき)現住所(げんじゅうしょ)からもっとも(ちか)距離(きょり)にあり、通勤(つうきん)利用(りよう)できる鉄道(てつどう)(えき)記入(きにゅう)する(らん)があるので、「JR総武本線(そうぶほんせん)秋葉原駅(あきはばらえき)」のように路線名(ろせんめい)駅名(えきめい)()く。

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保護者記入欄(ほごしゃきにゅうらん)

保護者記入欄(ほごしゃきにゅうらん)は、履歴書(りれきしょ)本人(ほんにん)未成年(みせいねん)場合(ばあい)に、(おや)などが記入(きにゅう)する(らん)である。本人(ほんにん)が20(さい)()えているときには、記入(きにゅう)不要(ふよう)である。

また、履歴書(りれきしょ)書式(しょしき)によっては保護者記入欄(ほごしゃきにゅうらん)下部(かぶ)採用者側(さいようしゃがわ)会社(かいしゃ)学校(がっこう)など)記入(きにゅう)する(らん)があるものがある。採用者側(さいようしゃがわ)記入(きにゅう)する(らん)には(なに)記入(きにゅう)してはいけない。

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履歴書(りれきしょ)(おく)(かた)

履歴書(りれきしょ)は、書い()ただけでは意味(いみ)がない。応募(おうぼ)する会社(かいしゃ)学校(がっこう)(とど)ける必要(ひつよう)がある。ここでは、履歴書(りれきしょ)(おく)(さい)のルールについて(まな)ぶ。

最終確認事項(さいしゅうかくにんじこう)

履歴書(りれきしょ)(おく)(まえ)に、以下(いか)(てん)(あらた)めて確認(かくにん)する。

  1. 項目(こうもく)記入漏(きにゅうも)れはないか
  2. 誤字(ごじ)脱字(だつじ)などはないか
  3. 写真(しゃしん)()(わす)れはないか
  4. (よご)れや()れなどはないか

また、問合(といあわ)せがあった場合(ばあい)(そな)え、履歴書(りれきしょ)郵送(ゆうそう)する(まえ)(かなら)ずコピーをとっておくようにする。

履歴書(りれきしょ)郵送(ゆうそう)する場合(ばあい)

履歴書(りれきしょ)郵送(ゆうそう)する場合(ばあい)と、持参(じさん)する場合(ばあい)とがある。履歴書(りれきしょ)郵送(ゆうそう)するときは、以下(いか)のようにする。

()(じょう)

履歴書(りれきしょ)郵送(ゆうそう)するときには、()(じょう)(カバーレター)を()すのが一般的(いっぱんてき)である。()(じょう)はビジネス文書(ぶんしょ)なので、コンピュータを使(つか)ってA4横書(よこが)きで作成(さくせい)する。

()(じょう)は、書類(しょるい)送付(そうふ)確認(かくにん)する事務的(じむてき)文書(ぶんしょ)なので、文面(ぶんめん)にこだわる必要(ひつよう)はない志望動機(しぼうどうき)やら自己(じこ)PRやらは()かない)

↑添え状の文例

()(じょう)日付(ひづけ)は、履歴書(りれきしょ)作成年月日(さくせいねんがっぴ)(おな)じにする。また、受取人(うけとりにん)封筒(ふうとう)表面(おもてめん)宛名(あてな)(おな)じものでよい。

差出人(さしだしにん)住所(じゅうしょ)名前(なまえ)は、受取人(うけとりにん)(つづ)けて上部(じょうぶ)右寄(みぎよ)せでも(かま)わない。いずれの場合(ばあい)も、名前(なまえ)自筆(じひつ)のサインとした(ほう)がよいだろう。

ビジネス文書(ぶんしょ)なので、「応募書類(おうぼしょるい)送付(そうふ)について」のように件名(けんめい)()いた(ほう)がよいだろう。

封筒(ふうとう)(えら)(かた)

履歴書(りれきしょ)には、無地(むじ)白封筒(しろふうとう)(ケント封筒(ふうとう)使(つか)うのが基本(きほん)である(二重封筒(にじゅうふうとう)である必要(ひつよう)なない)。茶封筒(ちゃぶうとう)(クラフト封筒(ふうとう)失礼(しつれい)(おも)われることがあるので()けた(ほう)無難(ぶなん)である。なお、ビジネス文書(ぶんしょ)なので、カラー封筒(ふうとう)使(つか)うべきでない。

履歴書セット中の封筒↑

履歴書(りれきしょ)(おく)るときには、封筒(ふうとう)左下(ひだりした)に、(わす)れずに「履歴書在中(りれきしょざいちゅう)」または「応募書類一式在中(おうぼしょるいいっしきざいちゅう)」と赤字(あかじ)()いて四角(しかく)(かこ)う。

なお、市販(しはん)履歴書(りれきしょ)セットでは、(おお)きな角形(かくがた)白封筒(しろふうとう)履歴書(りれきしょ)()らなくても(はい)るサイズのもの)と、縦長(たてなが)(ちい)さな白封筒(しろふうとう)()()りにした履歴書(りれきしょ)(はい)るサイズのもの)封筒(ふうとう)の2種類(しゅるい)附属(ふぞく)しているのが普通(ふつう)である。これにはあらかじめ「履歴書在中(りれきしょざいちゅう)」と赤字(あかじ)印刷(いんさつ)されているので、そのまま使(つか)えばよい。(べつ)封筒(ふうとう)購入(こうにゅう)するときは、開封(かいふう)するときのことを(かんが)え、履歴書(りれきしょ)よりも(すこ)(おお)きめのものを(えら)ぶとよい。

(とく)指定(してい)がなければ、履歴書(りれきしょ)()らずに()れることができる(おお)きさの封筒(ふうとう)使用(しよう)するのがよいだろう。また、履歴書(りれきしょ)()るときは、写真(しゃしん)部分(ぶぶん)()けて()()りにする。

履歴書の折り方

履歴書(りれきしょ)郵送(ゆうそう)するときには、郵送用(ゆうそうよう)封筒(ふうとう)直接(ちょくせつ)履歴書(りれきしょ)()れて(かま)わない。履歴書(りれきしょ)封筒(ふうとう)()れ、さらに郵送用(ゆうそうよう)封筒(ふうとう)()れる必要(ひつよう)はない。

ただし、(ほか)応募書類(おうぼしょるい)一緒(いっしょ)大型封筒(おおがたふうとう)(おく)るときは、履歴書(りれきしょ)(べつ)封筒(ふうとう)()れることもある。そのときは、封筒(ふうとう)(くち)()るだけでよい((とく)糊付(のりづけ)などは不要(ふよう))。

宛名(あてな)()(かた)

書類(しょるい)封筒(ふうとう)()れる(まえ)に、封筒(ふうとう)宛名(あてな)差出人(さしだしにん)()く。

宛名(あてな)

住所(じゅうしょ)番地(ばんち)社名(しゃめい)をいずれも(りゃく)さずに()く。封筒(ふうとう)(おお)きさにかかわらず、表面(おもてめん)中央(ちゅうおう)受取人(うけとりにん)になるようにレイアウトするのが普通(ふつう)である。

なお、受取人(うけとりにん)()(かた)(つぎ)のようにすればよい。

部署宛(ぶしょあて)(おく)場合(ばあい)()(かた)
  • ○○社人事部御中
  • ○○社人事部長殿
  • ○○社人事部採用係御中
担当者(たんとうしゃ)(せい)がわかっている場合(ばあい)()(かた)
  • ○○社人事部部長山田様
  • ○○社人事部採用担当山田様
  • ○○社人事部採用係山田様
複数(ふくすう)担当者(たんとうしゃ)名前(なまえ)がわかる/名前(なまえ)がわからない)がいる場合(ばあい)()(かた)
  • ○○社採用係御中
  • ○○社採用担当者様
部署(ぶしょ)担当者(たんとうしゃ)名前(なまえ)人数(にんずう)もわからない場合(ばあい)()(かた)
  • ○○社採用係御中
  • ○○社採用担当者様
×(ただ)しくない()(かた)
  • ○○社御中採用担当者様
  • ○○社人事部御中山田様
  • ○○社人事部部長殿山田様
差出人(さしだしにん)

封筒(ふうとう)裏面(うらめん)差出人(さしだしにん)住所(じゅうしょ)名前(なまえ)()く。 住所(じゅうしょ)右側(みぎがわ)から()きはじめ、名前(なまえ)中央(ちゅうおう)()るようにレイアウトする一般的(いっぱんてき)中貼(なかばり)封筒(ふうとう)では()わせ()(うえ)名前(なまえ)()くことになる。ただし、文字(もじ)()きにくい()わせ()()けて()方法(ほうほう)もある)

住所(じゅうしょ)は、番地(ばんち)建物名(たてものめい)(りゃく)さずに()く。なお、学校(がっこう)在学(ざいがく)している場合(ばあい)は、校名(こうめい)大学(だいがく)なら学部名(がくぶめい)まで)をカッコ()きで()えるとよい。

封筒(ふうとう)裏面(りめん)には、左上(ひだりうえ)差出年月日(さしだしねんがっぴ)()くようにする。差出年月日(さしだしねんがっぴ)は、履歴書(りれきしょ)作成年月日(さくせいねんがっぴ)(おな)じにすればよい。

返信用(へんしんよう)封筒(ふうとう)

履歴書(りれきしょ)応募書類(おうぼしょるい)返送(へんそう)(もと)める場合(ばあい)は、返信用(へんしんよう)封筒(ふうとう)同封(どうふう)する(ただし、応募要項(おうぼようこう)に「応募書類(おうぼしょるい)返送(へんそう)はしない」と明記(めいき)されている場合(ばあい)同封(どうふう)しないこと)

返信用(へんしんよう)封筒(ふうとう)は、表面(おもてめん)自分(じぶん)住所(じゅうしょ)名前(なまえ)()き、名前(なまえ)(した)左下(ひだりした)に「(ゆき)」と()く。ただし、応募要項(おうぼようこう)に、返信用(へんしんよう)封筒(ふうとう)宛名(あてな)に「(さま)」と()くように()かれていれば、「(ゆき)」ではなく「(さま)」とする。返信用(へんしんよう)封筒(ふうとう)裏面(うらめん)には(なに)()かない。

封筒(ふうとう)()(かた)

封筒(ふうとう)には、()(じょう)先頭(せんとう)に、()(じょう)(しる)されている順番(じゅんじょ)書類(しょるい)()れる。応募書類(おうぼしょるい)複数(ふくすう)あるときは、クリアファイルに()れるか、ゼムクリップで()めてもよい。

履歴書(りれきしょ)()らないときは、履歴書(りれきしょ)(おもて)手前(てまえ)になるように()れる。履歴書(りれきしょ)()っているときは、写真(しゃしん)部分(ぶぶん)手前(てまえ)になるように()れる。

応募書類(おうぼしょるい)封筒(ふうとう)()れたら、()(ぐち)部分(ぶぶん)に「(ふう)」「(しめ)」「(かん)」などと割書(わりが)きし割印(わりいん)でもよい)(くち)をしっかりと糊付(のりづけ)する。セロハンテープやステイプラー(ホッチキス)を使(つか)ってはいけない。

郵送(ゆうそう)方法(ほうほう)

履歴書(りれきしょ)応募書類(おうぼしょるい)普通郵便(ふつうゆうびん)(おく)るのが基本(きほん)である。()()直前(ちょくぜん)速達(そくたつ)郵送(ゆうそう)するのは印象(いんしょう)(わる)いので、期日(きじつ)余裕(よゆう)()って普通郵便(ふつうゆうびん)(おく)るようにする。書留(かきとめ)配達記録(はいたつきろく)などは、先方(せんぽう)手間(てま)をかける(受取(うけとり)のサインや押印(おういん)必要(ひつよう))ことになるので()ける。

履歴書(りれきしょ)持参(じさん)する場合(ばあい)

履歴書(りれきしょ)持参(じさん)する場合(ばあい)封筒(ふうとう)履歴書(りれきしょ)()らずにいれられるもの)に()れた(ほう)がよい。

封筒(ふうとう)表面(おもてめん)赤字(あかじ)で「履歴書在中(りれきしょざいちゅう)」「応募書類一式在中(おうぼしょるいいっしきざいちゅう)」と()いておく。宛名(あてな)などを()必要(ひつよう)はない郵送(ゆうそう)(おな)じように宛名(あてな)()いても(かま)わない)。ただし、裏面(うらめん)には、住所(じゅうしょ)氏名(しめい)学校名(がっこうめい)学部名(がくぶめい))を()くようにする。

同封(どうふう)したもののリストを作成(さくせい)して、応募書類一式(おうぼしょるいいっしき)封筒(ふうとう)()れる。

封筒(ふうとう)(ふう)をせず、すぐに(なか)()()せるようにしておく。

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