日文文書処理
[履歴書の作成]
[名刺の作成]
履歴書の作成
日本語で日本式の履歴書を作成しよう。ここでは、
- コンピュータで入力したもの
- 手書きのもの
の2種類を作成する。
履歴書の書式のダウンロード
まず、履歴書の書式(PDFファイル)をダウンロードしよう。
PDFファイルとは?
PDFは、Adobe Systemsが開発した電子文書の規格である。PDFの形式で作成された電子文書をPDFファイルという【参考:Adobe PDFってなに?(アドビ システムズ社のサイトの情報)】。
PDFファイルの閲覧には、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)など、専用のソフトウェアが必要である。Adobe Readerは、Adobe Systemsのサイトから無償でダウンロードできる。
PDFフォームへのデータ入力
データ入力用の履歴書書式("rireki_form.pdf")は、Adobe Readerなどを使ってフォームフィールドform field(インタラクティブinteractiveなフォームフィールド)へのデータの入力ができるようになっている(※なお、Adobe Reader以外のアプリケーションでは、正しく表示できない場合もある)。
すでに入力されているデータを参考にして自分の情報を入力しよう。自分の履歴書が完成したしたら、A4サイズで印刷してみよう。
注意:Adobe Readerでは、フォームフィールドに入力した内容をコンピュータのディスクに保存することができない。入力した内容を記録に残すためには、プリントアウトする必要があるので注意すること。
なお、正式には和暦(昭和**年、平成**年など)を使わなければならないが、外国人の場合は西暦でもよい。【参考:西暦・和暦・民国暦対照表】
証明写真の貼付
証明写真を貼付するときには、次の点に注意する。
- 3ヶ月以内に撮影したものを使う
- 写真の裏に日付と名前をボールペンなどで書くようにする(剥がれてしまったときのため)
- 糊をつけすぎないようにする
- 一般にはカラーで良いが、モノクロの方が正式とされることもある
PDFフォームへのデータの記入
手書き用の履歴書書式("rireki.pdf")は、コンピュータではデータの入力ができないので、プリントアウト(印刷)してから手書きでデータを記入する必要がある。
履歴書を手書きするときには、次の点に注意する。
- 読みやすい文字でていねいに書く
- 文字を崩したり略したりしない
- 黒か青のペンやボールペンで書く(鉛筆はダメ)
- 修正液や修正テープなどを使わない
『手書き用の履歴書』を印刷しよう。プリントアウトした『データ入力用の履歴書』を見ながら、項目を書き写そう。
手書きの履歴書とコンピュータで作成した履歴書
履歴書については、手書きの履歴書(本人の自筆によるもの)が正式な履歴書とされることが多い。
ただ、コンピュータで作成した方がきれいで見やすいので、コンピュータで作成した履歴書の方が手書きの履歴書よりも良いとする考えもある。
名刺の作成
PDFフォームを使って、学生用の名刺を作成しよう。
作成する名刺のイメージ
まず、名刺のフォーム[PDFファイル: 136KB]をダウンロードし、次にフォームフィールドに『氏名・住所・電話番号・携帯電話番号・電子メールアドレス』を入力する。
カラーインクジェットプリンタcolor ink-jet printerで厚めの紙に印刷し、カッターなどで枠線の内側を切り抜けば名刺になる。