風邪をひいたときなどに「医者に行く。」と言うことがある。この場合の「医者」は、特定の人間(=医師)を指しているのではなく、場所や施設(=病院)の意味である。
「医者に行く。」と「病院に行く。」とは、同じ意味で使われることもあるが、小さな施設(医院、クリニック、診療所)の場合を「医者に行く。」、大きな施設(総合病院、病院)の場合を「病院に行く。」と区別することもある。
病院・医院・診療所などには、以下のような違いがある。
病院・医院・診療所のちがい
法律での区別 | 一般的な区別 |
総合病院 そうごうびょういん | 入院用のベッドが100以上 内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科がある | 総合病院 そうごうびょういん | かなり大きい・入院できる・どんな病気でも大丈夫 |
病院 びょういん | 入院用のベッドが20以上 | 病院 びょういん | 大きい・入院できる |
診療所 しんりょうじょ | 入院用のベッドが19以下 | 医院 いいん | 小さい・入院できない |
クリニック | 小さい・入院できない |
診療所 しんりょうじょ | 小さい・田舎にある |