外線から直通番号(ダイヤルイン)への電話をとる場合
受話器をとったら、相手が話すより先に社名を名乗る。
「(はい。)[会社名][部課名]{です/でございます}。」
「(はい。)[会社名]{です/でございます}。」
※小さな会社ならば会社名だけでもよいが、一般的には会社名と自分の所属する部課名を名乗る。
※個人的な電話では「もしもし」というが、ビジネスでは「もしもし」といわないのが一般的である。
※「〜です。」でも「〜でございます。」でもよいが、女性の場合はよりていないな「〜でございます。」の方がよい。
お客様センター(顧客窓口/カスタマーセンター)などでは「お電話、ありがとうございます。」と付け加えることも多い。
内線電話や電話交換からの転送電話をとる場合
「(はい。)[部課名]{です/でございます}。」
内線電話や電話交換からの転送電話では、会社名を名乗る必要はない。「企画部です。」「総務課です。」のように部課名だけを名乗ればよい
外線から個人直通番号(ダイヤルイン)への電話をとる場合
「(はい。)([会社名])[部課名][自分の名前]{です/でございます}。」
個人直通番号(ダイヤルイン)への電話では、社名や部課名だけでなく、自分の名前も名乗るようにする。
「はい。育達設計、営業部、河野でございます。」
内線専用電話をとる場合
「(はい。)[部課名]([自分の名前])です。」(部署内で共用する内線電話の場合)
「(はい。)([部課名])[自分の名前]です。」(自分のデスクの内線電話の場合)
「(はい。)([部課名])[上司の名前+役職名]のデスクです。」(上司のデスクの内線電話で代わりに出る場合)
内線専用電話の場合は、外線が着信しないので会社名を名乗る必要はない。
〔電話の応対(電話を受ける)〕では、主に外線での会話について述べる。内線での会話については、〔内線電話での会話〕を参照せよ。