訂正する

間違(まちが)いであることを()らせる場合(ばあい)

基本表現

◎「お間違(まちが)いのようですが……。」

◎番号(ばんごう)(ちが)うようですが……。」

「×(ちが)います!」「×間違(まちが)いです!」「×どこにかけてますか?」などと()ってはいけない。

ここがポイント:

間違(まちが)電話(でんわ)であってもていねいに対応(たいおう)する

相手(あいて)間違(まちが)電話(でんわ)()びたとき

「すみませんでした。」「間違(まちが)いました。」「(大変(たいへん)失礼(しつれい)いたしました。」のように、相手(あいて)間違(まちが)電話(でんわ)()びたときは、(ほか)電話(でんわ)(おな)じようにあいさつのことばを()ってから()るようにする。

基本会話

◎自分:「MK(エムケー)クリエイトでございます。」

◎相手:「あ、すみません。間違(まちが)いました。」

◎自分:「はい。失礼(しつれい)いたします。」

指名(しめい)された人物(じんぶつ)存在(そんざい)しない場合(ばあい)

基本表現

◎「{○○でございますか?/○○でしょうか?}こちらに○○という(もの)はおりませんが。」

自分(じぶん)()間違(まちが)えた可能性(かのうせい)もあるので「伊藤(いとう)でございますか?」のように復唱(ふくしょう)して確認(かくにん)する(ほう)がよい。

相手(あいて)がかけている番号(ばんごう)電話先(でんわさき)確認(かくにん)する場合(ばあい)

基本表現

◎「{失礼(しつれい)ですが/(おそ)()りますが/こちらは[会社名]ですが}、{どちらに/何番(なんばん)に}{おかけですか/おかけでしょうか}?」

※「〜おかけですか?」だとキツく()こえる場合(ばあい)があるので、女性(じょせい)では「〜おかけでしょうか?」を使(つか)うのがよい。

基本会話

◎自分:「(おそ)()りますが、何番(なんばん)におかけでしょうか?」

相手(あいて)確認(かくにん)してきた場合(ばあい)

基本会話

◎相手:「あ、育達(いくたつ)システムさんじゃありませんか?」

◎自分:「いいえ、(ちが)いますが…。」

印象(いんしょう)(わる)いので、「×いいえ、(ちが)いますけど。」「×(ちが)いますね。」「×(ちが)いますよ。」などとは()わない。

基本会話

◎相手:「あれ?山口(やまぐち)さんのお(たく)じゃありませんか?」

◎自分:「いいえ、こちらは会社(かいしゃ)(なん)ですけれども。」

基本会話

◎相手:「2277-3219(にいにいななななのさんにいいちきゅう)ではないですか?」

◎自分:「あいにく、こちらは2777-3219(にいななななななのさんにいいちきゅう)でございますが。」

相手(あいて)番号(ばんごう)()間違(まちが)えたわけではなく、相手(あいて)()っている番号(ばんごう)そのものが間違(まちが)っているような場合(ばあい)は、自分(じぶん)会社(かいしゃ)名前(なまえ)()げてもう一度(いちど)確認(かくにん)してもらう。

応用会話

◎自分:「はい。談文商事(だんぶんしょうじ)でございます。」

◎相手:「あれ?福田商会(ふくだしょうかい)じゃありませんか?」

◎自分:「こちらは談文商事(だんぶんしょうじ)でございますが。失礼(しつれい)ですが、何番(なんばん)におかけでしょうか?」

◎相手:「2277-3219(にいにいななななのさんにいいちきゅう)なんですが。」

◎自分:「(たし)かにその番号(ばんごう)ですが、こちらは談文商事(だんぶんしょうじ)でございます。(おそ)()りますが、もう一度(いちど)確認(かくにん)いただけますでしょうか。」

◎相手:「あ、そうでしたか。すみません。失礼(しつれい)しました。」

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