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050628
誤解を招く単語。 may, maybe, probably, perhaps
perhaps と may, maybe と probabaly。
この3つはどうも日本人が勘違いしているようなので、
すこし解説しましょう。
今日の文。
It may rain this evening.
×今日の夕方は、たぶん雨になるでしょう。
○今日の夕方は、雨が降るかも知れない。
may に「おそらく、たぶん」という意味はありません。
may = may not なのです。
つまり実現可能性は50%。
だから、「そうなるかも知れない(けどそうならないかも知れない)。」
というのが may や maybe の意味なのです。
probably は80%以上。
だから、「おそらく、たぶん〜だろう。」で正解。
Probably he will not come.
たぶん彼は来ないよ。
perhaps は probably の反対で、20%以下。
ほとんど自信がない、とか、かなり遠慮して、丁寧に言ったり
する時に使います。
Perhaps, you've made a bad decision.
ひょっとすると、君は間違った決定をしたかも知れないね。
Perhaps, I'll come to your house next week.
を、「多分、来週君の家に遊びに行くよ。」
のつもりで言っても、相手は、
「ひょっとすると、来週君の家に行けるかも知れない。」
位にしか受け取りません。
これでは、意思の疎通は出来てないことになって、
もめ事の原因にもなりかねませんね。
英文法は、試験に必要なものと、
意思疎通に大切なものとに分けて、
会話重視の人は、こうした単語に気をつけましょう。
☆☆辞書の中の訳語の部分を訂正しましょう。
perhaps と may, maybe を引いて、「おそらく、多分〜だろう」
という訳語を全て二重線で消してしまいましょう。
そして perhaps は「ひょっとしたら/ことによると〜かも知れない」
という訳語にマーカでしるしをしましょう。その訳語がなければ自分で
赤で書き込んで下さい。
may, maybe は「かも知れない」という訳語にマーカでしるしを
しましょう。その訳語がなければ自分で赤で書き込んで下さい。
今日はここまでです。
では。