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050723
 
  リスニング攻略作戦 その2。
 
 リスニング力強化法。2回目です。
 
  今回は予告通り、Listening と Dictation についてです。
 
 
  Listening は聞くこと、
 
  Dictation は聞いて書き取ることです。
 
 
  Toeicの得点 up 大作戦で、少し説明しましたが、
 
 さらに詳しく解説しましょう。
 
 
  使う教材は、やっぱり Dialogue 1800 。
 
 
  別に旺文社の回し者ではないんですが、
 
 この教材に関してはなかなか素晴らしいので。
 
 ただ、そろそろ改訂版を出して欲しいとは思ってます。
 
 
  この本なら、複数回(最低100回でしたね)聞い
 
 ても飽きない内容になっています。それが大切なんで
 
 す。
 
 
  もちろん、同じような教材を持っている場合には
 
 それでもかまいません。
 
 
 
  さて、その2についての具体的内容です。
 
 @リスニング。
 
 Aディクテイション。
 
  自分の好みや気分で、この文は@でやってみよう、とか、
 
 この文はAでやってみよう。という感じでかまいません。
 
 
 @リスニング。聞き取り。
 
  これに関しては、ほぼ繰り返しの説明になります。
 
  一つめの、初めて聞くダイアログを聴く。この時、本を見ては
 
 いけません。全く初めての文であることが必要です。何を言って
 
 いるか、全く分からない人も、それでかまいません。何回でも聞
 
 きましょう。5回〜10回一生懸命聴きます。
 
 
  それから、テキストを読み、訳と単語を確認します。
 
 
  新しいページも、この作業を、同じように繰り返していきます。
 
 始めは、何を言っているのか全く聞き取れなくても、3つ、4つ、
 
 5つと進むにつれて、だんだん耳が慣れてきます。
 
 
  ここで注意すべき事は、「初心者だから、もっと易しいものがいい。」
 
 という甘ったれた考えを持たないことです。
 
 
  これもまた繰り返しになりますが、アメリカなりイギリスなりへ
 
 行った場合、ホテルのフロントで、あるいは駅の構内で、道に迷っ
 
 た時、基本表現だけで会話してくれることなどないんです。普通の、
 
 本物の会話を使って練習するのが一番です。でも、本番とは違って、
 
 自分の好きなだけ何度でも繰り返せる。それで十分初心者用の練習
 
 になっている、と考えましょう。
 
 
 
 Aディクテイション。書き取り。
 
  これも初めて読む文を使います。
 
  一人分のセリフを聴き、書き取ります。2〜3行の文で十分です。
 
 10回聞いてどれほど書き取れるかやってみましょう。半分以上
 
 聞き取れれば、それが自分にとって丁度いいレベルと言えます。
 
  5〜6回で8割以上書き取れる人は2人分のセリフに増やして下
 
 さい。
 
 
  上の方法で、全然出来ない人、2割〜3割くらいしか出来ない人
 
 は、次の方法を試してみて下さい。
 
 
  まず、チェックペンを使って、テキストの単語を抜きます。
 
 1行に付き、2つずつくらい、連続した単語を抜いて下さい。
 
 どの語でもかまいません。2つの続く語を1行中で一カ所です。
 
 
 例えば、 Could you do me a favor? Don't call me.
 
      お願いがあるの。電話しないでね。
 
 (今後つきあいたくない嫌な相手に女性が言っているセリフ。)
 
 という感じです。この時、くれぐれも内容を読まないようにして
 
 下さい。どこでもいいから、読まずに、抜くんです。
 
 
  あるいは、誰か別の人にやってもらってもいい。本当にどこでも
 
 いいので誰にでも出来ますよね。
 
 
  5行以上ある文を使ってやってみましょう。
 
 それが出来たら、シートで隠して、聴きながら、書き取りをします。
 
  この場合も10回でどこまでやれるかやってみましょう。
 
 
 10回でだめなら、好きなだけ回数を増やしてもかまいません。
 
  最初は、出来るまでやってもいいし、10回であきらめてもいい。
 
 大切なのは、一生懸命聞くことであって、点数を取ることではあり
 
 ません。だんだん慣れて聞き取れるようになることが目的です。
 
 
  10位の文章で練習して、少し慣れてきたり、8割ほど埋められ
 
 るようになったら、抜く数を3つに増やしましょう。すると、また
 
 突然書き取りにくくなります。それがあたりまえなので、あまりが
 
 っかりしないこと。
 
 
 今日はこの辺にします。
 
 
 次回は、「〜ながらリスニング」と「シャドウイング」についてです。
 
 では。
 
 


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