☆★☆ブログのページから★☆★ bl050728
050728
リスニング攻略作戦 その3。
リスニング力の強化法。3回目です。
今日は、
@「〜ながら」リスニング。
Aシャドウイング。
の2つについて説明します。
どちらも効果の高い方法です。
これも、自分の好みや気分で、この文は@でやってみよう、とか、
この文はAでやってみよう。という感じでかまいません。
@「〜ながら」リスニング。ほぼ繰り返しの説明です。
読んで納得した文つまり、その2の段階を終えた文で
すが、それを、とにかく聞きましょう。
ここからは、大切なのは回数です。テキストを見なが
ら聴くも良し。見ずに聴くも良し。目標は100回でし
たね。最低でも100回です。
「〜ながら」の方が良いことは説明しました。
1日の中で、必ず行う作業に重ねるのが理想的です。
歯を磨きながら。朝起きたら着替えながら。
片付けものをしながら。
改めて時間を取る必要もなく、習慣づける事が出来る。
その上、毎日必ず聞く癖が付きます。ちなみに、僕は、
朝起きてから家を出るまで(実は昼過ぎなんですが)2
時間以上、ずっと英語がかかっている状態にしてます。
何かをしながらのこの方法でも、十分効果はあります。
もちろん、たまには、テキストを見ながら、気合いを入
れて聴くのもいいですよ。
この方法でダイアログを50も聴き終える頃には、か
なり耳が英語に慣れてきます。
前回、英語学習を山登りにたとえましたが、山に登る
時は一歩一歩前を向いて、頂上に向かって行きますね。
でも、ある程度登ってからなら、振り返って景色を楽し
むことが出来る。このくらい、つまり50くらいのダイ
アログを終える頃には、その段階に来てますよ。それを
楽しみに一歩一歩登って下さい。残念ですが、10歩や
20歩登った程度では、その前の段階と景色は全く変わ
りません。そこで迷って横にそれたり、下に戻ったりし
ないことが大切です。僕が必ず素晴らしい景色を見せて
あげます。しっかりついて来て下さい。
ではもう一つの方法に移ります。
Aシャドウイング。
これは、影のように後からついて行く、と言う意味で、
聞いた言葉をそのまま、繰り返すんですが、相手の言葉に
重なるくらい、間を開けずについて行くことが目標です。
もっと言うなら、追い越してしまうくらいの気持ちでやり
ましょう。
You've gotta be kidding. (gotta=got to)=You have to be kidding.
冗談だろ。
の You が聞こえたらすぐに自分も You と始める。
相手の gotta を待たずにです。そして You をいいながら
gotta を聞く。
こう言うと、初めて聞く人には神業に聞こえるでしょう
ね。確かに簡単なことではないです。試しに日本語でやっ
てみて下さい。ニュース番組とかを使うと丁度いい練習が
出来ます。日本語ですら難しい作業であることが分かりま
す。
でも、実はこれほど良い練習法はない、と言ってもいい
くらい効果の高いものです。同時通訳を目指す人たちが必
ず通過する練習法の一つでもあります。この方法なら、単
語や表現の発音にとどまらず、文全体の流れ、抑揚、間の
開け方まで身につけることが出来ます。そういうことを意
識してやれればより効果が高くなりますが、最初は無理せ
ず、とにかくやってみて下さい。
中級者でも結構難しいので、最初は読んで理解した文を
使って練習するのがいいでしょう。
始めは全然出来なくてかまいません。出来る部分が少し
ずつ増えていくことを楽しみましょう。
全くの初心者は@だけをしばらくやってから、たまにAを
やってみる。そんな感じでもいいです。
上級者は、初めて見るテレビ番組とか、ニュースを使って
練習をすると手応えがあって良いですよ。
以上、3段階5種類の方法について、出来る限り細かいところ
まで説明したつもりです。この中から色々試してみて、自分に合
ったものを取り入れてやって下さい。
自分が一番楽しめる方法を使って、焦らず、一つずつ階段を登
りましょう。やることがいっぱいあると言うことは、ず〜っと楽
しめる、ということでもあるんです。
Challenge yourself and let's enjoy the process.
限界に挑みつつ、何でも楽しんじゃいましょう。
If you can enjoy it, you can do much much much better.
楽しい道が達人への道です。
See you!
では。