International Energy Agency
Energy Conservation in Buildings and Community Systems

国際エネルギー機関(IEA)

 
   
 

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目次  
  IEAとは?
EBC(元のECBCS)とは
日本の窓口機関は
日本が参加したECBCSEBS)研究プロジェクトは?
Annexの全体像は?
Annex活動の詳細紹介(中原担当Annexのみ)
 Annex16:BEMS
 Annex25:BOFD
 Annex40:HVAC Commissioning
 
     
IEAとは
 

IEAは、第一次石油危機後の供給不安を背景にアメリカの提唱により1974年に設立された。先進石油消費国の国際機関。本部はパリ。加盟国は日本を含め28カ国(2014年現在)。当初OECD(経済開発協力機構)の下部組織であったが財務的・人的にはOECDより独立した機関として活動している。国家間を緊急かつ適切に処理できる独立した国際機関として「諸国際機関」の分類に位置付けられている。

IEAの内部組織はその目的に対応して「緊急時消費国間の原油を融通し合える機能があること」、「石油市場の動向を十分把握しておくこと」、「緊急時のみならず消費国間の協力態勢を長期的問題として取り扱うこと」、「これらのためにエネルギー有効利用と技術開発を有効に行うために参加国が共同して研究すること」、「現在IEAに参加していない地域に対しても問題に対処できるようにすること」として、理事会の下に五つの常設作業部会がある。

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EBC(元のECBCS)とは  
 

建築関連省エネルギー部会はECBCS(Energy Conservation on Building and Community Systems)として、「エネルギー技術開発委員会(CERT)」の下の「最終用途技術部会」の下の研究開発部会として位置付けられた。その後、作業分科会(Annex)は 2014年12月現在まで69のプロジェクトが設定されており、Annex 59以降の部会はEBC(Energy in Buildings and Communities Programme)と呼ばれるようになった。

IEA建築関連研究開発業務への協力体制とその活動状況について(1994.1, IBEC No. 80)

EBC研究プログラムの目的と内容

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日本の窓口機関は
 

日本ではIEA建築関連協議会が窓口となってIEA理事会に対応しており、事務局ははじめ住宅建築省エネルギー機構(IBEC 現、建築環境・省エネルギー機構)と日本建築センター(BCJ)にあったが現在は建築・住宅国際機構(IIBH)が担当している。IIBHにおいては国際基準研究部会の下に位置付けられ、各Annexの国内外での活動状況を検討するとともに、Annexを統括する執行委員会への参加を行う。研究事務局は現在もIBECにある。

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日本が参加したECBCSEBS)研究プロジェクトは?  

日本は1987年にAnnex16 (Building and Energy Management Systems - User Interfaces and System Integration)に始めて参加し、それ以降、下記に示すAnnexに参加を続けて貢献している。委員長は国内委員会の委員長である。


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Annexの全体像は?  
 

日本が参加したもののみでなくプロジェクトの全体像を見たい方は以下によってください。

 
 

IEA/EBC/Annexプロジェクト一覧

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Annex活動の詳細紹介  
  以下は、筆者(中原)が国内委員会の委員長を務めたAnnexについての詳細情報を紹介する。
 
 

Annex16:Building and Energy Management System -User Interfaces and System Integration

 
 

1.1   Annex16成果物(リストのみ)

 
 

 ・Specifications and Standards for BEMS, Sept, 1991、IEA
 ・A Guide to Sensors for BEMS, May, 1991、IEA
 ・Cost Benefit Assessment Methods for BEMS, June, 1991、IEA
 ・Case Studies of BEMS Installations, Sept., 1991、IEA

 
 

1.2   解説記事(IBEC)

 

 @プロジェクト開始時ノ事前考察、1988.9

 Aプロジェクト終了時の解説記事、1992.9
 BAnnex16研究開発成果とその展開

1.3 BEMSの階層と構成

Annex中に筆者(中原)が定義づけたもの。これに関連して、プロジェクト名は当初の”Building Energy Management System” ” Building and Energy Management System”であるべきとして名称変更を求めた。

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Annex 25: Real Time Simulation of HVAC Systems for Building Optimization, Fault Detection and Diagnosis(BOFDD)

 
     

2.1   Annex25成果物(リストのみ)

 

 ・Building Optimization and Fault Diagnosis System Concept, Oct., 1993、IEA
 ・Building Optimization and Fault Diagnosis  Source Book, Aug., 1996、IEA
 ・Real Time Simulation of HVAC Systems for Building Optimization, Fault Detection and
  Diagnosis, Technical Reports of IEA Annex 25, Nov. 1996、IEA

 

2.2   解説記事(IBEC)

 @Annex25対応研究委員会の研究状況、1994.1

   Aビル管理システム及び最適化と検知・診断システム、講演会テキスト、1996.1(ファイルなし)  
     
 

2.3 BOFDDの全体構造

 
 

ライフサイクルコミッショニングにおける位置づけ(中原)

 
   
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  Annex 40: Commissioning of Building HVAC Systems for Improved Energy Performance  
  3.1   Annex40成果物(リストのみ)  
  ・Commissioning tools for improved energy performasnce, 2005, IEA
・国内委員会報告書:省エネルギー化のためのビル空調設備のコミッショニング 研究報告書、2005.3、建築環境・省エネルギー機構
 
  3.2   解説記事等  
  Annex40対応研究委員会の研究状況、IBEC、2004.11
・Annex40ホームページ:http://www.commissioning-hvac.org/
 
  3.3   Annex40におけるコミッショニングプロセスの定義  
   
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関連ホームペジサイト                  
  IBEC:  http://www.ibec.or.jp/
  IIBH:   http://www.iibh.org/

  Anne40:  http://www.commissioning-hvac.org/
  IEA/ECBCS: http://www.ecbcs.org/

 

     

 
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