| 昨日から北海道へ４５回目の旅行。単独で空路、釧路へ飛び、空港から釧路駅までリフト付きタクシー、そこから釧網本線に乗り摩周駅。そこから友人がリフト車で迎えに来てくれていた。 夕べの少し飲みすぎた酒もなんのその、朝は気持ちよく目が覚める。 午前中は友人に連れられて喫茶店に行き、のんびりしていたのでそこで昼食。ふと壁に貼られていたチラシを見ると、取手の仲間と１１月に行なおうとしていた、アーティスト・津久井克行さんのライブのチラシだった。マスターから津久井さんの人となり、歌の話で盛り上がった。１１月がまた楽しみになった。 午後から今回の目玉であるカヌーに乗る。 ライフジャケットを着用しても水面に落ちたらうつ伏せになってしまうのは既に経験済み。そこで友人が考えてくれたのはビーチボールの空気を少し抜いておき、パンティストッキングの中に押し込み、その状態で腹部に巻く。これで水中に落ちても大丈夫？ カナディアンタイプのカヌーに３人で乗り込む。私は友人が作ってくれた特製のシートに座り先頭に陣取る。真ん中に私の体勢が崩れた時に直してくれる人、後ろにこぎ手。 屈斜路湖からスタートし、いよいよ釧路川の源流に入り込む。静かだ。何の音もしない。耳に入ってくるのは鳥のさえずり、水のせせらぎ、それに風の音だけだ。国立公園の中ということもあって川にある倒木さえも、簡単には取り除くことは出来ない。倒木の下をくぐると水鳥の親子が７羽。自然、という言葉の意味が今回、本当に判った気がした。 わずか４５分のツーリングだったが車の騒音が聞こえてきたところで終わった。 また釧路川に会いに来よう。
|
