ホーム 理  念 法人概要 活動内容 事業内容 イベント情報 報 告 移送サービス
・・de04北海道旅行(06年春)・・
デンクル日記へ
×月×日
 5月下旬、北海道に行く。今回は我孫子市に住むО君が一緒のため楽しくなりそうだ。それにしても羽田空港へのアクセスがまた楽になった。浜松町の駅にエレベーターが設置され、山手線から東京モノレールのホームまで行くのに従来より10分も短縮。途中で煙草が吸えなくなった。
 羽田から釧路へは飛行機。釧路からは連れがいるということでリフト車を借りる。
 釧路空港のトヨタレンタカーには2台のリフト車があり、内1台は車椅子が2台乗るハイエース、もう1台は車椅子1台仕様のノア。もちろんノアを借りた。参考までに5日間レンタルして料金は52,000円。割高感はない。
 釧路から弟子屈に向かう。途中、釧路湿原が見渡せる展望台に立ち寄る。夕暮れ時とあって寒い。弟子屈に着く頃、道路脇の電光掲示板に出ていた外気温は5度。
 こっちの真冬より寒いじゃないか。
 自分とO君との共通の友人の所へ立ち寄り挨拶。
その後、今夜の宿泊先「ピュアフィールド風曜日015-482-7111」に向かう。ここは2回目だが完全なバリアフリーになっており、使い心地がいい。各室には使いやすいバス・トイレが付き、大浴場にはリフトまで備え付けられている。入浴前に夕食を済ます。O君は日本酒、自分はビールで乾杯する。
×月×日
 翌朝お互いに歳が近いせいか早くに起床する。朝食後、直ちに車に乗り込み、東藻琴村(大空町)にある「芝桜公園」に行ってみる。
 山一面に色鮮やかな芝桜が模様を作っている。それが一つの絵になっている。
 本日はあまり知られてないところを見て回り、この日記は飛ばして夕方。
 今夜は自分がこちらに遊びに来て初めて出来た友人のところに二人して泊めてもらう。ここのご夫婦のところに来ると風呂入れからご飯を食べさせてもらうことまで、全部やってもらえる。ご主人は全く飲めないので三人して乾杯。
×月×日
 朝ごはんをしっかりと頂き、車に乗り込む。今日は地平線が360度見渡せる丘?
開陽台を目指す。この場所は20年前からこちらに来るたびに余裕がある時には立ち寄っているところ。北海道をかんじる自分の原点だ。
 その後、また戻るような感じで屈斜路湖砂湯に行く。白鳥が群れを形成していたり湖畔の砂浜を、少し掘れば温泉が出たりと大いに楽しめるが、ちょっと観光地化されていて気になる。トイレに行きたくなり、最近出来たような立派な多目的トイレに入る。しかし、床にう○こが落ちていてちょっと入れそうにない。もう1ヶ所どこかにないか、と付近の土産物屋さんに訪ねるが車で20分かかるという。とそこに通りかかったのは付近を掃除してくれているおばさん。訳を話し、大急ぎで掃除をしてもらい事なきを得る。
 ありがとう、おばさん。
 終わって待ち合わせの場所へ急ぐ。
 去年6月に来た時にも乗せてもらって屈斜路湖から釧路川を下ったが、今回はO君とともに乗せてもらう。去年と同じように釧路川源流を約1時間にわたり、本当の意味での自然を満喫する。O君も大満足。
 今夜の宿泊は屈斜路湖半にある「自然塾」内にあるログハウス。ログハウスといってもバス・トイレ暖房付き。ベットだって別室に二つある。自分と共通の友人、弟子屈のH君、それにH君が勤める地元の小規模作業所の利用生数人と泊まることになった。知的障害を持つ彼らだが、自分がこちらに来た時には手助けしてくれる大事な仲間。テラスに椅子を持ち出し、バーベキュー。最初はビールで乾杯したが、寒くなり(気温8度)焼酎になる。かなり酔い、泥酔状態になった。
×月×日
 頭が痛い。どうやら二日酔いか。それでもトイレを済ますとすっきりし、車に乗り込む。今日はH君が休みなので付近を案内してくれることになった。まずは多和平へ行く。ここも地平線が360度見渡せる展望台があり、きれいなところ。遠くに牛が多数見える。ここには地元の福祉作業所の経営する売店がある。
次に「神の子池」。摩周湖は一年中水位が変わらないと言われているが、どうやらこの池が関係しているらしく、透明度が高く、光の加減で水の色が緑色に見えるから不思議。その摩周湖を裏から見られる場所に移動する。観光客もここでは少なく、カムイシュ島が正面に見える。そして反対側に回る。観光客も多い。早々に退散。
 硫黄山に行く。今でも噴煙を上げ硫黄のにおいが辺りを漂う。ここに来ると地球が生きているんだな、とつくづく感じる。
遅い昼食を取り、H君を送り、今夜の宿泊地「風曜日」へ。この旅行最後は慣れていてゆっくり出来る場所を選んだつもり。
ここまで無事に来たことに乾杯。
×月×日
 遊びに来ていると日にちが早く過ぎる。
 気が付けば今日はもう帰る日。洗濯物とか不必要な物を宿から宅急便で自宅に送る。最後に屈斜路湖和琴半島に行く。この半島の遊歩道を湖沿いにしばらく歩くと、露天風呂がある。以前、立ち寄った時にはただの風呂だけだったが、観光客のためなのか立派な脱衣場も出来、風呂自体もきれいになっている。ちょっとがっかり。湖は風が強いせいか波が立っている。風呂に入りたかったが寒そうなので止める。しばらく屈斜路湖を眺めた後、釧路空港へさっさと向かう。
 空港でやることは毎回同じ。軽く食事をし、お土産を買う。かのチョコレートで有名な六花亭も売っているし、大体のものはここで揃えることにしている。父の好物の「わかさいも」(芋風味の焼き菓子)も忘れずに購入した。
 3時過ぎの羽田行きの飛行機で無事に帰宅した。

北海道旅行 北海道旅行
芝桜公園  屈斜路湖から釧路川下り
北海道旅行 北海道旅行
北海道旅行 北海道旅行
神の子池