9月29日(土)

 龍ヶ崎市にある、NPO法人ユーアンドアイの研修会に、宮脇夫婦が招かれました。
 NPO法人ユーアンドアイは「歳をとっても、障害があっても、住み慣れた地域の中でその人らしく、心豊かに暮らしていけるそんな新しい“ふれあい社会”を目指しています。」をモットーにして助け合い精神で活動しているNPOです。 NPO法人活きるも創設当時、ユーアンドアイの精神を見習い、活動内容もお手本にしていました。 今回の研修会は、NPO法人ユーアンドアイが運営する介護ステーションのヘルパーさんや助け合い活動に参加されているボランティアの方々が集まって勉強をされる会でした。 その会で、宮脇夫婦は、自分たちの闘病・介護経験とNPO法人活きるの活動内容をお話しさせていただきました。

 まず、満理子がクモ膜下出血を発症した経緯と、入院中の出来事、退院後のリハビリや、社会参加に至るきっかけなどをお話して、身近の方で同様の事態が起こったときの参考にしていただきました。
 その後、NPO法人活きるの設立目的や活動内容をお話しました。 ユーアンドアイさんも龍ヶ崎で活きると同様の移動サービスを展開し、茨城県の移動サービス団体のまとめ役もされています。 活きるとの大きな違いは、活きるは当事者団体で且つ支援団体であることです。 移動サービスに関しては、利用者であるとともにサービス提供者であることです。 即ち、利用者が望むこと、利用者の気持ちを理解しやすい立場なので、比較的キメの細かいサービスを提供できていると自負しています。 また、利用者さんの背景を理解し、各利用者さんに即した個別の対応をして、利用者さんに喜ばれるようにスタッフ全員が努力しています。 当然、ユーアンドアイさんも同様の考えで、理解していただき、私たちの活動が間違っていないことが確認できました。

 話を聞いていただいたあと、満理子の車椅子や特製スカートを見ていただき、宮脇所有車に実際に満理子を移乗するところを見ていただきました。 ユーアンドアイとは、今後も強い協力関係を築き、情報交換をしながら、お互いにより発展させることを約束しました。

宮脇貞夫